白饅頭氏の永久自粛論、そしてその先のディストピア妄想について
※このノートは前回と矛盾する内容です。
白饅頭氏、またしても爆弾発言!?
ここのところ狭い界隈に衝撃を与え続ける白饅頭氏。今度は新語がとびだしました!
白饅頭氏については前回冒頭を参照してください。
永久自粛論てなんだ?
それは「新しい生活様式」のことだそうです。
手洗いうがいがイヤ?風呂を嫌がって泣き叫ぶ乳幼児!まさにそうですよ。
しかし白饅頭氏は真面目に危惧している様子です!どういうこと?
僕は彼のツイートを検索したところ、その先に恐ろしいディストピア妄想を持ってるらしいことがわかりました。
おそるべきディストピアです。新しい生活様式の先にはこんな暗黒が待ち受けているなんて!西暦20XX年、世界は健康ファシズムの炎に包まれた!
そんなことあるかーーーーーーーー
以下彼の勘違いがなんなのかを探ってみたいと思います。
白饅頭氏の現状認識
まず現状認識について探ってみます。こんなツイートがありました。
『「大丈夫だなと」と判断した人たちが街に帰ってきた』『かれら...愚かだと評価するのは無理がある』とのこと。これは逆に言えば現状でコロナ自粛をする人が愚かだと言っていますよね。また「重症化数・率、死者の年代や人数」という言葉から伺いしれるのは、新型コロナを感染ではなく個人の重症や死亡のリスクで評価するものと考えています。
ぱっと見わかりませんが、これは我々と対立事項になります。少なくとも新型コロナについては厚生省も医クラも感染症の定石、社会での対処、集団免疫や感染対策の方針だからです。
公衆衛生の問題である新型コロナを個人のリスクで判断しているのです!おかしい。
我々の現状
災害ユートピアという本に災害時の民衆の行動についてこうかかれています。
まさに今の我々の行動も、危機にたいして利他的に思いやりをベースに行動しているだけです。遊びに制限があったり旅行ができなかったり、経営する飲食店が倒産してしまったり、それでもワクチンをうち、行動の制約を我慢するのは、公衆衛生の問題である新型コロナを社会のリスクとして判断して、言わば見も知らない老人を助けるために、どこかの診療所を少しでも空けるために行動している。
白饅頭氏の医者と我々への不信
私は医者を煽るものと信じています。それはひとえに医者の使命は人の生命を救うことだから。そのためにはなんでもするのが医者だと私は思っています。
新型コロナの場合は治療相手が一対一ではなく、社会そのものであるためその度合いはひどくならざるをえない。自分勝手な人むけに社会のリスクを個人のリスクと錯覚させるような煽動ともみえる善導が必要なわけですね。
それでも多くの人が医師の言う通りにするのは善導に騙されたのではなくそれが社会的リスクを減らし人命を救う行為だと信じるからです。
しかし、なぜか白饅頭氏は我々全部が医者の煽動を信じて行動していると思っている様子です。
中庸な生活者はコロナの社会的リスクを減らすために行動してきたと思うのですが、「自粛煽り」で行動してきたと思っている様子です。だから医者を煽動者と思っている。
つまり、我々が煽りで正気を失っていた、前述の引用、コロナのリスクにたいしてパニックになっていたと思っているのです。
そうして、白饅頭的永続自粛論
ここまでくると前回のノートにまとめたツイートの意味も異なってきます。
コロナのリスクを個人的にしか捉えない白饅頭氏にとっては医師の「正義を語る権利」が単に煽りとしてしかみえてない。だからこそ医師への不信が吹き出すわけです。
そして、このツイートの主語は医者になっていますが、真の主語の半分くらいは医者の煽りにパニックになっている(と白饅頭氏が思っている)我々でしょう。
そして冒頭引用したこのツイートの「永久自粛論」。我々が医者の煽りに盲従していると思えばこそです。医者が我々をコロナのリスクで煽ればパニックになった我々がまわりに「新しい生活様式」を強要して回ると考えたのでしょう。
そんなことあるかー!(2回め)
我々はコロナに対して利他的に行動しているだけです。パニックなんかなっていない!医者は助言をしてくれていますが、決めているのは我々です。
我々はマスクや手洗いうがいやワクチンでできうる限りのことはするでしょうが、かならずほぼコロナ以前の生活を取り戻そうとするでしょう。
白饅頭氏への幻滅
新型コロナは、社会として対処しないといけません。だからこそ我々は利他的にふるまわねばならない。そして実際そのように行動しています。
しかし、白饅頭氏はエリートパニックというのにかかっているのでしょう。困難があるとき人は利他的になります。しかしエリートは民衆がパニックを起こすと思い込みやすい。
以下英語版ウィキペディアより
白饅頭氏は我々が医者に煽られ、パニックの結果としてワクチンをうち、コロナ感染予防をしてると思っている。白饅頭氏は個人主義と自尊心からリスクがない人がリスクあるようにしている理由をそれしかおもいつけないのです。
あれだけ弱者と共にあった白饅頭氏が全く弱者たちの善性と利他心というものを理解せず、それを思いもよらないでいる。
結局、彼の寄り添いはサービス業のそれであって、彼の書いたものはポルノにすぎない。あそこには彼の本心はなかったのではないでしょうか。
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