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2024年5月9日(木)「未利用魚・ウツボ」

今日の東京は朝方に雨、午前中は曇り、午後からは晴れ。
朝方の最低気温は随分と冷え込んで10℃弱、日中の最高気温も19℃弱迄しか上がらず。最近にしては珍しく、最高気温が20℃にも行かなかったですね。明日以降はお天気回復、また夏日が続く天気になるようです。さて、

昨日は「有害鳥獣(ではないですが)・ヒドリガモ」についてお届けしましたが、本日は「未利用魚・ウツボ」についてお届けしたいと思います(冒頭写真、開き方がヘタクソなのが中骨の様子でバレてしまいましたね(恥))。

ウツボ。
多分、知らないヒトはいない位メジャーなサカナではあります。とっても獰猛で「海のギャング」なんて呼ばれたりもしているサカナの一つだったりもします。水族館なんかに行けば、大抵見られるサカナなのでメジャーなんでしょうね。
でも、食と言う観点からこのサカナを見てみると、一部地域では良く食べられているトコロもありますが、一般的には市場に出回るコトも少ないですし、魚屋さんやスーパーなんかに売り物として並べられているコトは殆ど皆無ではないかと思われます。その意味では、未利用魚と言っても良いのかな?と思います。

そんなウツボ。
良く食べられる地域として有名なのは、千葉の南房総の「ナマダ」(ウツボのコト)の干物、高知の「ウツボのタタキ」、五島列島の「キダコ」(コレもウツボ)の刺身、辺りでしょうか。実家近くのホームグランド市場「一色さかな村」のサカナ屋さんには時々活けモノのウツボが売られていて、とある日にお手頃のサイズのモノが600円で売られていたので、早速購入。

マズは締めて血抜き。その後、塩でヌメリ取り。アトはウナギやアナゴと同様に背開き。ホネが硬いですね。開いてしまえば、アトは煮るなり焼くなり。

塩でヌメリ取り。
鰻やアナゴと同様に背開き。


今回は、短冊状に切り分けた身をバーナーで炙ってポン酢をぶっ掛けただけのタタキと塩焼に。ホントは蒲焼にしたかったのだけれども、タレ作るのとタレ付けながら焼くのが面倒だったので(汗)タダの塩焼に。またぷるぷるの皮のゼラチン質を愉しみたくて煮付も考えたのだけれども、コレも面倒でヤメた(笑)。

ウツボのタタキ
兜の塩焼。

何れにせよ。
ホネ切りをキチンとしないと少々厄介ではあるものの、身質は白身でとってもお上品な味わいで、皮目にも旨味が詰まってて、全般的に大変美味しいおサカナでありますね。こりゃあ、もっと色々な食べ方で食べないとイケない魚ですよ。
フツーの市場では中々入手が難しいのが難点ではありますが、入手出来ればお出ししたい逸品でありますね。

本日はコレにて。
明日は「開業準備・レジ&オーダー系システム選び」について書いて行きたいと思います。


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