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2023母の日に寄せて

さて、準備に勤しんでいる間に迎えてました、年に一度の母の日。
全国のお母様を労い、日頃の感謝を表す日。
そしてヴァイオリニストと、バケツのいる5人組のロックバンドBIGMAMAの、年に一度の祝典でもあります(強制参加)。

今年はシンプルに「MOTHER'S DAY」というタイトルでお送りします。
正直なところを言いますと、3月4月にかけてBIGMAMA COMPLETEなるツアーを回って、全25箇所を回りながら全149曲を演奏していた先で、自分たちが最も大切にしている母の日に、果たしてどんな曲を演奏すべきか、どんなテーマでライブをすべきか、自分たちでも予測できない部分、あらかじめ決めておくことがとても難しかった部分がありました。
定番のものも、これまで日の目を浴びなかったものも、分け隔てなく実際に人前で演奏されて感触を確かめると、それぞれに感じる部分が多かったのだと思います。
どんなものを届けるべきか、直前のギリギリまで相談、調整がなされ、
無事、今表現すべきものに、きちんと辿り着いたような気がしています。(シンプルに「MOTHER'S DAY」にしておいて、良かった。)

少し裏話です。
2022年の母の日、僕らはZEPP TOKYOでライブをしました。

その後僕らは、今の事務所、IGNITE Managementへの移籍を発表します。
つまり、この日がお世話になった、前の事務所、ライブ制作チームの方々との最後の仕事でもあったわけです。
来てくれる方は勿論ですけれど、僕らはこれまでお世話になった方々に対しても感謝の気持ちを、出来る限り表現した、還元したライブをしたかったですし、実際にそれは悔いなくやり遂げられたのかなと思っています。

そしてその時に、
「実は僕らのために2023年の母の日も、BIGMAMAのために近くのZEPP DIVERCITYを抑えてくれていた。」ということを知りました。

ライブのスケジュールって実は奪い合いで、人気のある特に土日だったり、ZEPP規模の会場って一年先の予定が埋まってる、なんてケースが多々あるんです。

そして、移籍した先でも、もしBIGMAMAのためになるのならば是非、ということで、それを快く譲って頂き、今年2023年も、僕らは母の日をZEPP DIVERCITYで迎えるという経緯があります。
なかなかこんなことって一般ではありえないと思うんです。

今も変わらず、BIGMAMAを育ててくれた、
UK.PROJECT、Livemasters Inc.に感謝とリスペクトの気持ちを忘れずに、大切に抱えながら、新しいチームで、今のBIGMAMAのステージの、最高到達点を更新したいと思っています。


褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。