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東京のまた行きたい場所~新国立競技場~

5月から東京から大阪に引っ越したので、東京のまた行きたい場所についてまとめておこうと思う。今のところ、一番また行きたいと思った場所はタイトルの通り新国立競技場だ。

新国立競技場を見学した

今年の3月末に新国立競技場の見学に行った。

当日、ものすごく曇っていた

運動不足解消のために散歩で目的地を設定するときに、せっかくなら、私の推しである嵐の聖地の新国立競技場まで足を運ぼうと思ったのだ。
(※なぜ嵐の聖地が新国立競技場なのかというと、同地で単独の音楽公演として初開催したアーティストが嵐だから)

公式HPを見たら、競技場の中を見学できるとあったので予約して見学することにした。

見学の内容

見学代は大人1000円。見学時間は60分と案内されるが、完全入れ替え制ではなかったので、それよりも長くいることもできそうではあった。写真撮影もOKだった。

見学できるエリアはスタジアムの4Fのエリアで、座席も一部座ることができた。(今公式HPを確認すると、4月から見学内容が変わっていて大人1400円~だった。)

見学している人数も20~30人ほどで多くなく、写真もたくさん撮れた。

見学の風景

見学エリアに入ると、全体を一気に見渡すことができる。

スタジアムを一望

天気は曇りだったが、屋根部分があるので写真を撮ろうとすると逆光になりやすかった。
まだ東京2020の撤収作業中で、芝生のエリアにオリンピックのロゴが残っていた。
椅子はアースカラーの5色で構成されていて、遠目から見ると人が座っているように見える。

緑がかわいかった
見上げると迫力のある屋根

屋根部分は木が使われていて、迫力があった。お寺の屋根を下から見上げているみたいだった。コンセプトの「杜のスタジアム」がひしひしと感じられる。

座席の案内

競技場内に使われているフォントは、あとで調べたらヒラギノゴシックとVectoraだった。

見学したエリアの案内図

見やすいコントラストの案内図もあった。

水を使わず、石と砂利で水の流れを感じさせる枯山水のように
新国立競技場に残されたTOKYO 2020や、ロゴによって東京オリンピックを感じられた。

競技場を出ると、「国立競技場」の看板前で写真を撮っている人が多かった。

看板は、どの角度から見ても読める仕様

ここで嵐も写真を撮っていたので、3月に購入した生写真と一緒に、同じ画角で写真を撮った。
(生写真を買いに行った話はこちらのnoteを参照)

※生写真部分にはぼかしの加工を入れている

「この木の前で嵐が5人並んでいたのか…」と浸りながら撮った。

どうしてまた行きたいのか

今年の3月に行ったばかりで、じっくり見学できたのに、どうしてまた行きたいのかというと、2つ理由がある。

ユニバーサルデザインの教科書になりうる建物だから

見学からしばらく経ってから、新国立競技場の案内表示のフォントに何を使っているかを調べた際に新国立競技場のユニバーサルデザインについてまとまっている資料(公式)を見つけた。

新国立競技場の整備事業におけるユニバーサルデザインワークショップについて (pdf)

「新国立競技場の整備事業におけるユニバーサルデザインワークショップについて」より引用

こんな感じで1ページに1つのユニバーサルデザインの事例がまとまっていてとても見やすい。

無意識に押していたエレベータのボタンや、ぼーっと見ていた標識の裏側には、こんなにユニバーサルデザインが盛り込まれていたのか…と後から資料を読みこんで気づいたのだ。

良いデザインは不便さや、なにかしらの引っ掛かりを覚えることがないので、すぐに気づくことができないのだな…と実感した。
この資料を片手に、もう一度実物を見に行ったら、面白さが増すはずだ。

嵐の有観客ライブ@新国立競技場が実現した暁に行きたいから

活動休止前に嵐は新国立競技場でライブを行っていたが、コロナ禍の影響で、無観客でのライブになってしまった。

嵐が活動休止が開けて新国立競技場に戻ってくることになったら、チケットを当てて行きたい。
公式生写真を持って競技場を見学したことで、より一層に推しを感じることができたし、ライブの実現を強く祈る…!

さいごに

新国立競技場は東京オリンピックのレガシー、隈研吾の建築の美しさ、ユニバーサルデザインの実践、嵐の聖地、という様々な切り口で楽しめるスポットだと思う。
新国立競技場の見学はあまり宣伝されていない(?)ので、行ったことがない人はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう〜

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