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フクロウのふりかえり 2019年5月

OWL magazine 2019年5月のまとめ記事をお届けします。この記事の文章は全て無料でご覧になれますが、文中でご紹介している記事には有料記事があります。月額700円で15〜20記事が読み放題となりますので、よろしければこの機会に定期購読をお申し込みくださいませ。

はじめに

皆さん、いかがおすごしでしょうか。編集長の澤野です。

5月のサッカー界は話題に事欠かない一ヶ月でした。チャンピオンズ・リーグ準決勝2試合の劇的な結末、浦和vs湘南の誤審問題、キリンCCとコパ・アメリカ、U-20W杯、女子フランスW杯の日本代表メンバーの選出など。これから代表戦が続きますので、睡眠時間をきちんと確保できるか心配ですね。

日常を垣間見ますと、私の職場ではフロア間の引っ越しがあり、今はリニューアルされたオフィスで快適に仕事をしています。Wordに令和元年と打ち込むことには、まだちょっと慣れないですね。

先月までは肌寒い日もありましたが、今月は一気に夏を感じさせる日が増えました。熱中症に気を付けて、適宜休憩をはさみつつ外回りをしています。そうこうしている内に、新しい時代に少しずつなじんでいくことになるのでしょう。

先月の『フクロウのふりかえり』では、中村慎太郎がYouTubeに開設したOWL Channelや、noteに旅とサッカーの記事を書かれたほりけんさんとの出会いについてご紹介しました。

浦和レッズサポーターのほりけんさんには、今後も継続して寄稿をお願いすることになっています。ご縁に繋がるような素敵な出会いがこれからもあるように願いつつ、今月もふりかえっていきましょう。

OWL magazineではYouTubeのOWL Channnelの他、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムも運用中です。ぜひ、チャンネル登録およびフォローと拡散にご協力お願いいたします!

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GWの期間は、令和の時代を迎えるにあたって新しいチャレンジに挑むための助走期間であったような気がします。6日の中村の記事からは、マガジンのレベルアップを告げる電子音が聞こえてきました。新しいアイディアに興味を示す声も聞こえてきています。

「OWL_LIVE」とオンラインコミュニティ

YouTubeの番組は、事前に録画・編集を行ったものをChannel上に掲載する場合が多いのですが、中村はあえて毎週土曜の22時に生放送の番組である「OWL_LIVE」をスタートさせています。

視聴者の方からのコメントを読み上げて、双方向のコミュニケーションを楽しみながら番組を進行していくスタイルです。4日の配信の時には、私も電話でお話をさせていただきました。

番組内では掲載済みのOWL magazineの記事についてもご紹介しています。記事への興味喚起のために動画を活用する、というのは読者層を広げていくためのPR策として非常に有効だと考えています。

辻井による中村へのインタビュー記事には、動画配信の意図が明確に示されておりますが、読みようによっては「20万円のフルスペックPC」を購入する目的を正当化する壮大なプレゼンテーションとも受け止められるかも知れません。

とはいえその効果は確実に表れており、5月の新規購読者数は4月を大きく上回る結果となっています。中村のプレゼン通りの成果に私たちも手ごたえを感じていますが、新しいチャレンジはそれだけにとどまりません。

OWLは「オンラインコミュニティ」を始めました。Project OWLとして描いていた青写真が一つずつ実現されています。キックオフメンバーは明日までこちらのサイトにて募集しております。ご自身に合う合わない、は当然あることと思いますが、ご興味をお持ちの方はどうぞお気軽にご参加下さい!

既に加入して頂いたメンバーはOWLのSlackにご招待し、今後の活動について話し合いを始めています。中村が「関東圏の方だけではなく地方在住の方も楽しめるよう」に、と書いたことで、全国幅広いエリアから加入者が集まりました。

実際に地方在住の方に加入していただけたことで、オンラインでコミュニティを形成するメリットを強く感じています。もちろん、アウェーでの遠征やOWLのイベントで直接お会いできる未来も実現させたいですね。たとえ海外だとしても…!OWLのメンバーであれば不可能ではないかもしれません。

FJまりこ アフリカ再訪と自身を語る

なぜなら、OWLには「世界は私の庭」と豪語するFJまりこがいるからです!彼女はGWにアフリカのナミビアへ旅立ちました。9日の記事では、かつて訪れた南アフリカの思い出とナミビアについて綴っています。

ナミビアでのエピソードについては、OWL Channnelでも取り上げていますので、そちらもぜひご覧下さい。現地での映像は必見ですよ!

そして25日にはU20W杯の観戦のため、ポーランドへ向かいました。20日の記事を読むと、U20日本代表の中ではヴィッセル神戸の選手二人に注目しているとあります。

上海での試合観戦の記憶をふり返り、上海上港にフッキやオスカルがいたように、世界レベルの選手が所属するクラブからヤングスター誕生の予感を感じたのでしょうか。

ホテルが併設されている上海上港のスタジアムについては、DAZNの実況でおなじみの西達彦さんから反応をいただきました。フランスのリーグ・アンやなでしこリーグに精通してらっしゃる西さんにOWLでもインタビューを実現させたいですね!

インタビュー記事については、先月もお知らせしたように今後どんどん増やしていく予定です。とはいえ、円子がいきなりFJまりこへのインタビュー2万字の記事を書き上げたのは想定外でした。

記事からFJまりこの「特別なもの」のすごさを感じていただけますでしょうか。彼女と円子に共通するモチベーションには、読者からも「深く頷くしかない」とのコメント。

私も初対面で、そのキャラクターやバイタリティに感心させられたことを思い出しました。海外での代表戦が続くこの先、さらに彼女の本領が発揮されることでしょう。

それにしても身内のインタビューとはいえここまで赤裸々に語らせて、1日ちょっとで記事に仕上げる円子の底知れなさにも改めて驚いて…いません!もう驚かされないぞ、と自分に言い聞かせています。

サッカーにまつわる問題提起 東京・京都・松本

既に今月は何度も円子の記事に驚かされっぱなしだったのです。彼の考察には常に独自の視点や見立てがあり、うならされます。

7日の記事では「飛田給は日本サッカーのパレスチナである」とし、他サポから見えるFC東京と東京ヴェルディが抱える複雑な問題に言及。「興味深い」とのご意見の他、様々な感想が寄せられました。

京都では「アンドロイド観音」との邂逅が描かれ、転じてサポーターの苦しみや業を仏教の教えに見立てて語っています。読者からも思わず「うまい、すごい」の声が。そして、実は私も椅子ごとひっくり返るほど感心させられてしまったのです。そういえば、まだ何も請求していなかったな…

松本山雅の記事にも多くの反響をいただきました。円子は今から12年も前にアルウィンに訪れていたのです。松本山雅がこの十数年で紡いできた物語は、松本サポだけでなく、多くのサポーターに影響を与えていると思います。

12年前の地域決勝を知る読者からも「のけぞりました」という感想が届いています。私と同じですね…椅子と一緒にひっくり返りはしなかったようですが(笑)

松本のイベント 浦和レッズのACL

その松本で6月16日(日)に、市内の書店・興文堂さんにてOWL magazineのイベントを行います!チケットはPteaxにて発売中です。中村や峰麻美の他、OWLのメンバーが登壇予定です。私はまたまたお留守番ですが…皆さんのご来場、お待ちしております!

先月、noteの記事をご紹介したほりけんさんにOWLへの寄稿を依頼したところ、偶然にも松本山雅の記事を書いて下さいました。現在2度目のJ1の舞台で、したたかに勝点を積み重ねている松本山雅。新潟サポーターからは、示唆に富んだコメントが寄せられています。

そして続けざまに寄稿していただいた、ACL北京国安戦に向けた「モチベーションビデオ」のような熱い記事。元々この文章は、ほりけんさんが個人のnoteに掲載されようと用意していたものを私と中村が拝読し、そのクオリティに惹かれて掲載をお願いしたものです。

アンフィールドで5月に起きた奇跡のような結末により、多くのサポーターがホームとアウェイという概念について改めて考えさせられました。21日の試合では、2万を超えるサポーターの前で3-0で北京国安をやぶって決勝トーナメント進出を決めた浦和。

残念ながらオリヴェイラ監督は解任となってしまいましたが、再び監督に就任した大槻監督を支え、決勝トーナメントでもレッズサポーターの応援の力を存分に発揮して欲しいですね。

徹壱さんのチャレンジ おっさん女子サポの嘆き

今月、我らが宇都宮徹壱さんは、実験的な記事を寄稿して下さっています。まずは徹壱さん本邦初の濃厚なグルメ記事。これは好評のまま連載終了した能田達規さんのコミック『ぺろり!スタグル旅』のオマージュとも言うべきものでした。

私も全巻揃えている『ぺろスタ』の終了は残念ですが、主人公のハルさん&エリちんか、もしくは徹壱さん似のキャラクターがJFL編を始める未来はありやなしや…

続いての寄稿もチャレンジングな記事でした。令和初の「宮崎ダービー」を追いかけた顛末記の予告編。「Jの空白地」である宮崎の現在を見聞し、試合後にはホンダロック社の工場見学まで行う、これはいわば「おとなの社会科見学」です。

引率はホンダロックSCのサポーター、ロック総統。試合前に行われたテゲバジャーロ宮崎サポーターとの交流が、NHK宮崎にて放映されたと徹壱さんが報告して下さっています。のちに総統ご自身のアカウントからエールをいただきました。

一方でどうみても違う生き物をまぶしい笑顔でウナギと言い切る、自称「おっさん女子サポ」もいました。

一向にアウェイで勝てないダメージを癒すべく、ウナギを釣ることに執着してしまった峰麻美。最高の笑顔で魚にかぶりつき、ビールをのどに注ぎ込むも、その心中は察するに余りあります。

男性諸氏からは、続々と励ましのお便りが…いや、皆さん、おっさん女子の休日を羨ましがっている…?私は先日の清水エスパルス戦を祈るような気持ちでDAZN観戦しましたが、ドウグラスが…決めちゃいましたね。

でも、しっかり笑顔で楽しんでいる様子もツイートからうかがえます。このおっさん女子の記事には、円子からも賞賛のメッセージが届いたようですし、勝ち負けに関わらずバンバン書いてもらいましょう!

おわりに いや、その前に

今月のふりかえりを終える前に、もう一つ大事な記事をご紹介します。先月大きな反響をいただいたFC今治の記事の第3弾です。楽しみにしていた皆さまにはお待たせしてしまって申し訳ございません。

中村の頭の中で構想としては出来上がっているものの、YouTubeやコミュニティの運用の負荷を一身に背負っているため、続きの掲載が遅れてしまいました。FC今治の中島啓太さんにもご心配おかけしました。

しかし来月で、完結させます。本人が固く誓っております。『FC今治とは誰の夢なのか』の最終回にご期待下さい。そして「観戦記、もっと書いて」とのリクエストもいただいております。現在、様々なお話をいただいておりますので、そちらもあわせてお楽しみに!

今月も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!来月もイベントだけでなく、続々と新しい試みを仕掛けていく予定です。それを購読者、視聴者としてお楽しみいただければ幸いですが、参加者として私たちと一緒に作り上げていく方もお待ちしております。

OWL magazineを盛り上げて下さるのは、いまこの文章を読んでいるあなたに他なりません。「旅とサッカー」、またはそれ以外の楽しいことも、ぜひ教えてください。『フクロウのふりかえり』の盛り上がりは、皆さんのツイートなどの反応にかかっております。どうぞ、6月も記事の感想やコメントをどしどしお寄せ下さいませ。

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