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2024年2月5日(月)「二十四節気・立春(りっしゅん)」

今日の東京は曇りのちみぞれ、のち雪。
朝方の最低気温は2℃台、日中の最高気温も5℃にも届かず。午後雪になってからは気温がぐっと低下して0℃近く迄。
週末からの南岸低気圧による寒さはまだ続いてますね。
昨日立春入りとなり、新たな節気が始まりました。七十二候でも二十四節気の立春の初項「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」(春を呼ぶ風が氷を解かす時季)となりました(南岸低気圧の発生が立春を境に多くなる、と言うのは初めて知りました)。コレからは三寒四温で徐々に暖かくなって行くのでしょう。さて、

先週末は「有害鳥獣(ではないですが)・コガモ」について書きましたが、上述の通り立春入りしましたので「二十四節気・立春(りっしゅん)」についてお届けします(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

立春。
冬が終わり春の気配が立ち始める頃、ですね。現実にはまだまだ春は遠いような気もしますが、ソレは元々二十四節気が中国で作られたモノであって、地理的にも気候的にも多少のズレがあるワケなので、已むを得んコトなのだと思います。が、春は着実に近づいているカンジはしますよね。
尚、今年の立春は昨日2月4日(日)に始まり、次の雨水(うすい)が始まる前日の2月18日(日)迄の2週間となります。暦の上では、立春から立夏(今年は5月5日)迄の間が春、と言う区分になっているようです。

この時季に美味くなって来るサカナとしては、そろそろ春告魚とも言われるメバルニシンなんかも市場に並び始めてますし、マダイムツサヨリシラウオシロウオワカサギヤナギムシガレイトビウオなんかもエエですねぇ。渓魚ではイワナかんかもありますし。軟体系ではイイダコも出始めてますし、コウイカヤリイカなんかもエエですね。アサリハマグリ赤貝バカガイ(アオヤギ)なんかも良くなりつつあります。

この時季に旬を迎える野菜としては、豊洲の青果市場等には栽培モノではあるようですが、蕗の薹・こごみ・タラの芽・ウルイ・蕨等の山菜類が出てますね。セリ・明日葉等も良いようですし、セロリ・芽キャベツ・高菜・芥子菜等も出始めてます。じゃがいも、さやえんどうなどもスーパーにずらり。
海藻系では、新ワカメなんか今の時季にしか食えないしゃぶしゃぶにしたり、新ヒジキなんてのも良かったりしますね。

果物では、イチゴは多種多様な品種がスーパーにズラリと並んでますし、キウイフルーツ等も出たりしてます。金柑や文旦等の柑橘系もまだまだイケる時季ですね。

お花的には、この時期は蝋梅でしょう。梅は別名を春告草とも呼ばれるそうですし、2月の別名は梅見月ですから。岡山の後楽園水戸の偕楽園金沢の兼六園は日本三大と言われているようですが、そうじゃなくても見どころは沢山。色んなトコロで梅見物もしたいですね。河津桜もこの時季には満開になって行くのでしょうか。雪柳・チューリップ・パンジー等も良いようですが、この辺はようワカラン(笑)。

行事的には、2月3日の節分豆撒きやら恵方巻はおわっちゃったけど)やこの時期に吹き始める春一番(コレは気象現象であって行事じゃあないか(汗))、2月8日の事八日(ことようか)に針供養、2月10日には今年の春節(中国系)にソルラル(韓国系)、2月12日には初午(はつうま)で稲荷寿司、2月14日のバレンタインデー等々(個人的には商業主義に踊らされた恵方巻とバレンタインには踊らされんけど(笑))。
ソレ以外でも、地域によって時期は異なるもののイワナやらヤマメやらの渓流釣り解禁、イノシシやシカの猟期の終了(基本は2月15日)等がありますね。

立春の次は「雨水(うすい)」(今年は2月19日~3月4日)。
と言うコトで、本日はコレにて。
明日は「醗酵飲料(日本酒)・立春朝搾り」について書いて行きたいと思います。
午後からの雪、結構積もりつつありますね。どうぞ、皆さんが雪の影響で足止めを食らうコトなくご帰宅出来ますように。


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