アスリートにも”仕事だ”ってモチベーションがある

今日はいろんなアスリートがいるなぁー。という話をしたいと思います。

ハーフマラソンの新谷仁美選手の記事が非常に面白かったです。


ハーフマラソンや10000m の新谷仁美選手は、国際的なレベルのトップランナーでありながら、なんと走るのが好きではないとのこと。今回の新型コロナによる自粛では、ほぼ家に引きこもり状態だったそうです。

ワンちゃんやネコちゃんと一緒に過ごせる時間が良かったそうで、なんだかんだでこの期間は充実していたそう。
また走る練習を再開したきっかけは”体がだらしなくなってきたから”だそうです。

アスリートといえばいつもストイックで常に競技のことを考えているというイメージですが、いろんなパターンのアスリートがいるのだなあと考えさせられました。


彼女はデスクワークも経験があるそうなのですが、そちらはあまりに向いておらず職場の方に迷惑をかけてしまうほどだったそう。
そういう意味では走ることが天職だと言っていましたが、なるほど天職って消去法の先にあるものなんだ、と新たな価値観を教えてくれました。

とはいえ発言の節々には、そのストイックさや志の高さが見て取れる部分があります。練習に手を抜かず精一杯やり遂げるからこそ、ツラさも知っている、もちろんできればサボりたいっていう素直な気持ちなんでしょうねー。

ある意味、勝負の世界で戦うということは苦痛なんだと言う考えてみたら当然の感覚を持ち、それを素直に発信できる魅力ある人なんだなと思いました。

勝手にアスリートは純粋で競技が大好きで向上心の塊でサボるなんて考えられない!っていうイメージを持ってましたがそんなスーパーマンばかりなわけがないですよね。

上下動の少ない見るからに省エネそうな走りも、もしかすると彼女が辛い競技を少しでも楽に乗り越えるための工夫から生まれたものなのかもしれません。

人間的にも選手としても、魅力的な方です。今後の活躍にも益々期待をしたいと思います。 



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