見出し画像

元ソフトバンク監督の工藤公康氏から学んだこと

先日、工藤公康氏から「強いチームをつくるために」というテーマでお話を聞く機会がありました。
プロ野球選手として30年近く活躍し、投手として通算224勝、14度のリーグ優勝、11度の⽇本⼀を達成し、優勝請負⼈と呼ばれた工藤公康氏。その後は福岡ソフトバンクホークスの監督として、3度のリーグ優勝、5度の日本一となるチームを牽引されました。
私もチームで仕事をしていますが、チームとして成果を出し続けることは大変さもありますが、
とても面白い事だと日々感じています。
40分間という限られた時間でしたが非常に学びのある時間でした。

まずは、工藤公康さんが監督を引き受けた時の話が印象的で、
孫正義オーナーから「10連覇を目指して欲しい」と言われたそうです。
前人未到の10連覇と聞くと、「そこまでは…」と思ってしまいそうなものですがら工藤公康さんは「そのためにはどうすれば?」と思考をポジティブに切り替えたそうです。
そこから固定概念を捨てて挑戦が始まったとのことでした。
まず優勝を目指すのではなく、最初から10連覇を目指すという目標設定の高さには驚きますが、
だからこそ監督としても強いチームを牽引されたんだと確信するお話でした。
試合でベストなパフォーマンスを出すには、シュミレーションの徹底や全てを想定内にする準備の大切さも教えていただきました。
たいしたシュミレーションもせず、行き当たりばったりの仕事はうまくいきません。
理想の状態に向けてたくさんシュミレーションして、あらゆる事象を考えてそれに対して具体的な対策をしていくことをやればやるほど目標達成は近づくと肝に銘じて仕事に取り組むと決めました。
他にもメンタルコントロールも非常に大事にされていたり、日々鍛錬することも徹底されてきたと伺いました。
最終的には信念と覚悟を持つことを教訓にされていたということで、
監督時代に書き留めたメモも拝見させていただきました。
伺った事を仕事に活かしていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?