自分自身と友達になる

自分自身との関係はあらゆる人間関係の基盤になり、人生の他の側面にも影響を与えるので、とても大切です。
自分自身に批判的な人は精神的に不安定になりやすく、思うようなパフォーマンスもできなくなります。

自分自身に優しくすることはもっとも重要なスキルであり、習慣の一つです。
自己批判も同様に習慣です。
これは人生全体を台無しにしてしまうような悪習慣です。
ですが、単なる習慣なので、変えることもできます。

自分自身と友達になるために、簡単なポイントをいくつか説明していきます。
自分自身と友達になることは人と友達になるのと、そう変わりません。

1、自分の幸福を願う
自分自身の幸福を願うことを習慣にしましょう。
「私が幸せでありますように」というようなフレーズを用いることも役に立ちます。
自分自身に優しく語り掛けましょう。

2、失敗した時は励ます
失敗した時、自分の心の声に耳を傾けたことはありますか？
僕も今でも時々ありますが、ひどい罵詈雑言を自分自身に向けていることもしばしばあります。
そういう時は、いったん深呼吸して、自分に言います。
「失敗したということは挑戦したということだ。
それは素晴らしいこと。
ここから学び、次は改善しよう。」
僕たちは失敗した時、多くの場合批判される社会に住んでいます。
それは子供の頃からそうです。
ですが、それはあまり役に立ちません。
自分を励まし、失敗から学ぶように自分を勇気づけましょう。

3、傷ついた時は寄り添う
自分の心が傷ついた時、塩を塗り込んで、傷口を悪化させてしまうことは多々あります。
ですが、別のもっと効果的な方法があります。
自分自身に寄り添うことです。
自分がどんなに傷つき、苦しんでいるか、そのことを呼吸と一緒に見守っていきます。
落ち着いてきたら、自分に言います。
「自分は今傷ついている。自分に優しくしよう。この心の痛みが和らぎますように。」

自分自身への優しさが身について来ると、以前ほど失敗が怖くなくなり、人へも優しくなれます。
今回紹介したフレーズなどは自分にしっくりくるものに変えても良いでしょう。
自分自身に優しくし、自分と友達になって下さい。
そのことが世界全体を少しだけ優しくすると思っています。
少しでもお役に立てば幸いです。