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サインは語る

皆さん
小学生の頃とかに
自分のサインって考えませんでしたか?

私は考えました
結構、本気で

いつどこで書くかなんて考えていなくて
「どこかで突然サインを求められた時」
という
シチュエーションのために
一生懸命広告の裏に
サインペンを走らせていた私

いつかこのシチュエーションが
叶う日、来る(言った!!)

先日、レシピ本の出版を控えた
ますみちゃんが我が家へ来てくれて
一緒にサインを考えた
これがものすごく楽しかったのだ

この、いま目の前で書いているサインが
(いや、もしかして変わるかもしれんけど)
ますみちゃんが!
出版する!
レシピ本に!
書かれるって!
ひとごとながら興奮する

それにしてもサインって奥深い

漢字、ひらがな、英語…と3パターン考えたけれど
同じ「わたなべますみ」という文字に
無限の表情があって
それを読めるか読めないかギリギリまで攻めて
文字を崩す

このクルンクルンがミソ

サインを作る会社のサイトを見たり
真澄の澄の豆の部分をどう崩すか
豆のロゴのサイトを見てみたり
改めて文字の線の構成や形の意味を
深く深く考えた

そして!形になったーー!!
これが採用になるかは分からないけれど
色紙に記念すべき「サイン1号」を
書いてもらった

「先生」って!

数ヶ月後にはますみちゃんのレシピ本が出版されて
サイン会があって、出版のお祭りがあって
世の中にあの美味しいレシピが広まって…

美しい色の洋服を着たますみちゃんが
サラサラとペンを走らせる姿を想像するだけで
私は嬉しい

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