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札幌-帯広ー釧路と1日で350キロを横断した旅のアルバム

錦秋の北海道紀行(その2)―札幌から釧路まで北海道横断

2023.11.30        記             石河正夫
1.   札幌の名所めぐりとその印象(10月13日午前の部)

朝食は最上階の景色が良く見える窓際に案内された。(8703)

今年は豊漁の当たり年らしく新鮮な海産物を中心にしたメニューを楽しみながら窓から右方向の藻岩山は案外平凡で低い山に感じられた。



ホテルの最上階で朝食



食堂から見た藻岩山

しかしながら、
ホテルのスタッフによれば、「藻岩山」は標高531メートルで展望台からは、高い山に登ったような錯覚に陥るそうだ。
その展望台からは、緑織りなす絶景を360度見渡すことができ夜景は「日本新3大夜景」に選ばれているとのことであった。そうであればもう1日早く札幌に来ることも可能であったのにとちょっと後悔の念が頭をかすめた。

本日のスケジュールは、12時札幌駅集合、釧路迄列車で出かける予定だ。
そこで、午前中はタクシーを借りあげて、札幌市内をまわって名所を見学することにした。

札幌市の街は、京都の如く碁盤の目状に区画されているところが多いが、中央区の「大通り公園」はその典型であり起点でもあるなと感じた。
ちょうどテレビ等が基点となって約1.6キロメートル直線的に伸びているのは気持ちよい。
その点,東京タワーと芝公園の似通った点を想起させた。

札幌市の大通公園


最も意外だったのは写真からも明らかなように人影が極めて少なかったことである。
札幌市自体の人口が少ないのかなと思い、携帯で調べてみると,東京、大阪、名古屋、福岡 についで5番目の大都市圏で 234万人であった。(2023年10月1日の推計人口)
福岡市が270万だからそれほど少ないというわけではない。
ちょうど金曜日でもあり、サラリーマンも旅行中の人も多忙だったのかもしれない。

余談はさておき、次に向かったのはクラーク博士で有名な「札幌市時計台」である。明治時代の建物でもあったせいか、ここは外国人の観光客が多く写真を撮るのに時間を要した。(写真08757.08760ご参照)
建物内部も見学したかったが時間の関係で断念せざるを得ずJR札幌駅に急行することとなった。

札幌市時計台 外国人でいっぱいで写真を撮るのは困難だったが一瞬のすきを狙った。
札幌市時計台 明治時代クラーク博士の構想に基づく


2.  北海道横断(10月13日午後の部.札幌から十勝平野を通り抜け釧路まで)
札幌駅から貸し切り列車(ひとめぐり号)で釧路まで所々の駅に途中下車するも乗りっぱなしで正直言って退屈した。
ただ十勝平野に広がる車窓の景色は田園や山野の風景が車窓から飛び去って行くのを見ながら、これは見慣れない景色だぞと思う瞬間シャッターを押さねばならず緊張は解けず意外と疲れました。


典型的な十勝平野の牧草地帯


夕張川の橋梁
貸し切り列車はこのような小川を度々渡った
夕張駅にて駅長や住民より歓迎された。(2023.10.13午後)


綺麗な川と森に囲まれたヨーロッパの絵になるようなニュータウン
車窓から度々見慣れた典型的な十勝平野の風景


夕張駅では駅長他駅ぐるみで幟を立てつつ歓迎され、驚かされた。(
夕張駅を通り過ぎてから突然、川と森に囲まれた絵の如きニュウタウンが出現した時は驚いた。幸いシャタ―を切る瞬間が間に合いほっとした。(08789)
その後、帯広駅に相前後して広い牧草地帯と遠くの山が現れ、(8811.8841.)うとうとするうちに釧路に着いた。駅近くのホテルに直行し旅装を解いた。

帯広駅に近い十勝平野の牧草地帯


釧路は漁港で有名なのは知っていったが、現場を見られず残念な思いであった。
以上
備考:次回は日本の「本土最北端の根室半島」を訪ねる。

根室の位置関係を示す図

(了)


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