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バンコクのホテル滞在での嫌なこと

月に2-3回シーラチャーから打ち合わせでバンコクへ行ってホテルに泊まるんだけど、ホテルに泊まるのに嫌なことがひとつあります。

たまのホテル生活ってのはルーチンが崩れるけど気分が変えられるし、夜のシャワーの後で新しい真っ白なバスタオルで身体を拭いて、翌朝のシャワーの後でまたもう1枚の新しい真っ白なバスタオルを使って身体を拭けるってのも気持ちがいいし、常宿をプロンポンのホテルにしてるから中華屋「一番」で食べる夕飯も結構楽しみなんです。確かにラーメン亭より味は落ちるっていうか、好みの問題に過ぎないけど、僕的にはラーメン亭の美味しさは言うことなくて、味は一番だと思うし前はプロンポンに出ることがあれば通ってたけど、「一番」の何か足りてないっていうか、味で一番でないところがまた良いっていうか。一番、一番って分かりづらくなっちゃったけど、床が凸凹してて通りの奥にエロマッサージ屋が並んでるあの感じもまたいいよなって。あそこの中華風サラダが美味しくて、麻婆丼やらニラレバやら何を一緒に食べるか考えるのが楽しくてさ。すぐ横でタイ人の店員さんがじっと待ってるんで落ち着かないんだけど。

うまい飯っていうと、バンコクからシーラチャーへ戻るサービスエリアにおいしいぶっかけ屋を見つけました。7号線をひた走るとシーラチャーまで残り50kmのあたりで左に見えてくるサービスエリアに入って最初に見えてくるトイレ正面のぶっかけ屋です。トイレの前に駐車できるとちょうどいいです。特にここ最近はなにしろ暑いですから。おすすめは、たけのこ炒めと卵のヤムとムーヨーの揚げたやつの3点セット。僕の場合おいしいものを見つけるとそればっかり頼むので、他のメニューを食べたことがないですが、このセットをもう4,5回食べてるんじゃないかな。チョンブリ・ラヨーン方面へ行く途中で休憩することがあればぜひお試しを。

サービスエリアのおすすめ3点セット

それにしてもやっぱりバンコクの渋滞はひどいね。この前も同日に2つの打ち合わせを続けて入れておいて、1つ目が予定より早く終わったんで、次のお客さんに連絡して「前のお客さんとの打ち合わせが終わったんで今から向かって良いですか?」って聞くと「オーケー・クラップ」って回答もらって2つ目の打ち合わは予想くらいの時間使ったけど、それでも1本目が早く終わったから余裕ができたなって喜んでたら、オンヌットからプロンポンまで大渋滞にはまったせいで1時間もかかって、日曜だったってのもあると思うけどひどい渋滞だったよ。と言って別にイライラするわけでもなくしょうがないよなって感じだったけど、そんな風に思えた自分が好きだね。

うんざりするバンコクの大渋滞

日曜って書いて思ったけど、そういえばお客さんも日曜なのに嫌な気も見せずに打ち合わせ入れてくれたもんだよな。先に月曜日の打ち合わせが1つ入ってて、その後に2つの打ち合わせ入れたいけど、火曜日はシーラチャーで予定あったから、それなら日曜に打ち合わせ入れちゃえるかなって自分の都合でお客さんに聞いてみたら全然大丈夫で、どっちも会社勤めの人じゃないし自分の商売のことだし話が早いって言うか、時間に自由な感じがありがたいよな。それに2つ目の打ち合わせの相手はタイ人だったからね。タイ語で問い合わせもらって、1回打ち合わせして交渉して受注して仕事進めて、2度目の打ち合わせやって、いい感触の打ち合わせになって、ってのをやってんだから、大したもんだよ。褒めてやりたいね自分を。よくやってるねって。自分で言うのはどうなの?って思うかもしれないけど、自分だから言わないとって思うよ。なんだか他人は他人に厳しいし、自分も自分に厳しくてそれが原動力で前に進むってこともあると思うけど、それって負に寄ったエネルギーじゃない? 僕はそういう負のエネルギーを糧にしてきたところは大きくて、「あいつなんなんだよ、あの感じ、なめやがってよぉ、お前はそうやってろよ、ぜってえ負けねえよ、雑魚がよぉ」みたいなね、はは。それはそれで強い力だけど、そればっかりだとね。やっぱりプラスのエネルギーでも動きたいよね。

で、バンコクのホテルに泊まるのに何が嫌なことかって言うとさ、別にバンコクのホテルに限ったことじゃないんだけど、コーヒーが好きでだいたい毎朝ドリップして飲むんだけど、10個入でスーパーで売ってるようなやつ、ひとつひとつ包装されてるパックを開けて取り出した紙の容器を組み立ててカップの上に乗せると挽かれた豆が顔を出すやつあるじゃない? あれを持って行って朝ホテルのケトルでお湯沸かして飲んだり、忘れちゃった場合にはタイのホテルだとだいたいどこの部屋にでもある安っぽい感じのインスタントコーヒー。あれもあれでたまに飲むの好きで、ケトルで沸かした熱湯にせっかくだから普段は入れない砂糖とクリームも全部入れて飲んだりすんだけど、問題はあのケトルよ。

プロンポン定宿のケトル

なんでもホテルのケトルに乾麺いれてラーメン作ったりする人がいるみたいで、容器とかあればそこにお湯入れればいいんだろうけど、そうじゃなくてケトルの中で作っちゃうっていうんだから。ラーメンつくるくらいならってまだ思えるけど、アイドルの握手会の前にオナニーした手を洗わずにそのまま握手会に参加とかさ、もうそういうイカれた奴がケトルに小便やら精子入れたりしてんじゃないかってさ、そんなこと考えると嫌になるんだよ。一度知ってしまうと、知らなかったあの頃には戻れないってやつで、考えなきゃいいんだけど毎回ホテルのケトル使うたびに浮かんじゃうんだよ。大袈裟なって思うかもしれないけど、折りたたみのケトルなんて商品もあって、気になる人はそういうの持って行くみたいよホテルに。そんな商品までよく考えたな、すごいなって思うけど、そんなもんまで作らないとならない社会ってなんなんだとも思うよね。

さあシーラチャーに戻ってあの大きな空が見える生活に戻ろう。

プロンポンのホテルの窓からの眺め。カバー画像はシーラチャーのコンドミニアムの窓からの眺め


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