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ほとけさまのおしえ「することをしていく毎日」

 今日からまた「一週間」が始まりました。

 寒い風を感じながら朝早くから通勤通学をされて、仕事や学校で頑張っていらっしゃる皆さんには本当に「頭が下がる」思いです。

 そういう私も、今日は朝のお勤めと掃除をしたあと、おたよりの封筒入れの作業を三十分ほど行いました。

 そこで来客があったので対応させていただいた後、プールでひと泳ぎしランチの大豆ハンバーグをいただいております。

 法要は土日に集中するので、平日の特に月曜日はちょっと「ゆったりめ」に作業を進めております。

 私も以前は平日は「朝から夜まで」仕事に明け暮れておりました。

 そこに「先代の介護」と「お寺の仕事」が舞い込むようになり、いろいろ考えた挙げ句、仕事を「早期退職」することにしました。

 そして住職をさせていただくようになり一番感じているのは、すべてのことが「自分のペース」で段取りができるということです。

 地方の小さなお寺では「役僧やお弟子さん」とは無縁です。

 つまり全て「自ら行う」必要があるのです。

 とはいえもともと仕事量も多くはないので、天気や予定に合わせて「今日するべきこと」を、パズルのように組み合わせて執り行っております。

 でも逆を言えば何もしなくても、「誰にもなにも」言われません。

 自分のペースでできるということはつまり、ダラダラとサボってしまえるということでもあります。

 それを「自戒して、忍辱し、精進して」いく。

 住職とはまさに「自分の心」と向き合うことを求められる立場なのだと思っております。


☆今日の一句☆

 自ずから
    行う気持ち
        菩提心

 

 

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