ほとけさまのおしえ「お誕生日おめでとう、お誕生日ありがとう」

　皆さん、誕生日はお祝いをしたりされたりしていますか？

　「もうそんな歳じゃないから」

　「ついつい忘れてしまってます」

　「毎年みんなでケーキ食べてお祝いしてますよー」

　「一人暮らしなので、ちょっと美味しいものをひとりで食べたりしています」

　と、いろんな声が聞こえてきそうですね。

　それぞれ「思い思いの方法」で誕生日をお祝いされていることでしょう。

　テーブルの真ん中の席を「お誕生日席」と言ったりしますが、誕生日のお祝いの主役はもちろん生まれた「本人」ですよね。

　でも実は他にも「主役」はいるのです。

　それはあなたを生んでくれた「お父さんとお母さん」です。

　実際、お誕生日をうれしく思うのは本人もそうですが、あなたとの「ご縁をいただいた」すべての方にとっても嬉しい日でもあるのです。

　そしてあなたが生まれた日には、お父さんは「父親」として、お母さんは「母親」として生まれた日でもあります。

　そしてそれは「お祖父さんお祖母さん」や、「叔父さん叔母さん」にも言えることです。

　そういう「ご縁」をお互いに感謝できる日でありたいものです。

　関係が近くて濃ければ、それなりに喧嘩をしたり、煙たがったりすることもあるてしょう。

　ても、「誕生日おめでとう」と言ってくれる人には、「こちらこそ私に誕生日を与えてくれてありがとう」と気持ちを返してみるのはいかがでしょう。

　そうすればきっと素敵なひとときが芽生える関係になれるのではと思っております。

☆今日の一句☆

　誕生日
　　　みんなのご縁が
　　　　　　　　　生まれた日