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2024年5月2日(木)「内臓料理(魚)・アナゴの肝」

今日の東京は夜半に雨、その後曇り、午前中遅くからは晴れ。
朝方の最低気温は11℃、日中の最高気温は21℃迄しか上がらず。でも、爽やかな一日でありましたね。さて、

昨日は「漁師料理・貝焼き味噌」についてお届けしましたが、本日は「内臓料理(魚)・アナゴの肝」について書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

アナゴの肝。
コレはあんまり口にするコトは無いのではないかと思います。そりゃあ、穴子専門店に行くか、釣って来たか買って来たアナゴを自分で捌かない限りは食う機会なんて無いでしょうからねぇ。
自分は、以前から築地や豊洲市場で丸のアナゴを買って来ては自分で捌き、ふっくら煮アナゴにしたり、白焼にしたり、時には刺身で食ったりなんかもしていたので、その副産物(?)としてのアナゴの肝については、面倒でも下処理をして焼いて食べたり煮て食べたりしてました。そりゃあ美味いモンですよ、アナゴの肝は。

ただ、矢張り下処理は少々面倒。アナゴの内臓には大抵アニサキスがいるので、ソレを目視し乍らキレイに取り除くのが第一関門。また、苦玉(胆嚢)は潰さぬように除去するのも大事。アトは胃袋と腸に入っている内容物(コレが中身に拠っては可也匂ったりする)をキレイに扱き出し、浮袋を取り除けば下処理は完了。

自分はアルミホイルに乗せて塩を振って塩焼にするコトが多いけれども、煮るのも美味いですよね。ただ、酒のツマミとしておカネを取って提供出来るようにする為にはある程度纏まった量を用意せねばならぬ為、アナゴ10匹捌いて1~2人分しか取れないでしょうから、梅雨時の旬の盛りの時季の限定メニューとせざるを得ないでしょうねぇ。でも、豊洲にはアナゴ専門店もあるので、ソコに頼めば分けて貰えるかもな(そう言えば、ソウルのノリャンジン市場にあるアナゴ屋ではアナゴ数本買うと、肝をどっさりオマケでくれてたコトを思い出した…)。
今度豊洲のアナゴ屋に聞いてみよう。

と言うコトで本日はコレにて。
明日は「有害鳥獣・鹿のスネ肉のシチューとカレー」について書いて行きたいと思います。

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