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ピアノの先生の独り言♪#36初コンクールの指導法②生徒(選手)先生(監督)ママ(コーチ)の良い関係が大切

ピアノ教室を開講して四半世紀のmasakopiano です。
前回初コンクールの指導のコツ①で、最初から入賞や大きな目標ではなく、種を蒔いていこうというお話をしました。

今回は、コンクールにトライしてみよう!と一歩踏み出した生徒さんとママに対して、どうコンクールのためのレッスン、お家での練習法をお伝えしていくかというテーマです。

コンクール課題曲とは長い期間の練習の積み重ねです。
闇雲にやっても成果は出ません。そこで、練習の見える化(可視化)
練習ノートを作ってもらいます。
書く内容は、練習プログラム、どこにポイント置いて練習したか、そして振り返りです。
このノートは、私にとっても生徒さんの1週間の軌跡が見えるノートです。
書き方は自由。ノートを書くことが不慣れなら、お母さんが代筆してもOKです。
そして、気になるワード、例えばうまくいかなかった、難しかったなどあれば、どこが出来なかった?と聞いて、そのフレーズの練習法やなぜ難しいか一緒に考えます。
お母さんが付き添えない生徒さんは、レッスンを録音した音源をLINEに送って、進捗度を共有しつつ、ご家庭の様子など連絡してもらっています。

ノートを通して、私が一番大切にしていることは、
コミュニケーションです。
一方通行にならないように気をつけています。
ご家庭によっても、温度差もあります。
決して無理をさせては、続きません。
生徒さんがほんのすこし背伸びをするくらいが、長続きの秘訣です。
そして、もっと頑張りたい!!となれば、親や先生が言わなくても、必然的に練習量も多くなります。
前回書いた娘のコンクール失敗談、大きな理由は無理矢理させたことです。
頑張りたい気持ちを上手に引き出せる先生に、その失敗を教訓に日々レッスンしているところです。

いよいよ次回は、本番を迎えて。
本番直前のレッスンポイント、本番の声かけ、
そして結果が出た後の、生徒さんへのメッセージと次に繋げるレッスン。
そんなお話を書いていきたいと思います。



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