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なぜ三朝町の地域おこし協力隊なのか

最初に結論から。
妻の後押しと受け入れ先の担当者に好印象を持てたから。

令和4年。“鳥取県 協力隊 募集”とかって検索すると、いくつかの市町村がヒットした。なかでもJOINってサイトやSMOUTってサイトに情報が集約されていた印象。市町村のホームページだけに掲載されている所もあった。
米子市、日吉津村、境港市は、なんとなーく分かる。高校生まで過ごしてたから。けど他の市町は、行ったことあるな~ぐらい。だから気になるし、知りたいと思ったから、全市町村の役場に協力隊について電話してみた。
Q、募集してますか。
Q、募集する予定はありますか。
電話での受け答えの印象は、どの市町村も良かった。
鳥取好感度UP

ミッションの内容でなんとなく気になる地域が絞れてきたので、妻と一緒にレンタカーで京都から鳥取に向かう。地域観光だ!
その前に気になる地域の役場の方に、想いを伝え、おすすめスポットを聞いた。その時に三朝町から一言「鳥取来るならウチの役場来るか!?」。そんなん言われたら行きますよ。嬉しかった。出迎えてくれたのは、役場の方3名だった。

役所は住民票を貰うだけの場所

募集する内容について聞き、私の想いを伝えた。すると役場の方から、私がものづくりの経験があることから、「どうしても町の中には人口減少で将来、無くなってしまう集落がある。いわゆる限界集落です。存続より、どういう形で幕を閉じるのかを考える時がくる。そんな時、ものづくりで、例えば彫刻なんかで、ここに集落があったんだよってものがあれば。なんてことをふと思いました。」って言われた。正直驚いた。私はこれまで役所には住民票を受け取りに行くだけの場所だったので、そんなことを言われるとは思いもしなかった。私は役所=お堅い人達というイメージを持っていた。
鳥取好感度UP

帰路で妻と話していると、「柾さん三朝町が良いんじゃない?」他の市町とギリギリまで悩んでいたが、その後のやりとりで、三朝町だと自由度の高い活動が出来そうだと思ったので、応募を決めました。実際、自由度は高い。活動以外には、役場の方とは、妻も参加の20人規模の歓迎会から始まり、一緒に登山したり、バドミントンしたり、ONとOFF両方でコミュニケーションをとってもらえて過ごしやすい。
鳥取好感度UP

とはいえ自由度が高い、それは野ざらし、放置プレイ、そんな事と紙一重で注意が必要、合う人、合わない人はいると思う。もちろん課題は山ほどあるのが実態だけど私は良かったぞ。って話。

事前の問い合わせで知れて良かった事

それは副業が出来るのか出来ないのか
当時の自分とすり合わせると、正直出来ない所に良い印象は無い。いざ着任してみて、出来ないって知るのは辛い。
同じ町での協力隊の任期は最大3年。終了後は無職だ。
その為にも副業しながら、地域にソフトランディング出来る手段を持っていたかった。

地域観光して期待したけど得られなかった事

それは“その地での暮らし”。実際1回行った程度で、地域住民とコミュニケーションがとれるかって取れないですし、繋がりが出来るかって、簡単には出来ない。ましてやイベントが無い日に行けば尚更。観光の域を超えるのは難しいことを体感した。
けれども初上陸の場所ばかりだったので、一度に沢山得ようとする方が欲張りだったのかも。

これから鳥取に行くかもしれない方へ

もしタイミングが合えば、お試し協力隊企画をやっている市町村があったりなかったり、移住ウェルカムのイベントや地域題材のツアーをしていたり、各市町村には移住相談窓口的なものがあって、移住に力を入れている地域では自らオーダーメイドツアーなんてものをしてくれたりする。しかも交通費や宿泊費助成を受けられる。最高。
とりあえず、ふるさと鳥取県定住機構か各市町村役場に相談するのが吉。私が移住前は大阪窓口へ相談に行って良かったなと今でも振り返る。

ちなみに私がなんかする時はこちらで告知する予定。


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