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Findyでイベントを行う理由〜イベント参加を楽しんでもらうために〜

はじめまして。エンジニア転職を支援するファインディの北川(@OnigiriMa_shi)です。DevRelとしてエンジニア向けイベントの開催、自社メディア「Findy Engineer Lab」の運営をおこなっています。(私の詳しい詳細はこちらに記載しておりますので、以下省略)


本noteでは、「なんでFindyでイベントを行っているのか」をお話したいと思います。

【このnoteの目的】
Findyで開催するイベントを一緒に楽しむ/学びの場としてより活用していただくため
【目次】
- なんでイベントを行っているのか?
- イベントで大事にしていること
- 企画の作り方
- これまでの実績/参加者からの声
- 今後やっていきたいこと

なんでイベントを行っているのか?

Findyでは、2018年頃より本格的にオフラインでイベントを開催してきました。その後、一度コロナにより中断をしていたものの、オンラインに舞台を移し、キャリア系イベントを中心にして行ってきました。


合計100回を超えるイベントを実施してきた中で、私たちには以下のような役割があると感じています。

- トレンドや悩み、キャリア事例を伝える
- 企業の考え方や思いを多くの人に知ってもらう
- 他社と交流をしながら技術習得ができる機会をつくる

個人的に、SIer時代は社外の情報が入って来ず、いわゆる第一線をひた走るエンジニアのことは全然知りませんでした。もちろん、たくさんのコミュニティやイベントが世の中にあったことも。(もちろん取りに行かなかった自分のせいですが、、、笑)

そしてFindyに入社して、活躍しているエンジニアの方々は、そういった場で他の方と切磋琢磨しながらスキルアップしてきた方がとても多いことを知りました。

他の人の生き様や技術習得の方法から学べることは山ほどあります。私ももしかしたら、出会う人や機会によって、別の選択肢をとっていたかもしれません。

だからこそ、私たちの役割は、いろんな人や情報、機会を繋げていく媒介であることだと考えています。

イベントで大事にしていること

登壇者/参加者/運営の三方が楽しめる企画となること

根幹の部分の考えとして、イベント一つ一つでこの指針に立ち返って、企画時に問いかけるようにしています。

登壇者が楽しんで話していただければ、参加者にもそれは伝わります。そして、聞いている方も楽しくなる。そして、そういった場を作るにはなにより我々運営が企画に愛情を持ち、楽しむ気概を持っていることが、最終的にはいい場を形成できることが分かってきました。
だからこそ、事前のMTGから楽しんでもらうように、登壇者の方々にも声がけをおこなうようにしています。

企画の作り方

企画がイベントの8割くらいの成否をになっていると考えています。以下記事でもその点は触れてきました。

では、どんなところから企画を作っているのか。それを以下で紹介します。

■エンジニアキャリア面談
これまで約2500人以上のユーザーと面談を行い、転職やキャリア、スキルアップの相談を受けてきました。日々、流行りの言語や多くの人のキャリア事例がアップデートされています。


■自社メディア FindyEngineerLab
こちらでは、第一線をゆくエンジニアの方々にインタビューや寄稿をいただき、これまでのキャリアの「選択」についてを語っていただいています。
どのようにスキルアップを図ってきたか、なぜその方が今のような人生を歩んでいるのか、そんな学びが詰まっています。

■企業側の声
企業側向けにはカスタマーサクセスのメンバーが日々企業側視点での転職市場や年収、業界動向などヒアリングした内容も、常にアップデートされている状態です。
加えて、FindyTeamsというサービスで組織開発における課題をCTOやEMの方々から伺っています。
約800社に及ぶ企業側の生の声を聞きながら、エンジニア採用や市場感を全体として捉えています

上記のサービスを通して蓄積していた知見を、自分たちの言葉で伝え、皆様からの質問や感想を受けながら双方向にやり取りができる場所こそが、イベントだと考えています。

これまでの実績

これまで行ってきたイベントを振り返ると、以下の通りです。

- 実施回数:115回
- connpassメンバー数:約6500人(2020年時点で約2500人)
- 満足度 平均 4.4 / 5  

過去にやってきたイベントで代表的な物を紹介します。

■キャリア系イベント
・西場氏とばんくし氏が語る、エンジニアキャリアの今 vol.1(参加人数:424人)

■技術系イベント
・高まるウェブアクセシビリティの需要〜フロントエンド最前線〜(参加人数:656人)

■グローバル系イベント
・アメリカで働くグローバルキャリア論(参加人数:589人)

■組織開発系イベント
・【エムスリー×MonotaRO】急成長メガベンチャーのエンジニア組織づくり最前線(参加人数:223人)

参加者の声

イベント実施後のアンケートから抜粋して、以下ご紹介します。

【Good】
- パネルディスカッションという形式ながら、スペシャリストのお二人のお話の密度が濃く、良いお話が聴けました。
- パネリストの体験談をベースにした具体的な話が聞けてよかった
- 実際に働いている人の心境などなかなか聞けないことを聞けたため
- このような意見を聞ける場がありませんので満足です。

【More】
- テーマとしてはすごく良いと思います。が、もっと突っ込んだ詳しい話を聞きたかったので物足りなかったです。
- なかなか聞けない情報が多かった。顔が見える形でこういう情報が聞けるのは大きい。ただ登壇された方がスーパーすぎてもう少し一般的なレベルでも知りたい。

全体的には満足している声が多い一方で、「もう一歩具体的なことが知りたい」「登壇者の方がスーパーなので自分に当てはまるかわからない」といった声もいくつかありました。この点は、企画時のテーマ設定、トーク内容で改善ができると考えています。よりクローズドな深い内容は、オフラインでのイベント実施するなどで柔軟に対応したいなと思います。

また、イベントについてユーザーの皆様にインタビューも行い、社内のエンジニアにヒアリングを行いました。

「オンラインでのイベントに於いて双方向の交流は難しい。諦めている」
「コロナになって気軽に登壇する機会が減ってしまった」
「むしろオンラインは耳だけ参加しやすいので楽。」
「地方住まいなのでオンライン開催はとてもありがたい」

上記のようなコメントのとおり、オンラインとオフライン、両方ともにメリットとデメリットがあります。
これまでのようにオフライン一つの選択肢ではなくなった今だからこそ、一人一人のニーズに合わせたイベントが企画できるはず。

オンラインの気軽さを持ちながら緩く交流ができる会であったり、オフラインの特性を活かして深く少人数で話せる機会であったり、さまざまなイベントを通して冒頭で話した目的を実現していきたいなと思います。

今後やっていきたいこと


イベントの完成形はなく、参加者の皆様からのアンケートを元に改善を行っています。アーカイブ動画の配信も少し前から配信をはじめましたが、こちらも皆さまの声を参考に、より良いものを作っていきたいと考えています。

今後は、オフラインでの企画も増やしていきたいのと、LTなど気軽に発信出来る場を作り、オフラインとオンラインのメリット・デメリットを踏まえた上で、企画をどんどん行っていきたいなと思います。

イベント参加してくださった方々は、ぜひ、アンケートを通して、ご要望を言っていただければと思います!TwitterDMもいつでも歓迎です!

それでは、またイベントでお会いしましょう!

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