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世の中の心理カウンセラーがスキル不足。 カウンセラーに求められる絶対に必要なスキル・・#とは?



あなたが持っているカウンセリング・スキルは確かでしょうか?


人と向き合う時に絶対に必要であるコミュニケーション・スキル・・
発信する力と、受け取る力・・この2つについてお話します。


 先ずは一つ目・・【発信する力について】

コミュニケーション能力が低い人と長くお話していると疲れると思います。相手の方がね。

コミュ力が低い人に多いのは、話が脱線して戻ってこない人ですね。


話の本筋があるでしょ。
その本筋から逸れる、逸れるのはいいんですよ。
脱線するのはぜんぜんいいんです。

そうじゃないと、お話してて詰まらないですからね。

文章もそうですけど、
お話しててもそうです。

脱線はした方がいいですよ。
例え話だって、脱線してるでしょ。

まぁ、冒険ですね。

伝えたいことだけストレートに、何かの説明書みたいに話しても面白くないんです。
本筋からあえて脱線する、冒険して話を盛り上げるんですね。


本筋の話を盛り上げるために冒険するんです。
これは、会話でもそうですし、文章書く時もそうですね。

例え話をする人は、面白いでしょ?

だから、どんどん脱線してください。
冒険してください。


あえて、そういうことに挑戦するんですね、
告知文もそうです。


何かを売る時の告知文、ただの説明書みたいになっていませんか?
確かに伝えたいことだけ言えばいいんだけれども、、面白くないんですよ。

だから、心に残らない。
反応だってよくならない。

普段の会話もそう、
本筋の話を盛り上げるために、あえて脱線するんです。

普段から、意識して脱線して冒険をしてください。



先日僕は、
あなたの宇宙を見せたいなら宇宙を語るなって・・っていう話をしました。


あなたしか知らない、解らない宇宙の世界があるでしょ。
それも難しい、理解するのに頭抱えちゃうようなね。

それが本題です。
本当に伝えたいことだとします。

本当に伝えたいことを、より深く理解してもらうために脱線するんです。

地球人でも解るような興味がありそうな、地球人から見た宇宙の魅力について話す。

それは脱線してるってことです。
小さな冒険ですけど。


でも、本当に話したいのはそれじゃないでしょ?
地球人でも解るような話なんかどうでもいいでしょ?


脱線してそれを話さないと、

本当に伝えたい、あなたからしか見えない宇宙の世界観・・
それが伝わらなかったりするんですよね。

だから、大きな冒険でも小さな脱線でも
いつも意識してやってみてください。


脱線慣れしてきますからね。
冒険しても、ちゃんと元の場所に戻ってこられるようになる。

遠く離れた山奥からでも、あなたが本当に伝えたい世界観に繋げることができるようになります。

・・・っで。。

脱線するのはいいんですが、、
脱線したまま、戻ってこられない人がいるんですよ。


相手の方は、本題について自分も話したいですよね。
だから、話が脱線した時に本筋に戻ってくるのをずっと待っています。

なのに、自分の言おうと思ってたこと、準備してたこと、
結局、言えず終いだったりしないですか?

ストレスが溜まりますよね。


脱線して戻って来れない人は、もちろんですが、

そもそも脱線しない人、冒険できない人もコミュニケーション能力が高いとは言えない・・かもしれません。

自分だけが知っている宇宙の世界観を、地球人に向かってストレートに説明しても伝わらない。

脱線して盛り上げることができないから、話もつまらない。


これは、コミュニケーション能力の発信する力、伝える力についての話です。


そして、あと一つ・・【受け取る力について】


コミュニケーションには、受け取る力も必要です。


伝える力と受け取る力・・
この2つが揃ってコミュニケーションスキルが高い・・っていうことになります。


っで、今度は、受け取る力についてですが。。


傾聴。

傾聴、分かりますかね?


傾聴にしてもね、お相手の話をただ黙って聞いてるだけじゃないですよ。

「はい、 はい・・わかります、わかります。」とかね、
そんだけじゃないですよね。

相手のことを、どれだけ受け取れるか?ってことなんです。
感情的なことも含めて。

本当に伝えたい、解ってもらいたいことがあるとしますよね。

これを解ってもらうために、本筋から外れてね、脱線して、
ずっとずっと山の向こうの方まで行かないといけない。。

この話を理解してもらうためには、
直接関係ないんだけど、脱線してあの話をしないことには本当に理解はしてもらえないだろうな・・みたいなことがあるわけですよ。


本筋からずっと離れた話をします。
目的は、本筋の話です。


僕が遠くまで冒険して戻ってきた時に、待っていてもらえないんですよ。
僕がせっかくお土産抱えて戻って来たのに、その人はその人で全然違うところに行っちゃってるんです。

目の前にはいますけどね。


会話になりません。
もちろん、相手によってどこまで脱線するか考えますよ、僕も。


あんまり遠くへ行っちゃうと、
戻って来た時にいなくなってるだろうなって人とお話する時は、

あんまり脱線しないですよ、ちょっとしか。

だって、あんまり遠くまで脱線したら、いなくなっちゃうんだから。
すぐその辺までしか脱線できないですよ。


だから、本当に盛り上がった会話が出来ません。
深い話ができないんです。


話の本筋に戻った時に、ちゃんと待っていてくれる相手なら、
安心して遠くまで行けますよ。


だから楽しい会話ができるし、深いところまで理解し合えます。

もちろん、快適なコミュニケーションを取るためには、
お互いが歩み寄らないといけないので、

相手のことも考えず自分勝手に脱線して、ずっと山奥の方まで行っちゃうのも問題ありますけどね。


でもね、


脱線して山奥まで行っちゃう人を、ずっと待っていられる・・

これって、クライアントさんの悩みを聞く時に、
カウンセラーとして、こういうスキル・・あった方がいいでしょ?


悩みを抱えて、頭の中がこんがらがってる人は、
何をどう伝えていいのか解らない。
自分でもモヤモヤして解らない。

だから、こうなんです!・・っていう言葉を発することができません。

こうなんです!・・っていう言葉が解らないから、
その時に出てくる言葉でしか、表現できない。

上っ面の言葉しか出てこない。


それだと、ちゃんと伝わらない。
伝わらないし、自分自身も何を言いたいのか解らない。

だから、あちこが探しにいくんです、自分の気持ちを。

それを見つけて整理するために、あちこち旅に出ます。

心の旅ね。

言葉だったり表現したい何かを、ずっと遠くの方まで探しに行ってます。
悩んでる人は。

彷徨ってるって言った方がいいですね。


・・っで、

そんな悩んでいる人のことを、優秀なカウンセラーはちゃんと待っていてくれるんですね。

これは、なかなか出来ないですよ。

ただ、相手の話に相づちをうって、何となく聞いてるだけじゃないですよ。


彷徨ってる人が、今どこにいるのかちゃんと解ってる。
彷徨ってる人を、呼び戻すこともできますよ。
迎えにもいけますよ。

じっと待ってもいられるんですよ。


ただ、何となく相づち打って、クライアントさんの話を黙って聞いてるだけなら、そりゃ誰でもできますからね。


僕が、本筋から脱線して、ずっと遠くまで行っても、
もちろん、脱線する目的があるんですよ、

盛り上げたいとか、もっと深く解ってもらいたいとか、
だから、あえて脱線して、ずっと遠くの方まで行くんですよね。

それでグルって回って戻って来た時に、ちゃんとその場所にいてくれる人。
その人が待っていてくれるから、それだけ僕の話を深いところまで解ってもらえるってことですよね。

お互いに盛り上がれるんです。

僕のことをずっと見守ってくれてるから、
危ないところへ行っても、ちゃんと手を差し伸べてくれるから、

だから僕は安心して、あっちに行ったりこっちに行ったり、冒険できるんですよ。

そしたら僕だって、ちゃんとお土産抱えてその人のところに戻れます。

そんな人が心理カウンセラーなら、クライアントさんは安心ですよね。



コミュニケーション能力の、受け取る方の話ですけどね、今。


こういうことが出来る人、能力が高い人って、
心理カウンセラーとして、非常に高い資質を持っているってことです。


どんなに、心理学を学ぼうが、知識を高めても、
いろんな技法を身に付けても、

今お話した、コミュニケーション能力が低かったら救えないですよ、悩んでる人を。

このコミュニケーションスキルは、根っこの根っこです。
こういうことがちゃんと出来てこその、いろんな知識が生きるんじゃないですかね?



僕はですね、

以前、自殺防止サイトの運営に携わったことがあります。
その当時は、ライティングでね、お手伝いさせていただいたんですが。。


心理カウンセラーの方、臨床心理士の方ともお付き合いがあって、
実際に、セッションしている現場にも、何度もお邪魔させていただきました。

その様子を見ていて、その頃から疑問に思っていました。

あ~、今ズレたよな、あの二人。。
カウンセラーとクライアントさんの会話がずれたってことですね。

カウンセラーがそれを承知でのことなら、いいんですけど、
お互い、そのズレに気づかないまま終わっちゃうってことが、何度もあって、

僕は、ずっと違和感みたいなものを感じていました。

自分の悩みを打ち明ける人がいて、、
それを、じっくり聞いてあげる人がいて、

どこにでもある、セッションのやり取りなんですけど、

悩んでる人の頭の中がモヤモヤ~としていて、
いろんなところ、遠くの方まで彷徨ってるんですよ。

それについて行けてないんですね。
カウンセラーの人が。


でも、お互いが自覚してないからね、

クライアントさんも、話を聞いてもらっただけでも
気持ちが楽になるんでしょうけど、

いいのかなぁ、これで・・って僕は思いました。


こういうことが今も普通に起きています。
プロの現場で起きています。
いろんなところで。

カウンセリング能力っていうものは、コミュニケーション能力ですよ。
普段の、日常で使ってるようなスキルが必要なんです、カウンセリングっていうものは。


今までの人生で、コミュニケーションを取って来ましたよね、誰でも。


カウンセリングする時に必要な、根っこの部分、
根っこの部分が、コミュニケーションスキルです。


どんなに心理学を勉強しても、
何十年と心理士として経験積んでもですね、


この根っこの部分、ここがドッシリしていないと、
難しいんじゃないかなって思います。

こういう、何も気づかない人が、カウンセラーになって、
世の中の人が、どれだけ救われるんでしょうね。

実際に、救われているんですか?

頭の中は、あちこち彷徨ってる。
クライアントだけじゃなく、プロのカウンセラーも彷徨ってます。

そんな状態では、世の中の悩める人たちは幸せになんてなれないですよね。


ちょっとした心の悩みを聞いてもらえる社会とかね、
お金を出してカウンセリングを受けるのが、普通なんだっていう社会をね、

・・そんな未来を願っても、、
  世の中のカウンセラーが、今のままではスキルが足りてないんです。


みんながみんな、そうではないかもしれない、、

でも、僕の見てきた現場ではそうだったし、
心理士のコミュニティでも、やっぱりそんなことが多々あります。

今日お話したコミュニケーションスキルが足りない。


いろんな心理学のことを勉強して、経験を積んで、自信もついて、
それでも、人間と人間が向き合う時に一番大事な基本的なことですよ。

今のままでは、あなたが思い描くような未来はやって来ない。


ほとんどの人は、自覚症状がないですからね。
コミュニケーションスキルが低い人は、誰かのそれを判断することもできないですよ。

今、僕の話を聞いて、

そうかなぁ?
そうは思わないけど・・なんて人がいるかもしれない。

でも、そんなあなたが、そもそもコミュニケーション能力の低い人だったら、判断できるわけないんですよ。

何も気づかないまま、セッションが終わっちゃうんだから。

きっと、他人ごとのように僕の話を聞いてると思います。

何だ、根本の野郎はいい加減なことを言いやがって、
いい気になりやがって・・と思うのか、

それとも、現状に危機感を覚えるのか?


現状に危機感というのは、あなた自身のことかもしれないし、

社会がね、、
世の中のカウンセラーが、そういう現状ってことでもあるし。。



心理職を目指すスクールはたくさんありますが、
人の心に関して学問として教えているところも多いかと思います。

それだけでは本質的な何かを学べないし、知識だけでは世の中の悩み苦しんでいる人を救えません。

脱線して彷徨っているクライアントさんを追いかけることができません。
待ってあげることができません。
当然、手を差し伸べてあげることもできません。


あなたがどんなビジネスをするにせよ、あなたのサービスに興味を持ったクライアントさんも何かしら迷っています。

その迷いを断ち切るのは提供するサービスや商品自体かもしれませんが、
そこに繋げるのはあなたのコミュニケーション・スキルです。


彷徨っているクライアントさんをあなたがちゃんと追いかけて見守ってあげられるのか?、そして手を差し伸べてあげられるのか?


そういうスキル・・コミュニケーション・スキルは常に磨かなければいけないと思います。


少しでも、そういう気持ちになってくれるなら、
これからも、僕の発信を待っていてください。


長くなりましたが、最後まで見てくださった方は、どうもありがとうございます。

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