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フクロウのふりかえり 2019年3月

OWL magazine 2019年3月のまとめ記事をお届けします。この記事の文章は全て無料でご覧になれますが、文中でご紹介している記事には有料記事があります。月額700円で15〜20記事が読み放題となりますので、よろしければこの機会に定期購読をお申し込みくださいませ。

はじめに

皆さん、ごきげんいかがでしょうか。編集長の澤野です。

3月を迎え、Jリーグに続いてJFLやなでしこリーグも開幕。いよいよ日本サッカーのシーズンも本格化してまいりました。さっそくOWLのメンバーは、リーグやカテゴリーを問わず遠方の試合にも足を運び、旅とサッカーを満喫しています。

「フクロウのふりかえり」では、一ヶ月の記事を皆さんの声とともに振り返ります。歳を重ねるごとに感じる、過ぎゆく時間の速さ。皆さんは、少し立ち止まってゆっくりと物思いにふける時間を作ってらっしゃいますか?

2月の「ふりかえり」の時は、開幕前特有のワクワク感がツイッターのTLにあふれていました。アウェイ旅の計画を練るのが一番楽しい時期ですね。シーズンが進むと、チームの成績に心乱されがちですから。

3月よりインスタグラムを始めました。中村が更新しております。現在のところ、ふらいくるがTwitter、澤野がFacebookの担当をしております。それぞれ是非フォローをお願いします。

かつての三ツ沢 これからの今治

3月最初の記事は、5年前に訪れた三ツ沢の思い出を伝える、中村慎太郎の横浜F・マリノス紀行。色鮮やかな写真の数々とスタジアムの声をお届けする観戦記です。ブルーがよく似合う街、横浜。それは港町ゆえなのか、それとも空の色のイメージなのか。青に染まるスタジアムで、中村が食したスタグルは「ポークもち」でした。

中旬には、FC今治のホーム開幕戦へ向かう旅支度を整えます。試合前日には宇都宮徹壱さんとトークイベント。24日にHONDA FC戦、翌25日がマダイの船釣りと、タイトなスケジュールゆえに旅のプランを綿密に練る中村。待ち受けるFC今治の中島さんは何やら不安そうですが、読者の期待は高まります。

しかして的中したのは不安のほうだった!?今治紀行を予告する記事は、クラフトビールと蒲鉾と美女に惑わされて記憶を失くした話。裏を返せばそれだけ、「今治には奥深い魅力がある」ということだと読者の方のフォローをいただいております。

旅先で知り合った女性からのメッセージ、新しいつながりが生まれたのを実感しました。地元の人たちにも喜んでいただけたようで何よりです。今治で歓待され受けた施しは、その土地のイメージを印象づける一生モノの記憶となるでしょう。

中村の今治紀行は4月に続きます。この記事だけではまだ語りきれていない昔の今治や、現在の今治の日常。そしてFC今治と夢見るこれからの未来。中村慎太郎は何を見て、どう感じたのか。首を長くしてお待ちください。


記事を書いている最中に、最新情報が届きました。中村の記事についての話が「みんなの声が集まるFC今治のマガジン」に掲載とのこと。私が参考にさせていただいた本家に取り上げてもらえる幸せ。マガジン同士がつながってゆくスピード感、半端ないですね。

偉大なる先達・宇都宮徹壱さんの寄稿 

ヨコハマ・フットボール映画祭でのOWLのイベントに続き、今治でもイベントをご一緒した宇都宮徹壱さん。ご縁に恵まれ、「旅×フットボール」をテーマにした書下ろし記事を寄稿していただきました。

宇都宮さんの海外旅の原点とも言える、旧ユーゴスラビア諸国の写真。つい見入ってしまうほど、東欧の魅力に引き寄せられます。文中の「旅とフットボールには親和性がある」との言葉が、私たちの背中を強く押してくれていると感じました。

2回目の寄稿では、エルサレムでの経験から旅と日常の「距離感」に触れ、スマホ時代ならではの困惑が綴られています。今後も不定期ながら連載は続きます。宇都宮さんの旅とサッカーへの想いを存分に語って頂く予定です。取材と切り離された、自由な旅の時間が記された文章、じっくりと読める日が待ち遠しいですね!

そんな宇都宮さんの記事を単独で読むには300円かかりますが、マガジンの購読を申し込めば月額700円でその月の15~20記事が全て読み放題なわけです。そう考えると、やっぱりOWL magazineの購読を申し込まれた方が、お得なのではないでしょうか、ねえ宇都宮さん?

note公式も注目!?OWLの育成力

円子が記した文章が、note公式にも取り上げられました。マガジンの読者の方以外にも広く知られることとなり、この記事は大きな反響を呼びました。さすが公式の拡散力。頼りになります!

賛同のご意見もありましたが、異論がある方もいらっしゃるかと思います。議論が活発になるのは、私たちの望むところ。論破が目的でなく、コミュニケーションを主眼に置いたディスカッションスキルを皆さんと一緒に磨きたいですね。

「一般人なりの書き方」を知りたい読者の方からのリクエストも大変ありがたいです。中村のスイッチが入った音がします!


主筆である中村は記事の執筆の他に、OWLメンバーの記事の編集も一手に担っています。円子は書き手としてはプロフェッショナルではありませんが、中村とのやり取りを経てnote公式にも注目される文章を書きあげました。

中村が目論む「魅力的な旅をしている一般のサッカーファン・サポーターを、プロのレベルまで引き上げること」。育成によって書き手が高評価されるくらい成長した時、本を執筆するオファーが届く日が来ると私たちは信じています。若い書き手志望者も、中村にぜひご相談下さい。

海外在住のサポーターの方にも、この記事を機に購読していただきました。ありがとうございます!!これから先は海外の旅記事も増やしていきますし、海外の方から見た日本サッカーの記事、なんて企画も楽しそうですね。

円子の山口紀行 食事・観光・観戦

そんな注目もどこ吹く風、円子はいつもの調子で山口紀行・三部作を書きあげました。柏レイソルの開幕はアウェイのレノファ山口戦。彼ならではの優雅で贅沢なひと時の思い出が語られています。

まずはくじら料理に舌鼓。サッカーとくじら料理を組みあわせた記事は、本邦初かもしれません。noteで検索したら、「#鯨料理」のハッシュタグで一つだけ記事を発見しました。グルメな円子が絶賛するくじら料理のお味が気になります。読者の方からは、「食べやすく美味しそうな文章」とのコメントを頂きました。

観光編では秋芳洞と秋吉台を訪れ、自由について思いを巡らせます。きのこ・たけのこ論争に例えた書きっぷりが、もうどうにも自由ですね。ともすれば「無駄」のように感じるこの自由な時間の過ごし方。これこそが宇都宮さんが欲してやまない旅の姿なのかもしれません。

試合の観戦記は、試合内容のゆくえもさることながら、ひたすらネルシーニョ監督へ捧げる忠誠と愛のメッセージが胸に迫ります。監督の後ろ姿から、「責任、正しさ、説得力」が円子にはハッキリ見えたようです。

2010年にJ2を制し、翌年にJ1優勝を成し遂げた名将、ネルシーニョ。絶大な信頼を背負い、監督は柏レイソルを昇格に導けるのでしょうか。私も4月には日立台にお邪魔します。横浜FCには2011年のJリーグMVP、元柏レイソルのレアンドロ・ドミンゲスが所属しているのです。

ふらいくる&FJまりこ デビュー!!

2月のふりかえりの時に告知した通り、今月は3人のOWLメンバーがデビューしました。まずは無類の本好きであり、北海道コンサドーレ札幌サポーターのふらいくる。

彼のデビュー記事には、4年前の韓国で感じたACLとJ1トップクラスのクラブへの憧憬が綴られています。若い彼が抱える羨望の念は、誰もが一度は通る道。また地方のサポーターにとっては、同様の夢を思い描かずにはいられないのだという声も聞こえました。

そしてもう一人、「圧倒的旅バイタリティー」と評されたFJまりこの登場です。特定のクラブのサポーターを名乗らない彼女。国内外、カテゴリーを問わず、サッカーがある所に足を運びフラットにサッカーを観戦します。

「世界は私の庭」という言葉は決して誇張ではありません。若くして世界40ヶ国以上の国を旅した彼女は、今年もたった3ヶ月の間に国内外10ヶ所以上を飛び回っています。OWLの海外記事の取れ高は、彼女にかかっていると言っていいでしょう。

サッカーを取り巻く、ありとあらゆるものを楽しむ彼女の姿勢は、私たちが気がついていない「小さな幸せ」を教えてくれます。FJまりこがこれから起こすムーブメントに、乗らない手はないですよ!

峰麻美の降臨 ニコ生実況とFOOT×BRAIN

最後の一人は、金色の衣をまとい金色の麦酒をたずさえてマガジンに降臨しました。その者、峰麻美。彼女のデビューを告げるツイートはみるみるうちに拡散し、700を超える「♡」が。こ、これがインフルエンサーの真の力か…

彼女のツイートには、拾いきれないくらいのリプライとリツートでコメントをいただいてます。似た境遇の方からは、共感の嵐でした。播戸竜二選手からもシンプルな感想ツイートが届いていました。


結果的に、こうなりました。圧巻です。本人は自らの文章に不安を抱く節があったようですが、彼女の見事な文章力に驚いた方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。4月に掲載の予定のアウェイ大分戦の記事も、お楽しみに!

3月といえば、おなじみのキリンチャレンジカップ。サッカー日本代表の親善試合が、22日のコロンビア代表戦と26日のボリビア代表戦の2試合行われました。中村は2試合通じて、峰麻美はボリビア代表戦のニコ生実況に参加です。

シュミット・ダニエル選手のスタメン入りに峰麻美はご機嫌麗しくニヤニヤ。実は動画コンテンツにも対応可能なお二人ですから、OWLで実現出来る日も遠からずやってくるかも。


Jリーグ公式のツイッターでは23日深夜放映の『FOOT×BRAIN』にて、村井チェアマンがスタジアムの楽しみ方や魅力を熱弁、との告知がなされました。

我らがサトミキこと、佐藤美希さんのツイッターでは、同番組で初心者でも安心して楽しめるスタジアム観戦の魅力を「教えて頂きました」と告げています。

そして佐藤美希さんのエスコート役を仰せつかったのは、もう皆さんご存知ですね、中村慎太郎です!OWL magazineの紹介テロップもちょっとだけ映りました。何だか夢のようなお話です。

中村がお伝えする観戦のツボに納得の声もありました。何より一人でも多くの方にスタジアムに行きたいな!と思っていただけたら嬉しいですね。

サッカー本大賞 予想対談と答え合わせ

27日に発表の「サッカー本大賞2019」。私とふらいくるで、予想対談をしてみました。サッカー本好き同士の話は大いに盛り上がり、対談の収録は4時間くらいかかったと記憶しています。

私は会場で授賞式を見届けましたが、著者の皆さん、いずれも素晴らしいスピーチでした。大賞発表後にはお祝いツイートがTLにかつてないほどあふれ、主催の出版社であるカンゼンさんや評価委員の方たちの努力が実を結んでいるようで、私はとても嬉しく思いました。

予想の答え合わせを見ると、中々の的中率かと。予想で楽しんで、会場の発表でドキドキできた私は役得でした。記事にまとめたふらいくるは大変だったと思います。お疲れ様でした!

何気なく感想ツイートをチェックしていたら、あれ?中野吉之伴さんではないですか!ドイツでサッカー指導者をされていて著書の『ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする』は、昨年の「サッカー本大賞2018」の候補作でした。

「サッカー本大賞2018」を振り返って欲しいとのご要望…どうしましょうか?代わりにドイツサッカー旅の記事を依頼できないかな?

おわりに

今月は盛りだくさんな1ヶ月でした。OWLメンバーもようやく全員デビューできましたので、これからが本番です。もっと面白くなるように精進しなければ。皆さんのご支援を引き続きお願い申し上げます。

OWL magazineを盛り上げて下さるのは、いまこの文章を読んでいるあなたに他なりません。「旅とサッカー」、またはそれ以外の楽しいことも、ぜひ教えてください。『フクロウのふりかえり』の盛り上がりは、皆さんのツイートなどの反応にかかっております。どうぞ、記事の感想やコメントをどしどしお寄せ下さいませ。

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