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自叙伝/小学5年生が心理カウンセラーになるべくしてなった物語

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あの時の先生に言われた一言が、僕の人生を決定づけた・・のかもしれない

むか~し昔のお話・・ 僕の人生を語るのに、必要不可欠なエピソードです。 爪の浮くような、あの嫌な音を響かせて 黒板に正の字がキュルキュルと書かれていく。 〇〇君、班長に当選確定! 〇〇さん、班長に当選確定! 〇〇君、班長に当選確定! 小学5年生の2学期始まりに、 僕らのクラスでは班長選挙が行われていました。 6つの席に、立候補者が7人。 残りは3枠。 まさか、俺は楽勝だろうと高を括っていたけれど 残りの枠が徐々に減っていく。 須藤・・ 高橋・・ 須藤・・ 大貫

根本優プロフィール:ビジネスコンサル、哲学者、コピーライター、心理カウンセラー、ライフコーチ

【根本優の理念】 2001年に、私はコピーライターとしてビジネスを立ち上げました。 その時のコピーライターとしての理念を今でも継承しています。 ————————————————— 単純に文章を書くだけでは人の心に届かない。綺麗な文章、読みやすい文章・・そんな文章をいくら書こうが届かない。評論家や同業者など同じプロと呼ばれる人たちに、評価されようなんてこれっぽっちも思わない。 文章力を評価されるために書くわけじゃない。 コピーライターとは単なる文章を書く仕事じゃない

体罰は時には必要なのか?

これから体罰に是も非もないんだという話をします。 いじめ問題とか体罰とか・・ いつの時代もそんな話題が世間を騒がせます。 あなたはどう考えますか? いかなる時も体罰はNGなのか? それとも場合によってはありなのか? 中学生になって、はじめて学生服ってやつを着た時の話です。 僕はあの学生服が大嫌いでした。 窮屈で。 首周りも、格好そのものも。 親からは、ちゃんとホックを閉めなさいとか、 だらしないとか、不良だとか言われてました。 僕は素直な良い子供でしたよ。 でも

4年間の闘病生活・・世界中には何も気づかない物知り博士がたくさんいます。

闘病生活って言うけど、実際に戦っている人はいるのか? ただ耐えているだけじゃないのか? 僕の投稿を、自叙伝のようだと言ってくださる方がいます。 ありがとうございます。 なので今日は・・ 僕の人生で決して外せない出来事についてお話します。 すぐに読めちゃうので、お時間があれば楽しんでください。 僕は20歳の頃、ある病魔に蝕まれていました。 誰もが知っている不治の病です。 長い闘病生活でしたが、その日は突然やってきました。 「覚悟しておいた方がいい。親御さんとも相談し

パチンコ業界の超わがまま社長が経営する超ブラック起業の話

僕は自由を求めて会社を辞めた。 僕は以前、パチンコ業界の今で言う超ブラック企業に勤めていました。 パチンコ球を磨く機械や、各パチンコ台まで球を搬送するシステムを開発、製造販売する会社でした。 パチンコ業界って、超が10個くらい付くほどいい加減な業界です。 いい加減・・何がいい加減なのか? 解りやすく言えば、家電と同じで機械ものはやっぱり国産に限るってことです。 性能云々は色々ありますが、何と言っても壊れない。 テレビや冷蔵庫、洗濯機にしても壊れません。 10 年た

あなたの求めている自由と、僕が掴んだ自由は違うかもしれない。

僕は自由になった。 「お金を稼いで、自由な暮らしを手に入れよう」と叫んでいる人がたくさんいます。 でも、 自由気ままな暮らし=幸せな人生・・ではありません。 確かに、大金を手にすれば自由な暮らしが待っています。 幸福な時間も確かに流れます。 一時的に。 でも、飽きるんです。 どんなに幸せなことも時間も、時が来れば必ず飽きがきます。 幸福はすぐに消えてなくなります。 自由=無・・です。 真っ白なキャンパスに、どんな色を染めていくのか? それがあなたの人生です。

あなたがクレクレ君になってしまう理由

  『真夜中の告白』 僕のところにクレクレ君が寄ってくる・・ 思い返せば、僕の人生はそんなことばかりだ。 受話器の向こうから、カチカチとボールペンの頭をせっかちに叩く音がする。 僕から大金を引き出そうと必死なんだな。。 僕は既に気づいていた。 彼女の切ない声。。 「会社のお金が入った封筒、落としちゃったの。まーくんどうしよう。」 「今日の夕方までに70万円届けないと、わたし。。」 僕はどうしたらいいもんか、黙って彼女の話を聞いていた。 「7