見出し画像

視点と支点の理論

こんにちは、意味デザイナーのまさろんです。
今回は、相手の動かす見る「視点」と「支点」の原理についてのお話をしたいと思います。


視点と支点の相関関係

視点とは、物事を見る角度や見方、考え方などのことです。支点とは、てこの両端の固定点のことで、力をかけた際に物体が回転する中心の点です。

私はこの両者の働きに共通点があるのではと思い、考えてみました。ここからは視点と支点を重ね合わせて説明します。

  1. 「視点(支点)が自分に近いほど相手を動かすのには力がかかる

  2. 「視点(支点)が相手に近いほど小さな力で相手を動かすことができる」

これは相手との心理的距離(視点)と物理的距離(支点)は同じレベルで作用することを表しています。

1は、自分の視点から物事を見ようとするほど、相手と自分の間の差異が大きくなり、相手を理解したり、共感したりすることが難しくなることを意味しています。その結果、自分に近い支点を持つことと同じように、相手を動かすためには大きな力が必要となることを示唆しています。例えば、自分の国の文化や価値観を基準に、他の国の文化や価値観を理解しようとする人は、大きな力が必要になります。なぜなら、自分の主張に重点を置いている状態では相手の主張とぶつかり合ってしまうからです。

一方、2は、相手の視点から物事を見ようとすると、相手との共通点を見つけやすくなり、相手を理解したり動かしたりすることが容易になるということを意味しています。例えば、相手の文化や価値観を尊重し、相手の視点に立って物事を考える人は、小さな力で相手を動かすことができます。なぜなら、相手はまず自分を尊重されていると感じ心を開いてくれるようになるからです。


視点と支点の適用範囲

視点と支点の理論は、物事を理解したり、相手を動かしたりするために、さまざまな場面で活用することができます。例えば、以下のような場面で役立ちます。

  • コミュニケーション

  • 営業

  • 交渉

  • プレゼンテーション

  • 教育

  • 政治

  • マーケティング

  • 異文化理解

上のすべての場面において、相手の文化・文脈・立場・価値観・課題・興味関心を理解し尊重することが求められます。ここで視点(支点)を自分の近くに設置していると中々結果はついてこないでしょう。逆に視点(支点)が相手に近いほど相手の反応も望ましい結果になる可能性があるということですね。


より効果的に活用するためのヒント

  • 相手の視点(支点)に立つために、相手の考えや感情、価値観を理解しようとする努力をしましょう。

  • 相手の視点(支点)に立つために、相手の言葉や行動を素直に受け止めるようにしましょう。

  • 相手の視点(支点)に立つために、自分の視点や思い込みにとらわれないようにしましょう。


まとめ

物理法則、心理法則ともに”してん”の位置によってその後に影響してくることが分かりましたね。つまり「相手の立場に立とう」とか「尊重しよう」とか言われる法則が視点と支点の理論ということになります。この理論を活用して、より豊かな人間関係を築いていきましょう。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

このnoteで、新しい発見ができた、ちょっとでも参考になったらスキとフォローをしてください!

Threadsもやっていますので、そちらもフォーローしてください!!
https://www.threads.net/@mosaron9150


こちらの記事もお勧めですので是非ご一読ください。

ありがとうございます!頂いたサポートを励みに有益なコンテンツ作成に役立たせていただきます!これからもどうぞよろしくお願いいたします。