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イベントレポ-エンジニアキャリア論〜正社員もフリーランスも経験してわかること〜

どうも。ファインディの北川(@OnigiriMa_shi)です。DevRelとしてエンジニア向けイベントの開催、自社メディア「Findy Engineer Lab」の運営をおこなっています。

昨今のエンジニア界隈では、キャリアの過程でフリーランスを選択することは、特段珍しいことではなくなってきました。自身の人生のタイミングとして、またはスキルアップとして、意図的にフリーランスになり、正社員に戻る。

そんなお話を、過去に海外に居住しながらフリーランスを行い今は正社員の堤さん(@shu223)と、大手メガベンチャーから今はフリーランスでは働く成澤さん(@KatsumaNarisawa)に語っていただきました。一番盛り上がったのはもちろん単価の話、、、話せる範囲で赤裸々なトークが展開された、ここでしか聞けない話が満載のイベントとなりました。
本日は、その学びを皆さんに共有したく、記事を執筆します。

アーカイブで動画もあげておりますが、せっかくモデレートを行い直接お二人とお話したので、その時の熱量を自分の言葉で少しでも皆様に伝えて生きたいなと思います。

「自分の時間すべてが仕事に繋がる」感覚

こちらは堤さんのお言葉。個人で自分の興味のあることを発信したりしていると、面白い案件の依頼がきたり、自分の人生すべてが仕事とそれ以外で別れていない感覚が好きとのこと。自分が面白いと思うことがすべてリンクするという点が魅力ということでした。

成澤さんにおいても、時間を自由に使えるということで、週7で稼働して集中できるときもあれば、休みたいときは余り働かない週も作るということで、自分の裁量でコントロールできる、と仰られていました。

「時間の自由」はまさにフリーランスのメリットである部分だと思いますが、お二方に共通していたのは、仕事と暮らしを切り離しておらず、息をするように楽しんで仕事をされていらっしゃるなということ。

もちろん、自由を得るには安定した収入を得ておくような仕組みにしておくことは必要だと思いますが、使った分だけしっかり報酬という形で返ってくるのは魅力的ですね。

単価交渉に正解はない

成澤さんの言葉で印象に残ったことの一つが、「単価交渉に正解はない」という言葉でした。本イベントで最も盛り上がったのがやはり単価にまつわる話で、
「どうやって単価交渉をしているのか?」
「やりたい案件を得るためには単価を下げないといけないのか?」
「フリーランス始めたてのときの単価はどれくらいが適正なのか?」

といった質問が多数きていました。

これらに対して、単価というものは先方の期待する業務を勘案してすり合わせを行い、その時の自分の納得のいく額で決めればよいとのことでした。自分が安いと思えば安いし、高ければ期待値が高くなりすぎているかもしれない。自分の単価は自分にしかわからない、ということです。

なお、お二方は新しい技術や経験のない分野に望まれるときも、まずは交渉を行い期日や業務量の調整をしてから決めていくとのこと。
堤さんにおいては、海外でフリーランスを行われているときは、面白い案件があれば成果報酬型で交渉をして、期日までに完成すれば報酬をもらうが、できなければもらわない、というスタンスで交渉を行い案件を獲得したりもしていたようです。

ここで思ったことは、「交渉力めちゃくちゃ大事やん、、!!」ということでした。自分のやりたいこと、望む単価を実現して気持ちよく働くには、しっかり自分の意志を伝えた上で相手のニーズを満たさないといけない。フリーランスを続けるには、ここは必要な要素であるかもしれませんね。

正社員もフリーランスも仕事の態度に変わりはない

最後に成澤さんが素敵なまとめをしてくださったのですが、正社員であろうとフリーランスであろうと、自身の持っている業務に対しての態度は変わらないよね、とのこと。
一定のスキルがある人はフリーランスになったほうがいいのでは、としつつ、それでも正社員が良いかフリーランスが良いかは、採用する側の企業や自身のキャリアや人生のタイミング、スキルアップのためなどメリットもデメリットもありはします。

自分ができるなら、できるタイミングで選択ができる世の中になっているので、もし興味があってやれる状況にあるかたは是非第一歩を踏んでみると良いのかな、と思います!

簡単にまとめましたが、もし本編に興味が湧いた方はアーカイブをご覧くださいね。

また、11月のイベントもまとめたのでこちらも参考に!
それでは、また次のイベントで!





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