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後工程はお客様!


いつもありがとうございます。

後工程はお客様という言葉は製造業に携わっている方なら誰でも聞いたことはあるのではないかと思う事くらい有名な言葉ですとね。

昭和60年にトヨタ自動車から発刊された(非売品)生産用語辞典にも記載がありますが、当時は顧客第一主義の言い方を変えてこのような『後工程はお客様』という言葉に例えていたのかも知れません(個人的な考えです)


以前にも書きましたが、私は下請けという言葉は好きではありません。協力工場と言う言い方に随分前に変えました。会社は何のために存在するか?の言い方を変えると『会社はなんで存続できるか?』会社にとって最も大切な社会貢献、その社会とは何ですか?

・協力工場(仕入れ先)に貢献する
・地域社会に貢献する
・社員に貢献する
・そして、お客様(顧客)に貢献する

では、顧客ってなんですか?
細かく分類することもできますが、一般には自社の製品やサービスを購入して頂いた企業や個人ですね。見込み客や潜在顧客などの言い方もありますがここでは省略します(マーケティングの話ではないので・・)


後工程はお客様は顧客第一主義の事だと以前は考えていましたが、自分が作業している工程の次の工程はお客様であるという考え方がとても大切な事だと思います。他人の工程だからしらん!あいつの作業が遅いから悪い・・などと思ってしまうと改善どころか不良の低減など夢の話となり、不具合流出が頻繁に発生して会社の存続すら危ぶまれてしまいます。

そして、協力工場に貢献することもとても大切ですよね。その部品が無ければ物が作れなくなってしまいます。下請けのくせに何を言っているのですか?なんて言葉が出る会社、終わっています。


そして何より大切なのは従業員に貢献するです。会社は慈善事業ではないので利益を追求しなければなりません。利益がなぜ出たのか?社員が頑張ったからです。為替の影響もあるかも知れません。生産量がたまたま増えただけかもしれません。でも物をつくり対応できたからこそ利益が生まれたのだから、その分は会社として社員に貢献する必要がありますよね。

地域社会もとても大切ですよね。私が頻繁に行く地方の工場には子供110番の看板を出している会社が多いです。事務所前の道路わきにいると通学の子供たちが大きな声で『おはようございます!』と挨拶をします。そんな地域とともに企業は成り立っているんだな~なんて思います。


地方にある会社の近くの小さな居酒屋、スキですよね!いつもカウンターで、久しぶりと声をかけられ、いつものね・・といい生ビールがさっと出てくる。その店に住みたくなります!!

そんな地域にも貢献を続けて行きます。


後工程はお客様、というより『接する方は皆お客様』ですね。


久しぶりだね、いつものね・・

そんな声を毎日聞きたい~


おつかれ生です🍺🍺



いつも最後までありがとうございます。




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