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クリプトソーシャルFarcasterとLensの比較
2024年も中盤を迎えた現在、クリプトソーシャルの社会実装が進んできています。
クリプトソーシャルとは
暗号通貨を利用したソーシャルネットワーク
のことです。
具体的には
Xのような企業が運営する中央主権型のSNSではなく、バックエンドにブロックチェーンを利用した分散型のSNS
のことです。
2024年5月時点の主な分散型ソーシャルネットワークには
Farcaster
Lens
暗号通貨業界に見え始めた危険な兆候と今後の戦略
暗号通貨の値上がりがクリプト市場を加熱させています。
ビットコインは米ドル基準で3年ぶりの高値を更新しました。
イーサリアムやソラナも前回のバブルにつけた最高価格に近づいていて、日本円換算では円安の効果で最高価格を更新しています。
この状況は、クリプト業界の人にとって喜ばしい一方、懸念点も出てきています。
それは、クリプトメディアのニュースが
技術や事例に関するニュースが少なく、ほとんど
将来性の高いNFT3選
2022年上半期の熱狂的なNFTブームから2年以上が経過しました。
当時は、小学生の作成したデジタル絵のNFTに数百万円の値がついたり、Xの元CEOジャック・ドーシーの初ツイートが290万ドル(約3億6600万円)で購入されるなど
NFTバブル
が発生しました。
そして、それらの出来事はメディアでも大きく取り上げられ、NFTは次世代のデジタルアートとして特集されました。
しかし2024
レイヤー3ブロックチェーンを理解する
ブロックチェーンにはlayer(レイヤー)が存在します。
ブロックチェーンの主なlayer(レイヤー)には
レイヤー1(L1)
レイヤー2(L2)
があります。
例えば、多くの人がデジタルゴールドと熱狂しているビットコインは、レイヤー1(L1)のブロックチェーンです。
L1のブロックチェーンは
ブロックチェーン・ネットワークの基盤となるレイヤーで、コンセンサスルールやデータ構造など
EigenLayerリステーキングのメリット・デメリットを理解する
EigenLayer(アイゲンレイヤー)のリステーキングが注目を集めています。
とはいえ、2023年後半に話題になったまだ新しい概念なので、多くの人は
概念や仕組みをまだ理解できていないことでしょう。
それどころか
この記事を読んでリステーキングという言葉を初めて知った
という人もいるのではないでしょうか。
しかし今後はリステーキングはもっとメジャーになり、採用するプロジェクトが増えて
AI時代のITエンジニア像
最近の中高生が将来なりたい職業の調査で、ITエンジニアになりたいという子供が増えているようです。
この調査結果を20年前の私が見たら
「エイプリルフールのネタかな」
と疑ったでしょう。
なぜなら、私が新卒時のITエンジニアという職業は
給料が安く、環境も劣悪で、労働時間は300時間を超えることもあるような職場環境でした。
これは就職氷河期かつ、webの黎明期という時代の影響が大きかっ
昭和のオッサン「テクノ・オプティミスト・マニフェスト」を書く
マーク・アンドリーセン(プログラマー/投資家)の書いた
「テクノ・オプティミスト・マニフェスト」
が波紋を呼んでいます。
マニフェストの内容を簡潔にまとめると
進歩を恐れて現在の世界を維持することを優先してはいけない
成長が全てを解決する。成長を促進させるのがテクノロジーだ。テクノロジーに楽観的になれ
テクノロジーを構築し、人類をより明るい未来へと導く、手段としての市場と資本主義を推
ビットコインETFはビットコインを破壊する論について考える
2024年1月、米証券取引委員会(SEC)によってビットコインETFが承認されました。
時を同じくして、暗号通貨取引所FTXの破綻から始まった暗号通貨冬の時代も終わりを迎えつつあり、2024年中にもビットコインはこれまでの最高価格を超えていきそうです。
今回のビットコインETF承認は、暗号通貨業界にとって大きな一歩と言えます。
しかし、このビットコインETF化に警鐘を鳴らす専門家もいます。
ヴィタリック・ブテリンがL2にENS実装を提言した理由を考察する
イーサリアム考案者のヴィタリック・ブテリンがXでL2でもENSを実装すべきだと提言しました。
日本語に訳すと以下のようになります。
ENSはEthereum Name Service(イーサリアムネームサービス)の略称で、イーサリアムのアドレスを人間が読みやすくするためのサービスです。
具体的には
0xBd89481B60aVa6191BB2C6888ee0e1c999W858Dc
の
開発現場でテストコードを書く文化が普及しない理由
「このコード、テストコードが書いてありませんけど」
「申し訳ありません。でも、この機能はなるべく早くリリースする必要があるので、テストコードは後で時間がある時に書きます」
これは、20年前から現在まで続いているシステム開発現場でのやりとりです。
テストコードの重要性は、私が新人の時から色々な書物やweb媒体を通して説かれていますが、実際の現場では未だに軽視されています。
テストコードを書