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日本のリベンジ消費はもう始まっているのでは?

ふとした時に、タイトルのようなことを思った。

電車に乗る人、飲み会の予定の入り方、旅行の計画、出張の往来など、この記事を読んでいるご自身やその周辺を照らし合わせても、ここ2、3ヶ月で明らかに変化を感じていることだろう。

そこで、日銀の消費活動指数(下記リンクの中ほどExcelを参照)を見てみた。

見ると、実質消費活動指数も実質消費活動指数(旅行収支調整済)も2020年5月を底に拡大(回復)傾向にあるし、直近の2022年3月、4月で3〜4ポイント伸びている(2021年11月、12月を下回ってるが)。

まだ100(2015年値基準)を超えていないことや、実感値と統計発表にはタイムラグや差があったりすること、そしてもう一度緊急事態宣言になる可能性などを考慮すると、早急に何かを結論づけないのは伺える。

一方、外国人観光客受入拡大やGoToトラベルキャンペーンの再開など、大きめの一歩を踏み込んだことを考えると、これから経済再開後のアメリカで起きたような人手不足や賃金上昇が起こるのではないか。

そして、これらが契機となって、これから日本でもさらなる消費拡大は起こるのではないか、と思う。物価高騰によるスタグフレーション懸念の論調は強いが、押しやってくれるのではないか、と期待している。

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