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夏に脂のりが最高になる大阪湾内の「金太郎いわし」

今日も夜ごはんの話をします。
1日の最後はおいしい料理をということで、夜な夜なごはんを作っては勝手に紹介しています。


この時期に旬を迎えるいわし
脂ののりがよく、おいしいくなります。

この時期に大阪湾内でとれるいわしを「金太郎いわし」と言います。
丸々としていて、脂ののりがいいのが特徴です。

今回はそんないわしが手に入りましたので、
お刺身にして食べることにしました。


この時期の鮮度のいいいわしが手に入ったら、お刺身で食べてみるのはいかがでしょうか。ぜひ、さっと流して見てみてください。


▶いわしの旬について

回遊魚なので、年中獲ることができます。

旬は産卵が終わった6月から9月くらいにかけてだと言われて、脂ののりが良くなり、おいしくなります。


本日、紹介する「金太郎いわし」は、
7月から9月に大阪湾内で獲れるいわしのことです。
関西では、有名ないわしのブランドとなっています。


関西のお魚屋さんで働いていたときには、
「金太郎いわし」をよく食べていた記憶があります。

関東に来てからはあまり見かけないですが、今回はたまたま手に入りました。




▶いわしの見分け方

魚の見分け方には、「鮮度」と「おいしい」の2種類あると思います。


鮮度のいい「いわし」の見分け方は、大きく3つ。


  • 目が濁っていない。

  • 鱗がついている。

  • お腹に硬さがある。

目が濁っていると、漁獲されてから時間が立っている可能性があります。

鮮度が悪くなると、鱗が落ちやすいです。いわしはもともと鱗が剥がれていることが多いですが、ついていることもあります。

お腹を触って硬さがあれば、内臓が溶けていないので鮮度がいいです。鮮度が悪くなると内臓が溶け出して、鮮度が悪くなります。しかし、不用意に商品に触らないようにしましょう。




おいしい「いわし」の見分け方は、

  • 顔よりも体高がある。

体高があるということは、それだけ脂肪を蓄えていたり、身に栄養がいっていると言えるので、おいしい魚となります。


体高があっても、鮮度が良くなければ、お刺身にするのはおすすめできません。家庭でのお刺身を作る際は、第一に鮮度が良いもの選ぶことをおすすめします。




▶金太郎いわしのお刺身

本日は、鮮魚に力を入れている近所の魚屋に行くと、大阪湾内のいわしが。大阪湾内のいわしを関東地方の方ではあまり見かけなかったので、思わす見入ってしまいました。

見た目の鮮度感もよく、店員さんもきちんと選んでくれたおかげで、いい「いわし」を手に入れることができました。

しかも、1匹数十円で売っていたので、お買い得でした。


捌いている時に、鱗も若干ついており、
内臓も形が保たれて、内蔵周りの身がしっかりとしていたので、文句なしのいわしでした。


お刺身にして食べてみると、
脂がとろっと溶け出して、いわしのいい香りが広がりました。

嫌な臭みはありませんでした。

また、香りが強すぎると感じる方は、
大葉やみょうが、生姜、ねぎなどの薬味をすこし添えるといいと思います。どの薬味の風味とも合いより一層美味しく感じます。



■材料(1人前)

  • いわし  :2匹

以下はお好みです。

  • 大葉   :1枚

  • 生姜   :薄切り1枚

  • みょうが :1/3個

  • ねぎ   :お好み

  • 醤油   :お好み



■ポイント

  • サイズは、15cm程

いわしには、小骨がたくさんあるので、15cmほどの個体をお刺身にするのがおすすめです。骨は抜きますが、少なからず残ってしまいます。その場合は、骨を切るように包丁を入れると、骨を感じにくくなります。

  • 鮮度の良い個体を選ぶ

いわしは鮮度落ちが早いので、できるだけ鮮度の良いものを選ぶのがおすすめです。鮮度のいいものを購入しても、その日に食べなければ、内臓を抜いて、水気をしっかりととっておいて、次の日くらいまでには消費しましょう。


■作り方

1.薬味の用意

  • お好みの野菜を小口切りや千切りにしておきます。

2.魚の下処理

  • 頭を切り落とします。

  • お腹の部分の身には小骨が多いので切り取り、内臓と血合いを取り除いてきれいに水で洗い流します。

  • 魚のお腹の中骨沿いに親指を入れて、背中の皮を残して、中骨と身を剥すように尻尾まで指を滑らせます。開きみたいな形になります。

  • 頭側の中骨を持って、中骨と身をゆっくりと剥がすと、骨と身がきれいに剥がれます。

(できるのであれば、おなか側にも骨が残っているので、それもピンセットで取り除くと骨を感じにくくなります。)

3.盛り付け

  • 皮をもって、身と皮を剥がします。

  • 一口サイズに切りつけて、薬味と一緒に盛り付けます。


捌くとことが難しいですが、それを乗り越えると美味しいいわしのお刺身を食べることができます。

参考になる動画を最後に載せておきます。




📝まとめ

7月から9月に大阪湾内で獲れる
丸々としていて、脂ののりがいい「金太郎いわし」。

もし、この時期に鮮度の良いいわしが手に入りましたら、いわしのお刺身を作ってみるのはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございます。
よろしければ、また見に来てください。



銀座渡利さんのいわしのさばき方の動画です。いつもきれいな仕事で見とれてしまいます。


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