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その27 悪なる?働き方改革(528文字)

1 はじめに

 働き方改革て、なんなのだろう。

2 例え話

 ここは、学生のクラブ活動。
 体育会系でも文化系でもなんでもいい。
 その競技、種目、演目に取り組みたい思いの者が集まって、一定時間、一緒に練習をする。
 この一定時間は、長くもなく短くもない、一般的な必要時間である。
 一定時間に多くの者が集まるからこそ、練習になり、楽しくなり、また、辛い経験も糧になる。
 総合的に、勝利であったり、スキルアップであったり、心の成長であったり、なにがしか得るものがある。

 たまに、家の用事や通院で、練習を早めに抜けることもある。これは致し方ない。多くの仲間の理解を得られる事情である。

 しかし、こんなものはどうだろう。
 今日疲れたし、30分早く帰ろう。
 今日はやる気でないから、1時間早く帰ろう。

 チーム内に不協和音が流れ出すのではないか。
 他のメンバーも、易きに流れやすくなるのではないか。
 そのような理由が横行すると、メンバーが揃わない、充実した練習ができない、切磋琢磨できない。
 結果としてチームが成り立たない、チームの意味を為さない、そして、何より楽しくない…ということになる。

3 おわりに

 このような状況が、働き方改革の名のもと、職場で起こっていないだろうか…。

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