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#32 学校が変わらない一つの理由

新学期が始まって一週間の様子を見て、うまくスタートを切れたと思っていたところ、突然の腹痛に見舞われ、一晩経っても治まらず、受診したオカマサです😅便秘薬を処方されました😅😅

さて、今日は公立小学校の教員である二川さんのVoicyを聞いて、だから学校は変わらないんだと腑に落ち、これから必要だと考えたことをお届けします。

二川さんが言うように、学校には、まだまだ効率の悪いものが残っています。最近、ようやく紙に印刷して配付していた連絡文書をデータ送信するようになったり、アンケート調査をオンラインで行ったりするようになりました。

授業でも、ノートに書いたり、模造紙に手書きで資料を作ったりしていますし、行事でも、生徒が手作りでポスターや横断幕を作っています。手作りのものは、一人でやるよりもみんなと一緒にやることが多いです。時間はかかるけれど、仲間と共に創り上げる過程の中で、協調性や達成感を味わうことにつながります。

つまり、学校に残っているものは、効率は悪いけれど、それぞれに「よさ」があるということです。この「よさ」が学校の変わらない要因があると思います。

「よさ」は人それぞれ

「よさ」は価値観ですので、集まる人の数だけあります。もう20年前の話ですが、今では当たり前に行われている通知表の印刷も、所見は手書きのほうが思いが伝わる「よさ」があるという校長先生の価値観で採用してもらえなかった学校もありました。

今では行っていない運動会での「組み立て体操」も一致団結するには欠かせないという「よさ」を主張して、安全よりも優先して行っていました。(私もそのうちの一人でした)

このように、自分の経験によって育まれた価値観を重視してしまい、新たなものでも同じ価値を創出できるのに、これまで経験してきたものを踏襲してしまう傾向が学校は強いです。

よくないのは、変わらないことではなく知らないこと

これから学校がやらなくてはならないことは、時代に応じて変わることではありますが、過去を否定するわけではありません。その時代にとって価値を創出していたからこそ、これまで続いてきたのです。

現在は、テクノロジーの進化により気付かないうちに変化していることもあります。特にAIの進歩は凄まじいです。民間では顧客データをAIが分析し、このタイミングでこの商品の営業を行うためにアポイントをいれるということを行っていると聞きました。クライアントにしてみると、自分のことを分かってくれているように感じ、親近感、信頼感が高まることで、契約につながるのだそうです。

まずは、今を知ること。

知らないとその価値を認識できず、過去の価値あるものを手放せなくなります。よいものがたくさんある学校で毎日生活できることに喜びを感じつつ、これから生まれる「よいもの」を取り入れていくためにも、常に学び続けていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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