尾添 雅弘

▷世界のお母さんが笑顔に。そのためにお父さんができる事を。 ▷3児のパパ、3度の育休 …

尾添 雅弘

▷世界のお母さんが笑顔に。そのためにお父さんができる事を。 ▷3児のパパ、3度の育休 ▷なないろ自然楽校 代表 ~自然の中でみんなで子育て~

最近の記事

「パパ、赤紙ってなに?」皆さんはどう伝えますか?

連続テレビ小説「虎に翼」を見て、長女が私に質問したものです。 その時、私はこう答えました。 「赤紙っていうのは、あなた戦争に行ってくださいという手紙だよ」と答えました。 私にとってストレートに答えたつもりで、この質問はそれで終わると思っていたら、長女は、こう続けました。 「なんで、おめでとうございます。なの?」 一瞬、思いがけない質問で沈黙が生まれました。 私なりの経験で導きだした言葉は、 「当時、天皇という偉い人からの命令でめでたいことだったんだ。でも本当はそうではなかった

    • お帳面は交換日記

      保育園に我が子が入ると、日課になったことがある。それは、保育園の準備である。 次の日の着替えやおむつ、弁当箱、コップ、歯ブラシを準備する。 あとは、お帳面(連絡ノート)の記入だ。 お帳面の内容は、家での出来事や体調の様子を記入する。私は、このお帳面の記入を妻と協力して書いてきた。保育園の準備自体は、周りの家庭に聞くと、ほとんどがママがやっているようだったが、ここに”面白さ”があり、妻を差し置いて私が書くようにしていた。今回はお帳面を書くことで気づくことやその面白さを3つ紹介し

      • いつまでも変わらない、でも新しい景色~渚のプレーパーク~

        5月4日みどりの日、宮崎市青島ビーチセンター渚の交番さんのご協力の下、「渚のプレーパーク」を実施させていただきました。 天気は、”あいにくの雨”、雨風が強く、外の遊び場をカットし、室内での実施でした。 38名の親子連れが遊びにきて、その中には、福岡県や愛知県といった県外の親子連れもいらっしゃいました。今日はこの日の出来事を書きます。 スタッフが見つけた”雨だったから見れた景色”今回は、私とスタッフが見つけた素敵な景色を紹介。 福岡県から来たお母さん×まなさん(スタッフ)

        • みんなでこぞって祝日

          私の職場では、朝礼時に「職場の教養」というものを朗読して、自分の感想を述べる習慣がある。日ごとにテーマと文章があり、意外と読むタイミングと自分の現状とがマッチすることがある。 5月3日のテーマは、「祝日とは」だった。ゴールデンウィークらしいテーマだ。 最近、家族の会話の中でも、「祝日」について話題になった。 妻「5月3日ってなんの日だっけ?」 私「なんだっけ???憲法記念日じゃない?」 妻「それってなんの日なの?」 私「・・・なんだろうね(笑)」 タイミング的にもいいし、調べ

        「パパ、赤紙ってなに?」皆さんはどう伝えますか?

          山登りと子育て

          私は、こどもたちと一緒に、登山やハイキングをしてきた。 自然やこどもたちに教えてもらいながら、山を楽しめている。 https://note.com/masahiro_oz/n/n217869ae27ef 最近、ふと気づいたことがある。 登山をしていると、行き交う人とあいさつをする。登山のマナーでもあるが、あいさつがきっかけで知らない人と会話が始まることもある。山のご縁という魅力が登山にはある。 また、道の譲り合いによって、交わされる小さな感謝のやり取りが、登山道にはある。私

          山登りと子育て

          こどもが教えてくれたこと

          #子どもに教えられたこと 父親になって8年、3人の子宝に恵まれて、妻とともに育児をしてきた。 その8年間を振り返ってみた。 大変なこともたくさんあったが、挙げてみると、良いことばかりだと気づけた。今回は、3つのジャンルでまとめてみた。 ①身についた知識・技術 抱っこ・寝かしつけ ミルクの作り方・やり方 沐浴のやり方 離乳食のやり方 おむつの変え方 ベビーカーの開き方(最初は悪戦苦闘(笑)①) チャイルドシートのつけ方(最初は悪戦苦闘(笑)②) 抱っこひもの使

          こどもが教えてくれたこと

          勉強か?スポーツか?

          子育てをしていると、親同士の会話の話題は、自然と子育ての話になる。 「うちの子は、勉強が苦手で・・・」 「うちの子は、どんくさくて、スポーツはダメ!」 というフレーズをよく聞く。私がこどもの頃、自分の親に言われたこともある。このよくある会話のやり取りが気になったので考えてみた。 なぜ、勉強orスポーツの2つのものさしだけで計るのだろうか? 勉強も、いろいろある。学校の教科だけで考えても、国語・社会・算数・数学・理科・英語・体育・美術などがある。 スポーツは、サッカー・野球・テ

          勉強か?スポーツか?

          こどもは、旅のパスポート

          これから、我が子は、私一人の力だけでは会えない人に会わせてくれる不思議な力を持っている。 我が子を授かるから、産婦人科や小児科の先生や看護師の方たちに会うことができる。病気や体の発達について、我が子を通して、実体験として学び直すことができる。 我が子がいるから、子育て支援センターに関わる人達に出会え、そこに集うママ・パパに出会うことができる。子育ては、一人でするものではなく、手を抜いていいんだと気づくことができる。 我が子がいるから、幼稚園・保育園の先生、そこに通ういろんな年

          こどもは、旅のパスポート

          Tさんとの出会い

           2019年3月、その人(以下、Tさん)は、温かく私たち親子を迎え入れてくれました。 自然楽校を立ち上げる前に、気になったフィールドがあり、我が子と一緒に下見をしに行った場所が、「ボーイスカウト宮崎県連盟キャンプ場」でした。その時が、最初の出会いでした。  どんな会話をしたかは覚えていませんが、我が子と一緒に遊んでくれ、温かい眼差しを送ってくださったことが今でも強く印象に残っています。 その後も、保育園のネイチャーアクション活動(木育活動)で何度かお会いする機会がありました

          Tさんとの出会い

          身体たくましく 心やさしく

           我が子が通う保育園は、2ヶ月に1回、田野町内にあるボーイスカウトキャンプ場で、木育活動をされています。(以下、ネイチャーアクション) 昨年度は長女が、今年度は次女がこのネイチャーアクションを通して、自然や人とつながる体験をさせていただきました。私も、保護者として、ボランティアとして、2年間関わらせていただきました。昨日は、今年度最後のネイチャーアクションでした。 春は、森を散策したり、夏は川で水遊びや自分で創った船を流したりしました。 秋は、先生特製の段ボールピザ窯でピザ

          身体たくましく 心やさしく

          遊び つながるまち 田野町 Part2

          暮らしの中に、自分の「やってみたい」をカタチにする環境がある。 暮らしの中に、子どもから大人までが集まり、「みんなで子育て」する場所がある。それが、「TANOプレーパーク」。 地域のへそになるTANOプレーパーク。 皆さんの生活の時間の中に、「スキ間」はありますか? 公園に行けば、禁止事項が多く、こどもたちは、逆にどうやって遊べばいいか困ります。 また、親のこどもを見張る緊張感で公園内が張り詰めています。親も解放されていないように思えます。 私は、公園は、地域のスキ間だと思

          遊び つながるまち 田野町 Part2

          子育て 泥くさく Part3

          なないろ自然楽校は、諫早市人材育成コーチの池田尚氏(以下、コーチ)を田野町にお招きし、「ここにおってえぇぞ!子育てワークショップ」を開催しました。 参加者は、子育て中のママやパパ、教員の方や児童クラブの職員の方、地域おこし協力隊の方など幅広いジャンルの方々の参加がありました。 テーマは、「今ここ~かかわりの中でつながりが見えてくる~」 こどもとの関わりや、大人の先入観、大人同士のかかわりについて、マジックや体を使ったワークを通して、体験的な学びを深めていきました。 ワークショ

          子育て 泥くさく Part3

          子育て 泥くさく Part2

          なないろ自然楽校は、諫早市人材育成コーチの池田尚氏(以下、コーチ)を田野町にお招きし、「ここにおってえぇぞ!子育てワークショップ」を開催しました。 参加者は、子育て中のママやパパ、教員の方や児童クラブの職員の方、地域おこし協力隊の方など幅広いジャンルの方々の参加がありました。 テーマは、「今ここ~かかわりの中でつながりが見えてくる~」 こどもとの関わりや、大人の先入観、大人同士のかかわりについて、マジックや体を使ったワークを通して、体験的な学びを深めていきました。 ワークショ

          子育て 泥くさく Part2

          子育て 泥くさく Part1

          なないろ自然楽校は、諫早市人材育成コーチの池田尚氏(以下、コーチ)を田野町にお招きし、「ここにおってえぇぞ!子育てワークショップ」を開催しました。 参加者は、子育て中のママやパパ、教員の方や児童クラブの職員の方、地域おこし協力隊の方など幅広いジャンルの方々の参加がありました。 テーマは、「今ここ~かかわりの中でつながりが見えてくる~」 こどもとの関わりや、大人の先入観、大人同士のかかわりについて、マジックや体を使ったワークを通して、体験的な学びを深めていきました。 ワークショ

          子育て 泥くさく Part1

          池田 尚氏との出会い#4

          初めて会った時の衝撃は、今でも忘れない。 私よりも小柄な体だが、その人から出てくるエネルギーと愛はとてつもない。 初めて、「師匠」と呼びたい!そう思えた方です。 私にとって池田さんは、私が、今の自分の考え方の土台を作る上で欠かすことのできない方です。 私は、今回、池田さんとの出会いや出来事を言語化することにしました。そうすることで、今まで得た言葉や考え、目に見えない気持ちや、いつも感じる池田さんの温かさを、理解し、これからの私自身の活動に生かすことができるのではと考えました。

          池田 尚氏との出会い#4

          池田 尚氏との出会い#3

          初めて会った時の衝撃は、今でも忘れない。 私よりも小柄な体だが、その人から出てくるエネルギーと愛はとてつもない。 初めて、「師匠」と呼びたい!そう思えた方です。 私にとって池田さんは、私が、今の自分の考え方の土台を作る上で欠かすことのできない方です。 私は、今回、池田さんとの出会いや出来事を言語化することにしました。そうすることで、今まで得た言葉や考え、目に見えない気持ちや、いつも感じる池田さんの温かさを、理解し、これからの私自身の活動に生かすことができるのではと考えました。

          池田 尚氏との出会い#3