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そうだ、氷河へ行こう④ ーFINALー

¡Hola!   ¿Cómo andás?
こんにちは。ごきげんよう。Masacreです。
みなさま、いかかがお過ごしでしょうか。

今日は午前中、近くの神社にチャリでお参りに行ってました。
その帰りに小さな店で色々な味の団子を買ってテンションが上がっている23歳大学生です。(おすすめは栗あん団子!!!この情報どうでもいいか。)


さて、昨日の予告通り、今回は「そうだ、氷河へ行こう」最終編です。

このブログを通じて、アルゼンチンへ行きたい!!と思って頂ける人が1人でも増えることを願い、今日も更新させて頂きます!!

それでは今日も元気に¡Arrancamos!


前回のおさらい

5月12日
早朝にエル・カラファテ着→午後はパタゴニアの荒野を堪能

5月13日
早朝からエル・チャルテンへ。200キロの旅路の途中には美しい朝焼けを堪能。
エル・チャルテンでは少し離れた丘から、フィッツ・ロイを眺め、
帰り道ではグアナコとも遭遇!!!

大事なことを言い忘れていました。
2日目のツアーに同行して頂いたガイドさん、彼女は僕が当時留学していた国立ラ・プラタ大学の卒業生でした!!!!
なんとOGの方に率いられツアーを堪能!

なんという偶然か。そんなこともあったので、ここで追記させていただきます。

前置きが長くなりましたね。それでは本編行きましょう。


ペリート・モレーノ氷河(El Glaciar Perito Moreno)、ここが僕の目的地。

5月14日
遂にこの日がやって来た。
この旅行最大の目的、ペリート・モレーノ氷河である。

朝7時30分、ホステルに迎えのバスが来て、ツアーに参加。
この日も僕以外、全員アルゼンチンの方々。

これはこれで楽しい。

エルカラファテから50キロ離れたParque Nacional  Los Glaciares(氷河国立公園)を目指す。

この国立公園は個人でもいくことができるが、なんらかのツアーを利用するのが無難である。

バスが国立公園の入り口に着くと、ここで入園チケットを買う。
チケットはこんな感じ。

2520ペソ。現金支払いなら1250円ほどだった。
(インフレのため、現在は価格が大幅上昇している可能性大)

立派なチケットだなぁなんて思いながら、バスに再び乗り込み、目的地を目指す。

バスの車窓から景色を味わう。

美しい山々。天気にも恵まれた。


そうこうしている内に、最初のフォトスポットへ。

奥に見える白い壁。そう氷河である。

遂に氷河が目の前に現れる。現在地からまだ距離はあるが、くっきり見える。
綺麗な青空と相性も抜群で、期待が膨らむ。

公園の案内板もあった。

案内図。又も、下の方には世界の都市との距離が表示されていた。

実はこの国立公園内には大きく4つほどの氷河がある。今回のペリート・モレーノ氷河以外にも、ウプサラ氷河などが存在する。(ウプサラは今回断念。)

ちなみに、この国立公園の氷河群は南極やグリーンランドに次ぐ、世界第3位の面積を誇る。世界でも有数の氷河は、ここアルゼンチンにあるのだ。(これ大事。)

さて、バスで少し進んだのち、ボートに乗るように案内される。

ここからは観光遊覧船に乗り換え。チケットは乗船前に購入した。

船内は広々としており、たくさんの観光客(主にアルゼンチン、ブラジル、アメリカなど)がいた。ところどころ英語も聞こえた。

さて、船は湖を進み、船内には第二のフォトスポットに到着したアナウンスが流れる。

湖面から眺める氷河。色に是非注目。

「氷河は青かった」(Masacre)

とガガーリンのような名言を残したくなる青色・迫力である。

まさに氷の壁。

氷河=白という印象を持っていた僕にとって、ここまでの蒼さは衝撃であり、何か魂が揺すぶられるような感覚がした。


湖に携帯を落とさないことだけを注意して、できる限り携帯カメラのシャッターを切りまくった。




船が再び来た道を引き返して港についたのち、バスに再び乗り込んで最後の目的地へ向かう。


そしてバスターミナルを降りた瞬間、目の前に雄大な自然が姿を現す。

これは決して拾い画像ではない。僕が自分の手で撮影したものだ。

遂にペリート・モレーノ氷河である。

際限なく広がっているのではと錯覚するほどだった。

地球が生み出した世界でも有数の光景。


アルゼンチンという地球の真裏に来てまで、見るべき理由がここにある。


さて、ガイドさんからは1時間の自由時間を与えられた。食事を摂るのもよし、公園内の遊歩道で氷河を見るのもよし。


僕は後者一択だった。
遊歩道を進み、目の前の幸せを最大限感じる。
後にも先にも、アルゼンチン留学を通じ、1時間がこれほど短く感じた経験はなかった。

それほどまでに強烈な自然美だったのである。

撮影中、氷河の崩壊が起こった。
文字通り「ゴゴゴゴ」という音を立て、巨大な氷塊が崩れ落ちる。



「ずっと見ても飽きない景色」はこういうものを指すのであろう。

異国の地で2ヶ月ほど時間が経ち、その間も決して楽しいものばかりではなかった。
しかし、この景色を見て、改めて「アルゼンチンを選んで良かった」と確信できた。

心が洗われるような、そんな瞬間であった。



その後、バスでエル・カラファテに戻り、翌日の朝の便でブエノスアイレスに戻った。

こうしてマサクレの初めての一人旅@パタゴニアは終わりを迎えた。


最後に

初めてのパタゴニア旅行であった。しかも1人。

準備の段階でワッツアップ(時には電話)を通じ、ツアー会社・宿と直接話し合って、情報を集めた。(ツアーの詳細、支払い方法などなど)

その過程において、スペイン語の向上以外にも「わからないことは聞きまくる」という姿勢(当たり前だが、意外と多くの人ができないと感じる)がさらに磨かれた点は大きな成長であった。

自分で計画を立てて情報を集め、不明点は明らかにする。
そうした当たり前の行動を異国の地でやり抜けたという謎の自信もついた。

たまには一人旅も悪くないなと感じられたのが大きな収穫かもしれない。



今回でパタゴニア編は一旦終わりである。

読んで頂いた方々、誠にありがとうございます。

次の記事でも徒然なるままに、アルゼンチンのことを書ければと。

それでは今日も一日元気にお過ごしください。


また次回。
¡Nos vemos!

Masacre




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