【ネタバレあり ライブ感想文】ストレイテナー「Silver Lining Tour 2024」@Zepp Sapporo 2023.3.2(土)
こんにちは。シリアスファイターです。
今回はストレイテナー(以下、テナー)のライブツアー、札幌公演のライブ感想文です。
現在も敢行中のツアーですが、「演奏曲言及おばけ」である私👻、以下の文章では印象に残ったことは細部まで言語化していますので、今後ツアーに参加予定の方は閲覧非推奨でお願いいたします。
それでは。
去る昨年10月15日(日)。
私が札幌ファクトリーホールでアジカンのライブツアーに参加している中、日本武道館にて25周年のライブを行っていたテナーの皆さん。
最初にテナーが武道館で行ったライブ(2013年でしたでしょうか?)は私も参加して、3時間、惜しげもなく31曲浴び続けたタフネスは未だに昨日のことのように思い起こされますが、それから10年経った今回の武道館も、たくさんの方の感想やレポートを拝見する中で、今なお現役で勇ましい姿を見せていた様をたくさん想像してワクワクしていました。
武道館に行けない分、昨年参加したツアーやライジングサンで多いに楽しませていただきましたが、武道館が終わった矢先に発表されたツアーの目的地は、昨年よりも大きなハコ、Zepp Sapporo。
前回のZeppでのワンマンは行けなかったリベンジ、また、武道館も経てまだまだ脂乗り抜群なバンドの姿を再び焼き付ける絶好の機会をがっしりと掴んだまま、臨戦体制で挑んだライブの記録です。
会場に着いたのは開演25分ほど前。
エレカシやピロウズなど、テナーがカバーしてきたver.の楽曲が場内に流れる中、雪が降りしきり足場が悪いこの日でも、すっかり楽しみな気持ちでいっぱいいっぱいな私は、今か今かと2階席でその時を待ちます。
17時。
定刻通り暗転する会場にSEとして流れる「STNR Rock and Roll」に合わせて大きな手拍子が起こる中、ゆったりと4人が登場。
準備を終えると、ドラムセットの椅子に乗ってゆっくりと時間をかけて立ち上がり、会場の奥の方に視線を送るシンペイさんの堂々たる出立ちは、まさしく勇者降臨の様相。
私にとってのスーパーヒーローである4人のロックバンドのライブが始まる期待が、否が応にも高まります…!
SE終了とともに、ギターを鳴らし始めたのはホリエさん。
そこにOJさんのギターが重なったということは、この曲は「ネクサス」で、原曲の流れでいうところのアウトロ部分。
そこにひなっちさんのベースとシンペイさんのドラムが合流すると、途端に爆発するミドルテンポの濁流のようなバンドサウンド…!
私が行けなかった武道館でも一曲目に演奏されたことは知っていて、その時もこのアレンジだったかは定かではありませんでしたが、文字通り偶然の巡り合わせで出会った4人が奏でる、渾然一体となったグルーヴが目の前にある今、確かな実感の中を駆け抜ける本物のロックンロールの旅が、この日も始まりました。
シンペイさんが豪快に口火を切るドラミングから察した2曲目は「BIRTHDAY」で、再び生まれるのは、雷雨のように激しくて、美しいメロディのラウドなサウンド。
徐々に激しさを増すお客さんの声と拳に呼応するように、最後のサビの「声は壁を突き抜けて」のフレーズに合わせて、ベースを弾きながら強く拳を前に突き出す仕草を見せるひなっちさんが目に入ってしまったら、私の握る拳にも更に力が入ります…!
一度かかったエンジンは誰にも止められないどころか、更なる火種の火付け役はまたまたシンペイさんで、そのドラムの入りで先ほどよりも大きな歓声が上がり、そこから進軍するひなっちさんのベースで大爆発する「泳ぐ鳥」…!
雷雨の中でも力強く羽ばたくグルーヴが展開される中、曲中に高々とギターを上に掲げるホリエさんの様子からも、既に今日のライブの手応えをここにいる誰もが確信…!
勢いよく羽ばたき、激しい雷雨を打ち付ける分厚い雲を切り裂いた先に聞こえた曲が、開放的な「Melodic Storm」なんて、あまりにもドラマチックな話ですが、やはりどう考えても現実の音と熱量…!
最後には「歌ってくれ!」とばかりに腕を上げるホリエさんに呼応するように、会場中に木霊する「BLOW! THE MELODIC STORM」のフレーズ…!
ホリエさん
「俺たちストレイテナーっていいます!」
今日もあらゆる方向から、真っ直ぐに音の風を巻き起こし続ける、頼もしすぎるライブの幕開けです…!
今度は静かな入りから、サビで激情が爆発する「プレアデス」。
間奏部でのOJさんのギターソロは、会場中にたくさんの星が瞬いている様が見えるような流麗さ。
「BIRTHDAY」に続き、その美しさと激しさに魅了されます。
近年、私が参加しているテナーのライブではほぼ100%の確率で演奏されている「Graffiti」は、前曲からの流れで聞くと、そのアンサンブルの美しさがより際立つ印象に。
激しく掻き乱される曲が続いたこともあり、少し肩の力を抜きながら、視界と心が広がるような音に身を預けます。
すると再び激しさを予感させる真っ赤な照明に包まれるステージから聞こえてくるのは、ひなっちさんのいかついエフェクトがかかったベースと、一発入魂のシンペイさんのドラム…!
「DAY TO DAY」はいつ聞いても、この始まりから、ポップで開かれたあのサビに辿り着くとは信じがたく、それでもそこに辿り着く度に、何度聞いても心が洗われるような感覚になります。
ホリエさん
「声聞かせてくれ!」
曲中に叫んだホリエさん。
言葉にならない、ここにいる一人一人の思いの丈が、テナーのロックンロールを媒介にしてバラバラに木霊する様は、自由なライブハウスの空間として美しすぎました…!
今日も生きている限り抱え続けるたくさんの想いに、少しでも、一部分でも共鳴できるロックンロールを、本当にありがとうございます…!
そうして自分自身を開放した先の道に進むために、さらに勇気の火を焚べるような「Braver」。
注目はOJさんで、ミドルテンポのこの曲でも、サビでは荒ぶるように動き回りながら飛び交うアルペジオ光線を放ち続け、最後のサビ前の間奏では、ステージの前に出て大きく手拍子を煽ったり。
普段は終始クールなOJさんのいつにも増して熱いプレイに、私の勇気の火はみるみる燃え上がるようです…!
ここでようやくMCタイム。
前回のZepp Sapporoは、コロナ禍真っ只中の3年前(本人曰く「キツキツの時」)だったことを振り返り、その時は数百人しかいなかったお客さんが、今日は後ろまで、私のいる2階席も含めてばっちり埋まっている光景を感慨深そうに見つめるホリエさんとシンペイさん。
ホリエさん
「今日は、ペニーレーンじゃ収まらなかったそうですから…!!
ペニーレーンも大好きですよ!
でも今日は収まらなかったので…!!!」
繰り返して強調するほど、3年を経たこの景色は、本人たちにとっても、お客さんにとっても感慨深く、熱い歓声と拍手が送られます…!
この日はお昼に、大好きな札幌のラーメン屋さんに行ってきた4人。
(ホリエさん曰く、「久しぶりにメンバー4人の気持ちが一つになった」とのこと笑)
その食事が主たる原因かは定かではありませんが、ここで手を挙げたひなっちさん。
ひなっちさん
「まじでトイレ行ってきていいですか?」
お腹さんの調子が悪いらしく、ライブ中にも関わらず唐突なトイレタイム!
これが行って戻って2回続くというまさかの展開でしたが、そんな中でもホリエさんとシンペイさんによる愉快なMCで場を繋ぎ続け、それが当たり前のように許容される優しい世界が、今のストレイテナーの現場の素晴らしさ…!
お腹の調子が悪いひなっちさんとは裏腹に、ラーメンを食べてリハーサルをした後、ケータリングに用意されていたお味噌汁もしっかりいただくホリエさん笑(最初は入ってた鍋を見て、ペニーレーンのケータリングでお馴染みの鍋を、ペニーレーンが好きすぎるゆえに、ここまで持ってきてくれたのかと思ったとのこと笑)。
また、このMCの隙を見て、OJさんはジャージの下に着ていたシャツを一枚脱ぐために、アンプの後ろに隠れてお着替えタイム笑
ホリエさんとOJさんにすかさず突っ込まれながらも、「暑いから…!」と言ってスマートに素早く着替えを終えます、確かに暑い!
さらにMCは、今の状況下に準えて、別バンドであるアジカンのボーカル後藤さんにまで飛び火笑
昔、ライブ中にトイレ?に行く後藤さんをギターの喜多さんがいじった際、後藤さんが猛烈に怒ったらしい?というエピソードに発展し、
「ゴッチ(後藤さん)も狭い男だったな…今は広い男だけど…
…メガネのフレームは年々小さくなってるけど笑」
時を経てもいじられる後藤さんに、笑いが止まらない会場笑
この両バンドの長い関係性があることを知っているお客さんが多い会場だからこその、愛に溢れた時間でした笑
そんな中、どういう流れかは忘れてしまいましたが、ロックバンドは10年おきにかっこいい周期が訪れる?という話に。
「俺たちは25年だから2回ってこと!?」となりましたが、もちろんそんなことはありません。
ホリエさん
「俺たちは、いつでもかっこいいもんね!?」
考えるまでもなく、今日ここまでのライブを持ってしても明らかな事実に、大きな拍手を送ります!
ホリエさん
「今もかっこいい俺たちの曲を!」
ひなっちさんも無事戻ってきたところで、「246」から中盤戦。
トイレから戻って1分もしないうちに、すぐに演奏モードに切り替えるプロフェッショナルぶりは流石の一言。
今が1番かっこいいロックバンドは、そのまま「宇宙の夜 二人の朝」の直球ロックンロールと、アウトロで浮遊してどこまでも漂うようなアンサンブルを自在に行き来して、私の心を翻弄し続けてくれます…!
そんな翻弄は序の口に過ぎません…。
ここから、予想外の選曲と演奏にますます掻き乱されるゾーンに突入…!
先陣を切ったのは「瞬きをしない猫」。
まさかすぎる選曲かつ、硬い岩でガンガンと床を叩きつけるような鋼の演奏と、がなり気味のホリエさんの歌声がギュッと凝縮された2分間を終えると、
「かっこいいぃぃ…」というため息混じりの声が方々から漏れ聞こえてきます(私もその内の1人)。
お次はイントロから悲鳴のような歓声も上がり、私も初めてライブで聞けて歓喜した「BLACK DYED」…!
メンバー4人それぞれの演奏スキルの高さをじっくりと味わいながら、跳ねるリズムが心地良い一曲。
間奏のベースソロで「どうだ!」とばかりに、胸に手を当てるひなっちさんにも、言葉をあえて選ばずにストレートに言うと「変態」という言葉が似合いすぎる、OJさんによる原曲とは全く異なる音色のギターソロにも、いちいち鳴り止むことのない歓声に、今日は本当にストレイテナーが大好きすぎる人が集まっていることを改めて自覚して、勝手に嬉しくなります!!
そんな跳ねるリズムが癖になる曲の中には、まだまだライブで聞きたい曲があるんだよな…なんて雑念がよぎった瞬間、ホリエさんが魅せる軽妙なカッティングはまさしく「DONKEY BOOGIE DODO」…って本当ですか?😭
間奏の飛び跳ねるタイミングでは、ホリエさんのかけ声に合わせてたくさんの手が上がる楽しさが溢れる中、メロディやグルーヴには、どこか哀愁が宿り、なぜか切なくなるこの曲…とうとうライブで拝見するに至りました…!!
ホリエさん
「新曲やります。」
少しの沈黙から、ゆったりとした「インビジブル」。
楽曲に寄り添うように、静かに、丁寧に紡がれるOJさんのギターが、原曲同様身体をゆっくりと満たして離れません。
ホリエさん
「インビジブルでした。」
静かな余韻に包まれる会場に、一筋の光を照らし出すギターストロークは「Sunny Suicide」。
この数曲の間に、アルバム「CREATURES」から3曲も飛び出す驚きも去ることながら、一筋の光を頼りに演奏は見る見る輝きを増し、その最たる立役者はシンペイさんのドラム。
最後のサビ前、シンペイさんのハイハットは分かりやすく勢いを増し、間奏に突入するとともに、ドラムセットの椅子の上にバーン!と立ち上がるとともに、晴れ上がるようなステージとグルーヴ…!
数年ぶりにライブで聞いても存分に感じる、瑞々しいほどの太陽エネルギー…!!
そうして漲る力をポジティブに受け継ぐのは、20周年ライブ時に書き下ろされた「スパイラル」。
そういえば私はほとんどライブで聞いたことがなかった一曲。
ホリエさんのアコギを交えた、爽やかさやポップさの中に、この曲を聞いてくれる誰かの存在や、何があっても諦めないことを歌い続ける意志の力強さを、特にその凛としたホリエさんの歌から、存分に感じることができました。
イントロ前にホリエさんが奏でるピアノですっかり分かってしまう「SIX DAY WONDER」は、北海道の冬だからこそ聞きたい曲の一つ。
優しい余韻とともに、中盤戦を締め括ります。
ここからまた、少し長めのMCタイムでしたが、少し記憶が曖昧であまり思い出せず…。
ただ、今年はまだまだ北海道に来る予定がたくさんあるとのことで、何やら告知がありそうな雰囲気を見せるホリエさんでしたが、詳細は忘れてしまったとのこと笑
ホリエさん
「楽屋に貼ってあるんで笑
またアンコールでお知らせします笑」
まさかの本編終了前のアンコール宣言でしたが笑、まだまだライブは終わらないということですね…!
終盤戦は、25周年の一年を代表する曲といって差し支えない「Silver Lining」から。
昨年6月に聞いた時は未発表の新曲でしたが、すっかり身体にも心にも馴染んだ曲は速度を変えながらも、真っ直ぐな線を描く銀色の旋律に胸が震えます…!
ホントにかっこいい…!
イントロでの、客席から見て逆光になる照明演出が、バンドの輪郭をくっきりと切り取っていた「冬の太陽」も、これまたこの季節に聞くからこそのエモーショナルが爆発…!!
銀色の風景から、真っ白な大地の原風景に変わるような曲の流れもシームレスで、美しく、激しく疾走していく情景が浮かびます…!
季節を飛び越え、今年の夏も「何度でも」見に行きたい「最後」の海を思う「シーグラス」。
最後のサビ前には、両手で渾身の投げキッスを送るシンペイさんに、どれだけのファンがキュンキュンさせられたことでしょう…!
ほんのり甘酸っぱさもプラスされた夕暮れ時の海の光景…今年もどこかで見られることを、期待せずにはいられません…!
そんな言葉で締め括られる曲の次に、真っ直ぐでたらめなエネルギーを放つのが「MAGIC WORDS」なんて、ちょっとできすぎてませんか…!!??
ライブに行く度にこんな感想文を書いたり、現実でも言葉を見つけてコミュニケーションしていくことを諦めたくない、何度でも自分の言葉を見つけに行きたい、自分にとって勇気をくれるような選曲。
私が上げる拳の強さは、間違いなくこの日1番でした…!
ホリエさん
「(ライブが)終わっちゃうの寂しいけど、アンコールやるって言っちゃったから、告知持って戻ってくるね笑」
終わるはずなのにそんな実感が不思議と薄まってしまったライブですが、それでも終わりが近づいてきたタイミングで聞く「彩雲」は、暖かいけど、ほんのりと浮かび上がる寂しさがハッキリと際立つ響きでした。
前のMCから、この曲で終わりかな…と思っていました。
ところが機材をチェンジするメンバーの姿から、後一曲くらいやりそうな雰囲気…。
何の曲かな?
ホリエさん
「最後の曲です。ありがとうございました!」
始まったのは、「TENDER」…!
不意打ちすぎて、最後の最後で思わず溢してしまいました。
どこまでも容赦ない現実が目の前にあり続ける中、柔らかい表情の4人が奏でる旋律は、どこまでも優しいものでした。
溢れてるものは止められないけど、静かに歌う唇の動きも声も止められませんでした。
それだけ今日も、これからも、生き続けたくて、この音がありがたくて仕方ない時間。
最後に会場中で合唱になった、「RAIN DOWN TENDERLY」のフレーズ。
最後の最後だけ、ホリエさんの咄嗟の誘導で、「SNOW DOWN TENDERLY」に変わりました。
冒頭に書いたように外は大雪。
でも、こんな歌があるなら、こんな天気も少しは綺麗に思えるかもしれない。
そんな余韻に包まれる中演奏を終え、ステージ前に集合して肩を組み、大きくお辞儀する、四人に、例え難い想いをたくさん込めた大きな拍手を送りました。
あんなMCがあったとはいえども、もちろんアンコールは私から求めない限り始まることはないのでもちろん手拍子手拍子!
そうして出てきた4人。
まずは、予告通りホリエさんから、今年6月に初開催される北海道の新しい音楽イベントへの出演が決まったことが告知されます(この翌日に正式告知。)!
今年はこれも含めて、まだ北海道に来る予定があるらしいテナーの皆さん。
ヒントだけでも!と客席から声がかかると、ひなっちさんが一言。
ひなっちさん
「ヒント?……ライブ笑」
そりゃそうですよね!と笑
でもどうやら8月の石狩は声がかかっていない様子で、「出たいよね!?」との声にもれなく歓声が上がります…!
こうして告知を終えるとホリエさんが静かに、思うところがあるような意味深なため息をつきながら、左右に視線を送ります。
ホリエさん
「今日はね…この後やる曲がね…笑」
そうか、ここでやるんですね笑
今回のツアーでは、各地で一曲ずつリクエストを募り、各会場で一位になった曲を必ず演奏するという企画を実施。
どうやら次にやる曲はこの会場で一位になった曲ですが、発表になった瞬間、本人たちも「?」マークだったようで笑
シンペイさん
「どの会場のランキングにも入ってなかったもんね?
今日、この曲に(投票)入れた人ー!?
(なんと誰も手が上がらず)
えっ!?いたずら!?やるの止める!?笑」
と言い出し、今回の投票はライブ参加の是非を問わず誰でも投票できたことから察するに、沖縄あたりの人がイタズラ心で入れたんじゃないかと有らぬ疑いをかけ、謎の沖縄の人モノマネ(笑?)を披露し始める始末笑
(この後ひなっちさんが最終的に、「沖縄の人、ありがとう!」と締めていました笑)
曲自体を知らないメンバーもいて笑、いざ聞いてみたらやっぱり知らない曲だったというエピソードも面白すぎましたが、そんな中頑張ったのはホリエさん。
どうやら1人カラオケに行き、歌詞をガン見しながらスタンディングで歌ったらしいというそのひたむきな様子は、話を聞いたひなっちさんにも「かっけぇー!(その様子)見てえ!」と言わしめるもの!笑
ホリエさん
「…みんなのために歌います!!」
こうしておそらく10年以上振りに披露されたインディーズ時代の曲、「T.W.D.A.L.L.A.」の爆走するビートは、原曲での2人体制から人数が倍になり、音圧は更に更に増強されたことに伴い、未体験のかっこよさが膨れに膨れあがり…いやいや!かっっっっっこよすぎますって!!!!
誰も投票していない(?)とは思えないほど盛り上がるフロアが、その完成度の高さを何よりも物語っていました…!
ここだけで終わらせるのはもったいない!!
ホリエさん
「みんな知らない曲をやったので笑、みんな知ってる曲をやって終わります!!」
シンペイさん
「俺たちはあああ!!
負けるわけにはああ!!
いかないんだああああ!!!
札幌の!…バーサーカーに捧ぐ!!!」
ラストは「BERSERKER TUNE」で、冒頭から、両手を前後にグイグイ動かして大いに煽るひなっちさんに応えるように、この日1番の盛り上がりを見せる満場のオーディエンス!!
振り絞るように、揺れに揺れて、手が上がり続ける、狂騒と狂乱のロックンロールに大いに燃え上がったところでフィニッシュ!!
清々しい表情で、メンバーはステージを後にしました。
ようやく聞けたレア曲から人気曲、新曲まで、今が最強にかっこいいロックンロールを、真っ直ぐ鳴らしただけで、真っ直ぐに心を射抜く盤石のステージ…!
くどいですけど、「T.W.D.A.L.L.A.」は今後もライブでやってもらっていいですか!?
6月も、その先も、いつでもお待ちしてます!!
今回は以上です。
最後まで読んでいただいたそこのあなた、本当にありがとうございました。
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