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しばし、オーディオの沼へ出かけてこよう。

写真は整理中の我が家のリビング。このどデカいJBLのスピーカーを父に譲り受けて、こんなことになりました。

20代の頃は、同世代にしては割とケーブルだのなんだのを自作したり、電源周りにこだわったりしてたタチなのですが、ある程度やってみて、なんとなくまぁちょっと当時の自分の住んでる家なんかにはトゥーマッチだってことで、あんまりやらなくなってしまった。
プロケーブルなるサイトに出会ったのも大きくて、ある程度平準化したフラットな音で楽しむ方がいいと思えた。

余談だけど、ひどい時期は、メートル2万くらいするケーブルまで買ってみる始末で、当時の給料、手取り18万とかで、どこからお金を捻出していたのか、本当に自分でも疑問だ。悪いことはしていないはずなので、まぁ貯金とかいう概念が消え失せていたのだろう。

こうしてどデカいJBLのスピーカーなんかもらうと、その頃の気分がメラメラと湧き上がってきて、アレコレと揃えたくなるわけですが…パワーアンプにプリアンプにプレイヤー…それと合わせてケーブルなんかも選び直さないとな。

でも、アナログはほとんど処分してしまったし、CDもしくはデジタルでの再生なんだよな。意味があるのだろうか。

伝説のジャズ喫茶ベイシーの菅原さんの著作を読んでいて、今でもすごく感動して覚えているのは「オーディオを自分好みに整えるってのは、セッションに加わるようなものだ」ということ。(多分、そんな内容だった)

確かにそうだなと。音源を鳴らすまでを含めてセッション。オーディオを通して、有名なアーティストや、今はいなくなってしまったアーティストと共演できると考えると、心が躍る。

…というわけで沼にハマりすぎないように、リスニング環境を少し整えてみようと思っています。

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