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仏教に学ぶ生き方、考え方「アイルトン・セナ」

 皆さんは「アイルトン・セナ」という人を知っていますか?

 若い人は知らない人も多いと思いますが、「F1ブーム」が巻き起こった「八十年代後半〜九十年代前半」には絶大な人気を誇った「F1ドライバー」です。

 モータースポーツ好きだった私は、当時は「入手困難」だった鈴鹿サーキットのF1観戦チケットをなんとか手に入れ、最終コーナーでセナの神がかりなアクセルワークに魅了された思い出があります。

 そんなアイルトン・セナは鈴鹿サーキットではじめてチャンピオンになったとき、「スプーンカーブで神が見えた」と語ったのです。

 熱心な「キリスト教徒」だった彼はサーキットに聖書を一冊だけ持って現れることもありました。

 仏教でも、厳しい修行をする中で「如来様」が目の前にお立ちになるということがあるそうです。

 その人によって見える仏様は違いますが、修行の中で「姿が見える」ことはよくあるようです。

 私は神も仏も見えることはありませんが、強く求めて絶え間ない努力をする中でそういう体験が得られるのは、「あり得る」のではないかと思います。

 アイルトン・セナは九十四年サンマリノグランプリでコンクリートの壁に激突し帰らぬ人となりましたが、今も彼の「生き方」やその「情熱」に心を動かされる人は多いのです。

 そして国や宗教を越えて、その「信念」は生き続けているのではないかと感じております。


☆今日の一句☆

 生き方と
    いう道標
       残し往く


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