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2024年5月7日(火)「醗酵飲料(焼酎)・尾鈴山 山ねこ 銅釜蒸留」

今日の東京は小雨のち曇り。
朝方の最低気温は19℃、日中の最高気温は21℃迄しか(?)上がらず。この週中は中々お天気の安定しない、グズついた天気が続くようですね。はぁ…。さて、

昨日は「二十四節気・立夏(りっか)」についてお届けしましたが、本日は「醗酵飲料(焼酎)尾鈴山 山ねこ 銅釜蒸留」について書いて行きたいと思います。

尾鈴山蒸留所のコトについては以前書いた「醗酵飲料(焼酎)・黒木本店の各種焼酎」でも、「醗酵飲料(ウィスキー)・尾鈴山蒸留所OSUZU MALT Cedar Barrel」でも触れてますので、詳細は割愛。

1998年に開設した尾鈴山蒸留所では、尾鈴山の豊かな水、自ら育て収穫した九州産の原料、拘りの設備と職人たちによる手作業で芋焼酎の「山ねこ」・麦焼酎の「山猿」・米焼酎の「山翡翠」を造り出しています。

その芋焼酎の「山ねこ」は定番商品だと原料の芋はジョイホワイト麹米にはヒノヒカリを使ってます(ラベルにはただの黒いネコが描かれてます)。
が、この定番商品以外に幾つかの限定商品も出されていて、コレ迄に麹米に山田錦を使った「尾鈴山 山ねこ 山田錦」(2023年5月発売…ラベルにはサカナを咥えたネコ)とアルコール度40度の「尾鈴山 山ねこ 自然発酵」(2023年9月発売…ラベルには草?を咥えたネコ)が出されているようです。

そして、「尾鈴山 山ねこ 銅釜蒸留」(2024年2月発売…ラベルにはポットスチルの傍らで寝そべるネコ)。
原料は定番の山ねこと同様にジョイホワイトにヒノヒカリなのですが、ウィスキー蒸留用のポットスチルを使って蒸留されたモノ。なるほど、ココ尾鈴山蒸留所でウィスキー造りを始めたからこそ出来る焼酎なんですね。通常の焼酎造りはステンレス製の蒸留器を使い、(もろみ)に直接蒸気を入れるのですが、銅製のポットスチルを使う場合には醪に直接蒸気を入れない間接蒸留と言う加熱方式を採っている為、スチル内の醪が薄まらずにより深くて濃い魅力を纏った焼酎に仕上がるのだとか。
専門家によるレビューに拠れば「濃密に香り立つ華やかな香り。口当たりにはグッとコクがあり、密度のある質感が印象的です。通常の山ねこに比べて強く感じる甘みが心地よく、凝縮感のある味わいがたまりません。厚みのある味わいを飲み込むと、甘く香ばしい余韻がゆったりと漂います。」とのコト。
自分じゃあ、ソコ迄の論評は出来ませんが、確かに定番の山ねこよりも、香りも旨味も強く感じられ、中々に旨いお酒であります。

やっぱ、黒木さんは良いモノを造ってますね。今後の他の限定出荷品にも期待です。
と言うコトで本日はコレにて。
明日は「有害鳥獣(ではないですが)・ヒドリガモ」について書いて行きたいと思います。


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