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仏教に学ぶ生き方、考え方「嘘をついたことがあるすべての人へ」

 皆さんは「嘘」をついたことはありますか?

 おそらく嘘をついたことのない人は「いない」でしょう。

 大人になるということはつまり「嘘を上手につく」ことと言えるくらい、みんな嘘をついているはずです。

 もし周りに「私は今まで嘘をついたことなどありません」という人がいたら、その人はきっと嘘つきだと感じるでしょう。

 でも仏教では嘘については厳しく「戒めて」おります。

 嘘のことは「妄語」(もうご)と言って、犯してはいけないとされている「五逆十悪の罪」になり、「阿鼻地獄」に落ちて、一劫(いっこう)の永きにわたり苦しみ続けなければなりません。

 つまりほとんどの人は阿鼻地獄に落ちることが「決定」(けつじょう)しているわけです。

 では、阿弥陀如来様はそんな私たちを「どう」思っているのでしょう?

 実はそういう私たちこそ「救いの対象」であると言われるのです。

 でもそれには嘘をついたことを認め「反省」し、阿弥陀如来様の「慈悲」の気持ちを信じ感謝する心持ちが必要になります。

 それには「今まで」嘘をついてきたとしても、「これから」は嘘をつかないという「行い」が大切になるのです。


☆今日の一句☆

 嘘をつく
    あなたを仏は
         眺めてる

 

 

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