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ピアノの先生の独り言♪#40初コンクールの指導法③本番はメンタルケアが大切。

ピアノ教師のmasakopianoです。
教室の生徒さんの初コンクール、終わりました!!
本番1週間前は、
不安を取り除くサポートが、レッスン以上に大切な仕事です。
オリンピック選手も、メンタルケアのサポートを受けていると聞いたことがあります。
本番は1回勝負。その1回にどれだけ集中して、練習してきたことが発揮できるか。これが勝敗を分けると言っても過言ではないです。

私の尊敬する大先輩の先生の素晴らしい言葉があります。
練習の時は、自分が一番下手だと思って弾きなさい。
本番の時は、自分が一番上手だと思って弾きなさい。
現実は逆になっていると、先生はおっしゃいました。
この言葉は、生徒さんに必ずお話ししています。
そして、不安になったら・・・ピアノに向かいなさい。
練習が一番の安定剤です😊

本番当日は、とにかくリラックス!深呼吸をしましょう。
できれば、少しストレッチなど体を動かせたらいいですね。
グッパーなど、お指も。
そして、笑顔〜〜♪
心の緊張をほぐしてあげる。
これだけで、随分違います。

さて。
4名の初参加の生徒さんの結果は、
1名、全国大会へ初参加ながら頑張りました。
惜しくも全国は逃したものの入選した生徒さん、緊張して音が出なかったり、弾く場所を間違えてしまった生徒さん(^_^;)
私はお辞儀からコンクールはスタートしているよ!と、何度もお話ししていましたが、やはり緊張からか少し慌てていたように見えました。
本番は練習より上手ということはないですね。
だからこそ、練習を納得のいくレベルまで弾きこむ。
これに尽きると思います。

とはいえ、コンクールの賞は、あくまでも
その時の審査員、参加者、順番などでも変わります。
絶対の評価ではないことを、必ず伝えます。

コンクールは、レッスンの中のチャレンジ部門だと、私は考えています。
一番大切なことは、毎日の練習です。
その上でのコンクール。
成功体験も失敗も、全て生徒さんの糧になってほしいと思います。


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