ラサール石井氏の「台湾を出発し10時間かけて2日には現地に入った台湾の方」ツイートを掘ってみたら少し臭った件

ラサールまたまた吠える

地震発生直後、台湾を出発し10時間かけて2日には現地に入った台湾の方の映像を見た。瓦礫の下の生存者を救出していた。「行くな」の号令がなければ、自衛隊が一万人入っていれば、低体温症で亡くなる人を助けられたのでは。
被災者は、部屋で叫ぶ人と現地を松葉杖で歩く人とどちらに共感するだろうか。 https://t.co/E2n7HgMfHp

— ラサール石井 (@bwkZhVxTlWNLSxd) January 21, 2024

ラサール対策法ができるらしいともっぱらの噂のラサール石井ですが、性懲りもなくまた炎上ツイートを作っていました。
後段の「自衛隊が一万人」以降については、ネトウヨ諸兄なら寝言とご存知なのでここでは強く触れません。

隘路に大軍送り込むとどうなるかというと死兵が増えて意味がなくなりますよね。この前ロシアがやられたし、戦史上少数で大軍をやぶった、防いだのは多くは隘路でした。
人数が多くても戦える人数が増えなくては意味がないです。
それは災害の場合はもっと深刻でいるだけで物資を消耗してしまう。

— まさあきくんさん (@masaaki_tetu) January 24, 2024

※彼等が誇る、東北震災の大人数展開では交代要員を考えなかったので自衛隊の方が過労だと思われる症状で数名なくなってるの皆さん覚えてるはず。

本題

地震発生直後、台湾を出発し10時間かけて2日には現地に入った台湾の方の映像を見た。瓦礫の下の生存者を救出していた。

これについて調べてみました。

台湾から10時間ていうのはラサール氏の勘違いだった。

台湾から10時間かけて２日に現地入った人？そんな人いるんでしょうか？

「恩を忘れない」台湾からの支援拡大　現地メディアも被災地取材「すぐ行くと決めた」（テレビ朝日系（ANN）） - Yahoo!ニュース

これはラサール氏の勘違いでしょう。台湾からきたわけじゃありません。台湾出身の黄春源さん（49）。日本にお住まいで当日は新潟湯沢からです。
「世界中で起きる大規模な災害に対応すべく、2009年に設立された「Civic Force」に所属。」というサンダーバードみたいな方ですね。１８歳から災害救助初めていま49歳とのこと。プロ中のプロですね。

助けた団体について調べてみた

このCivic Forceについて調べてみました。

Civic Forceについて｜Civic Force（シビックフォース）

公益社団法人　Civic Force（緊急即応チーム）
設立年月日　2009年1月29日
代表理事　根木 佳織
理事　神谷 保彦・阪本 雄一郎・平尾 千絵・真下 八十雄
監事　荒木 洋
事務局長　根木 佳織
本部事務所
〒151-0063　東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12　富ヶ谷小川ビル2階TEL：03-5790-9366　FAX: 03-5790-9368

なんか代表理事と事務局長が30代くらいの女性というのがひっかかります。ぐぐってみましょう。

そうするとこういうノートがありました。

Civic Forceとピースウインズ・ジャパンの代表が同じ大西健丞という方で、Civic Forceからピースウィンズ・ジャパンに2020年ころに勝手な貸付があったようです。本人から本人あてみたいなもんでそりゃ貸付条件甘いでしょうな。利益相反ではないかと言われています。

それをつつく人がいたので辞めて「女性の腹心の部下」(察し)が引き継いだようです。

このPWJ（ピースウインズ・ジャパン)と団体名、大西という方、なんとなくみなさん聞き覚えがありませんか。
https://twitter.com/search?q=%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E5%81%A5%E4%B8%9E&src=typed_query&f=top

駒崎弘樹　塩村文夏　・・・・
上で検索するとアッチ側のイツメンとつるんでいろんな所で名前がでてきますな。PWJはスマトラ沖の地震のドラえもん募金の話を覚えてる方もいるでしょう。

そしてCivic Forceは、サンダーバード風の機能を保つ団体で一応そういう技能はあるけど、それを名目にPWJなどに献金を流す団体？ってことですかな。
大西氏がらみのこういう団体は一つじゃないらしいですね。

おかしな黄春源さん（49）

黄春源さん（49）についてもなんか変なんです。

過去の情報だと別の団体所属なんですよ

倒壊しそうな建物、熊本地震思い出す人も　レスキュー隊員が語る台湾地震の現場

「ピースウィンズ・ジャパン（PWJ）／A-PADの合同支援レスキューチーム隊長・黄春源」
またピースウインズジャパンがでてきた。

【台湾地震】迫る「72時間の壁」、夜を徹して行方不明者を捜索

ここではA-PAD所属です。なんなんだこれは？
A-PADという団体は

A-PADとは

アジア パシフィック アライアンス（A-PAD）は、アジア太平洋地域でNGO・企業・政府が
災害支援のため国境を超えて相互に協力する仕組みです。
・日本発の災害支援の仕組みであるジャパン・プラットフォームやシビックフォースをモデルとして、災害支援のプラットフォームをアジア各国に展開します。

Civic Force？ここではCivic Forceがでてきました。A-PADのサイトのぱっとみどこにも代表者がでてこないでですが、アニュアルレポートなるものをみると、ここにもCEOで大西健丞氏が、ディレクターで根木 佳織氏がでてきます。なんだこれは。
https://apadm.org/common/pdf/annual_report_2022.pdf

ゲスの勘ぐり

台湾の方はまあそういう技能があった方なんでしょうが、なんかそれでPWJというかCivic Forceの名が売れて、募金があつまりそれが横流しでアッチ側のイツメンに、そしてその先へお金が流れるのかと思うとあまりいい事とは思えませんな。
これをラサール石井氏が間違った形とはいえ触れるの、偶然なんですかね？偶然なんでしょうね。