念願のアコギ購入!!
この度エレアコを購入した。メーカーはHeadwayでHJ5080SEという型番だ。
弾き語りをルーティーン化
そもそも何故このタイミングでアコギを欲したのかというと、新居の壁が薄く以前より音楽しにくい環境だからである。
4月から移り住んだ新居は思ってた以上に壁が薄く、隣の部屋の声が割と聞こえるレベルである。なので、以前のようにエレキの生音をかき鳴らしてレコーディングすることでさえ躊躇ってしまう。
そして、新居の近くに淀川という大きな川があり、その堤防で弾き語りするというルーティーンを作っていきたい。
そうすることでコードストロークの練習になるし、歌の練習にもなるだろうと考えた。
楽器屋で試奏することの大切さ
そんなわけで音楽仲間と楽器屋に行き、色々アコギを吟味してきた。こうやってギターに詳しい友人が楽器屋についてきてくれるのは何より心強い。改めてありがとう。
一応楽器屋行くまでに色々調べて、当初はYAMAHAのLL6あたりが良さげだなと思った。値段で言えば5~6万あたり。
とりあえずここらへんの価格帯のモデルを色々試奏してみた。
アコギというと普段弾く機会がないのでピンと来にくかったが、こうやって弾いてみると一本一本結構音質違うなって思った。
当初はスピッツの草野マサムネさんのサウンドが好きなので、少しぼんやりした輪郭のないサウンドが自分に合っているのかと思っていた。
その旨を店員さんに伝え、持ってきたギターを弾かせてもらったが…、案外柔らかすぎてはっきりしない印象を受けた。
このように、自分の思っているサウンド像と店員さんの思うサウンド像が合わなかったのもあるが、実際に弾いてみなければわからないことがあるとわかった。
もちろんサウンドハウスなどのオンラインショップで買って配達してもらうのもいいが、オレ個人としてはやはり実際に楽器屋で足を運び試奏して吟味する方がいいなと思った。
やはり頭で思い描くサウンドでは限界があるし、実際に弾いてみてどういう音が鳴るのかを知るいい機会にもなるので。
生音>ラインの音
そして、店員さんとの会話で改めて思ったのが、エレアコといえどあくまでプリアンプの音はオマケ程度であると感じた。やはり決め手は生音であると実感したのだ。
それこそ今回自分の買ったHeadwayのエレアコも、ラインの音を聞いてみると少し冷たい感じの音がした。これは搭載されているピエゾPUによるものである。
一方で生音を聞いてみると少し柔らかい感じだが音の存在感がはっきりしている印象を受けた。このようにラインと生音とで結構サウンドの差が明確に出た。
なので今後レコーディングする際、ラインと生音をいい按配でブレンドしていくのが最も重要なポイントになるだろう。
ちなみにあのPUには一つツマミが付いていて、最初Volだと思ったが、いじってみると多分TONEなんじゃないかなって思う。
絞ってみても音は鳴ったし、代わりに音色が暗くなったように感じたので、おそらくエレキのTONEノブのような役割だろうとオレは解釈している。
開放感に包まれた弾き語り
さてエレアコを買って早速淀川へ弾き語りをしに行ったが…とにかく気持ちよかった…!
今までエレキの生音で弾いていたということで、ギターの音が分かりにくかった。それこそ自分の歌声や風の音にかき消されたりなど。
だけどアコギだとよく聞こえる聞こえる。どちらかというとギターの音をききながら歌うイメージ。
そして広い堤防で弾いているということで、遠い遠い遥か彼方までアコギの音も歌も届いていくような気がした。
向こう岸にまで届けるという思いで1曲1曲集中して弾き語りしていきたい。
曲のKeyを変える抵抗感
最近、弾き語りで好きな曲を歌う際にキーを変える行為に対して抵抗が無くなり始めてきた。
例えば前までオレはスピッツの曲を歌う時、キーを変えずに原曲キーのまま無理やり歌おうとしていた。
カラオケでもよくあるだろう、Keyを上げ下げするリモコンが。あれがどうにも好きになれなかった。
なぜならキーを変えてしまうと原曲の雰囲気が変わってしまうから。その違和感が嫌でオレは自分の喉や声域のことも考えず裏声を使ってまで歌っていた。
しかし最近になって自分の歌や声域と向き合うにつれて、そのような抵抗も薄れつつあると思っている。
それこそ女性アーティストの曲やスピッツの曲で自分の歌いやすい音域に合わせるために2音半とか下げることも平気で行うが、それにも対応して歌うようになってきた。
(それほどオレの声域は狭く、高い声が出ない...)
しかし原曲からの違和感はそれでもついて回るので、歌メロがわからなくなる時が時折ある。コード弾いていればなんとなくはわかるんだけど、それでも感覚頼りになってしまう。
なので今後は、Cubaseで好きな曲のDrとKey下げた後のBaと歌メロを打ち込み、WAVに書き出して、それを普段から聞いておく状態にする。
そうすることで、Keyを下げた後の歌メロをはっきりと頭に叩き込んでおく。
こうやって、原曲に対する違和感を減らしていけば、自分の喉の負担も減るだろうし、歌いやすい声で歌うことができると考えている。
自分はボーカリストとしてまだまだ歩き始めたばかりだが、せっかくなので行けるところまで行きたい。
やがていいボイトレが見つかればそこにも通えたらいいなとも思っている。
ヒビロック