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地元高速バスの大きな変化からまもなく1年

東京ー銚子線に横芝光・旭ルートができ、これに伴って従来東京から富里・多古を通って八日市場駅・匝瑳市役所に行っていたバスが途中の多古台バスターミナル止まりになってまもなく一年が経つ。

2022年9月15日までの東京ー富里・多古・八日市場線のルートはこうだった

2022年9月15日までのルート

大元は1995年3月に当時の八日市場市がJRバス関東に要望して始まった。当初はJRバスの単独運行で、途中停車駅は多古・三里塚・成田市宮下のみだった。

その後富里を経由するようになり千葉交通が参入してほぼ現在の形になったが、元々富里市内の渋滞が激しく市内を抜けるだけで時間がかかってしまう事もあり、富里・多古は利用客がそこそこいても、八日市場までとなるとこの渋滞を嫌って所要時間があまり変わらないJR総武本線に流れてしまった。

このため、ダイヤ改正の度に多古止まりが増えてしまい、多古台バスターミナルが完成した時にJRバスは全て多古折り返しになった。そして昨年9月15日に多古台バスターミナルー匝瑳市役所が廃止され、翌日開通した東京ー銚子線横芝光・旭ルートに引き継がれた。

2022年9月17日以降。赤は富里・多古線、青は東京ー銚子線横芝光・旭ルート

さて、現状だけどどちらも安泰とは言えない。富里・多古線は運転士不足なのか6月・8月にダイヤ改正を行なっているが少しずつ減便している。去年のダイヤ改正以前は銚子営業所の応援があったが、9月の段階では消えた。しかし数ヶ月してまた銚子営業所の運用が復活したという具合に安定していない気がする。

一方、横芝光・旭ルートはというと、当初旭中央病院止まり3往復、銚子行き5往復でスタートした。そこそこ乗客もおり、専用駐車場のある飯倉・横芝光バスターミナル共駐車車輌がそれなりにある。ただ、今年6月に旭中央病院止まりの2往復が早くも廃止されている。午前中の下りとかでは意外に理由客が少なかったのかもしれない。いずれにせよ乗務員不足もあると思うけど。

なお、筆者はまだこれらのバスに乗る機会が来ていない。機会あればどちらも乗車して確かめてみようと思う。


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