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【Plantbased foods】塩レモンと豆乳マヨネーズ作りを体験して来た!

過日、私はとある事情で静岡県の熱海にいた。
最近忙しくて疲れていたので、熱海在住のアーティストさんとの仕事の打ち合わせを口実に温泉でゆっくりしようと企んでいたのだ。

打ち合わせ相手のアーティストさんは、じつは健康オタクとも呼ぶべき方で、疲労が溜まってボロボロの私に健康的な生活習慣や食事のアドバイスをしてくれるのだが、そんな彼女からこんな提案をいただいた。

「私の友人が熱海で植物由来の食材で作る健康的なマヨネーズと塩レモンのワークショップを開催するんだけど、参加者の欠員が出たみたいなので参加してみませんか?」

どうも面白そうな内容なので二つ返事で参加することに決めた。

Plantbased Cooking Workshop

会場となったゲストハウス マルヤ

翌朝訪れたのは、熱海銀座商店街にある「ゲストハウス マルヤ」。
こちらのエントランスがワークショップスペースとなっていた。

今回のワークショップを主催しているのは、プラントベースフードアドバイザーの森田麻紀子(アキコ)氏。

主催者の森田さん

森田氏は、薬草のワークショップや、動物性ではなく植物由来の原料を使用した食品(プラントベースフード)のレシピを紹介するワークショップをはじめ幅広い活動をされている。
森田氏のインスタグラム: @acco_kitchenandgarden

近年注目されているプラントベースフードは、動物性食品を含む食事よりも健康的で、環境的にも持続可能な食事と考えられているという。

そんなプラントベースのマヨネーズと塩レモンの作り方を学ぶことができるのだ。

ある程度予想はしていたのだが、会場を訪ねると私以外の参加者は全て女性。
男性は私ひとりだけという状況に肩身の狭さを感じ、身長185センチの巨漢の私も借りてきた猫のように背中を丸めて大人しく座っていた。

塩レモンを作る

熱海の無農薬レモン

まずは塩レモンの作り方を学ぶ。
作り方は至ってシンプルだ。

  1. 無農薬レモンを薄切り or くし形切りにする

  2. レモン量に対して15%〜20%の塩(天然塩)を用意する

  3. 1と2を瓶に詰めて密封する

これだけ。
あとは、自宅のあまり日の当たらないスペースに保管しておけば、数週間で良い具合に発酵するという。発酵のスピードを遅らせたい場合は冷蔵庫に保管すると良いそうだ。

筆者が瓶詰めした塩レモン

そもそも塩レモンとは、北アフリカのモロッコの伝統調味料。鶏肉、豚肉、魚、パスタ、鍋など、あらゆる食材に合わせることができる魔法の調味料として知られている。
発酵の度合いによって味わいも変化するようなので、時間の経過とともに楽しむことができる。

こんな素敵な調味料が意外にも簡単に作れるので、また作ってみたい。

豆乳で作るマヨネーズ

続いては、マヨネーズ作り。
マヨネーズといえば、卵黄を使うのが一般的だが、プラントベースの食べ物は動物性の食材を一切使用しない。そこで材料となるのが「豆乳」だ。

材料は以下の通り。

  • 豆乳 200ml

  • 油(こめ油) 120ml

  • 酢(りんご酢) 40ml

  • 塩レモン 12g

  • 塩 8g

  • パン粉 or ごはん 4g

ポイントは、ニオイがあまり強くないこめ油を使用している点と「つなぎ」にパン粉またはごはんを使用すること。今回はレモンの香りを楽しむために塩レモンも使用している。

これらの材料の容量を正確に測って、ミキサーで一気に混ぜるだけ。
これもとてもシンプルな作り方だ。

分量を慎重に測る筆者

ミキサーで混ぜたものを瓶詰めして豆乳マヨネーズは完成。早速作ったばかりのマヨネーズを実食してみる。

森田氏が用意してくださった蒸し野菜を人数分お皿に分けていただく。ブロッコリーやニンジンなど、マヨネーズと合いそうな野菜が揃っている。

自分で作ったばかりの豆乳マヨネーズをつけて食べてみる。なんとも言えない上品な味わい!これは美味しい。

マヨラーの御仁は普段マヨネーズの摂取量の高さによって悪玉コレステロールの数値が気になるところだが、豆乳マヨネーズならその心配も無用。そもそも大豆は血中コレステロールの値を下げる効果があることが知られている。


こうしてワークショップで塩レモンと豆乳マヨネーズ作りを堪能したが、その日以来、食事を作るたびにこれらの調味料が合うメニューを作りがちな気がする。

これを機に植物由来の健康的な食材を使った料理に目覚めてしまったかもしれない。。。

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