自己分析だけでは転職できない。伴走型キャリアコーチングで看護師から異業種転職へ
まさ(@masa_career)です!私が支援したクライアントのEmilyさんとの対談を取材していただききました!異業種転職が成功できた理由について深掘りしているので読んでいただけると嬉しいです!
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「私のやりたかったことに、ピッタリはまる仕事に出会えました」
そう語るのは、看護師からの異業種転職を実現されたEmilyさん。まささんのキャリアコーチングを受けてから1ヶ月で内定が決まり、転職活動はトントン拍子に進んだように見えた彼女。
実は、キャリアコーチングを受けるまでは半年近くも転職活動がうまく進まず、苦しい時間を過ごしていたのだとか。
苦難を経て異業種転職を果たしたEmilyさんが、どのように自分らしいキャリア選択ができたのか、当時のキャリアコーチングの様子を振り返りながら話してくれました。
クライアント:Emilyさん(@Emimountainn)
看護師として5年働き、カナダへワーキングホリデーワーホリへ。帰国後、異業種転職を考えたが、コロナ禍により断念。延べ9年の看護師としての経験を経て退職。
2023年11月より、まさのコーチングを依頼。医療、英語などのスキルを活かした仕事を探していたなか、2024年1月に医療系出版社で内定が決まる。
キャリアコーチ:まさ(@masa_career)
キャリアコーチ歴6年。通算200名以上のキャリア支援を実施。企業の採用支援も行っており100社以上支援。「自分らしい生き方を考える」をテーマに自己分析や転職活動の支援を提供している。「キャリアビジョンを描けない」「自分のやりたいことがわからない」という悩みをコーチングを通じて解決する。コーチ目線と人事目線を駆使して課題解決することが得意です。
「経験を活かして、やりたいことに挑戦できる」そんな会社に巡り会えた
ーーまずは転職の内定が出たとのこと、おめでとうございます!今回は、異業種への転職と伺いましたが、どんな仕事からの転職をしたのでしょうか?
Emilyさん:
ありがとうございます。内定をいただいたのは、医療系の広告・出版の会社です。
元々は9年間、看護師として働いていました。そんな看護師で培った医療の知識を活かしつつ、得意な英語を活かせる、かつ興味のあったライティングもできるーー私のやりたかったことにぴったりはまる仕事に出会えたと思います。
ーー具体的にはどのような仕事ですか?
Emilyさん:
業種はメディカルライターで、プロモーション事業部に所属する予定です。仕事の幅はとても広いですが、薬を世に出していくための書類の代行や、パッケージの選定にも関われると聞いています。
また、英語の文献を読む必要もあるため、英語に触れる機会が増えるのが楽しみです。
ーーまささんは相談当初、Emilyさんにどんな印象を受けましたか?
まささん:
看護師から一般企業へ、未経験での就職となると難易度は高くなるため、しっかり対策をしなければと思ったのを覚えています。
実際にお話をしてみると、筋の通った考え方ができていること、英語が得意なことがわかったんです。だからその強みが活かせて、Emilyさんのような方を必要としている企業はきっとあるし、出会えれば転職は必ずうまくいくと確信していました。
自己分析をしても、転職には繋がらなかった
ーーまささんのキャリアコーチングは、どういった経緯で利用することになったのですか?
Emilyさん:
実は転職を考え始めたときに、他社のキャリアコーチングを受けたことがあるんです。でも、その後の転職活動はまったくうまくいかなくて…。
「これ以上、どうしたらいいの?」と路頭に迷っていたところ、偶然X(Twitter)でまささんの口コミを見かけて。その方は、私と同じプログラムを受けた後に、まささんのキャリアコーチを受けていたんです。「この人に相談したら、私の転職活動も前に進められるかもしれない…!」と思い、相談したことがきっかけです。
他社では、自己分析を中心にサポートしてもらい、得意なことの言語化や自分自身への理解は深まったのですがーー。
自己分析をもとに会社に応募しても、まったく転職先が決まらなくて。5ヶ月ほどそんな状態だったので、これからどう進めたらいいのかと悩んでいるタイミングでした。
ーー自己分析はしたけれど、転職がうまくいくわけではなかったんですね。
Emilyさん:
自己分析を経て、向いてることや得意なことがわかるようになりました。でも、向いている職種ややりたい仕事、マッチする業界など、“リアルな働き方”まで落とし込むことができていなかったんです。
企業に合わせて志望動機を変えながら、手当たり次第に応募していましたね。振り返ってみると、やってみたい仕事ではなかったですし、その会社の求める人材と違ったのだと思います。
ーーなるほど。今まで、まささんが支援をするなかで、自己分析の後に悩む方は多いんでしょうか。
まささん:
Emilyさんと同じような壁にぶつかる方は多いです。
僕は自己分析だけしても意味がないと思っていて。自己分析は「自分の説明書を理解できただけの状態」です。説明書を持っているだけでは、どんな会社・職種が自分に合うのかがわかりませんよね。
だから、転職活動では一歩踏み込んで考えることが重要なんです。
「何をすべきかを明確にする」伴走者がいたからできたこと
ーーキャリアコーチングでは、どのようなトレーニングやワークをしたのでしょうか。
Emilyさん:
特に印象的だったものは、毎日、朝・晩に目標を立てて、どこまで達成したかをまささんに報告するワークです。毎日振り返ることで「自分が立てた目標を達成できた!」と、小さな成功体験が積み重なって、自信に繋がりました。
達成できていないときはまささんのチェックが入るので、今、自分がやるべきことが明確になっていきました。
看護師を辞めて無職になり5ヶ月が経ち、気が抜けていたタイミングで「誰かに報告しないといけない」という“お尻叩き”はありがたかったです(笑)。
ーーまささん、そこまで伴走するんですね!
まささん:
もちろん、毎日すごく手厚いサポートはできませんが…(笑)。転職活動がしっかり進んでいるのかを、ご自身が実感できるようには、しっかりサポートしています。
面接は“自分のこと”を伝える場所だと気づいた
ーーキャリアコーチングのなかで、面接対策もするのでしょうか?
まささん:
はい。とくに面接の際に話す志望動機などは、言葉の選び方から伝え方まで、細かくお伝えしました。通常は、応募する会社ごとにサポートをするのですが、Emilyさんの場合は面接1社目で内定が出たので、最初の1社だけご一緒しています。
ーー1社目で!すごい!Emilyさんは、面接対策でどんなことが印象に残っていますか。
Emilyさん:
まささんから「“あなた自身”のことを伝えないと、採用されない」と言われたのが印象的でした。
以前の面接では、企業を褒めるようなことばかりを言っていました。しかし、面接ではいかに自分を理解してもらえるかが大切だと知って。
私がどんな経験をしてきて、どう感じて就職活動をしているのか、そのうえでなぜこの会社を選んだのか。面接はそんな“私のこと”を伝える場なんだと気づいたんです。「この人は、うちの会社で頑張ってくれる」そう感じてもらえることが一番大切だと気づいて面接に臨めたのが、大きな変化でした。
ーーある程度手応えは感じられていたと思いますが、実際に内定をいただいたときは、どんな気持ちでしたか?
Emilyさん:
これまで模索し続けて悩んだ時間が報われたと思いました。やっていたことが間違っていなかったと証明されたような、「これで良かったんだ」という感覚でしたね。
コーチングを通じて、経験とやりたいことがカチッとはまった
ーー今回、面接1社目で内定がでたということですが、どのようにして求人を知ったんですか。
Emilyさん:
まささんが提携している転職エージェントさん経由で知りました。
まささん:
僕から転職エージェントに求職者のスキルや経験、興味のある分野などをお伝えして、求人をピックアップしてご紹介いただいています。
ーーEmilyさんの場合、どのようにマッチングをおこなったのでしょうか。
まささん:
Emilyさんはライティングにもご興味があったので、出版やメディア系の求人があればご紹介したいと思っていました。看護医療の経験、英語力を活かせれば会社にとってプラスになりますし、Emilyさんのキャリアや年収アップにもつながるとも考えていて。
ご紹介した会社は、本当にすべてがカチッとはまるような会社だったので、決まって良かったです。
ーーEmilyさんは、エージェントさんに求人を紹介いただいて、いかがでしたか?
Emilyさん:
看護師からの転職で出版業界に入れるとは想像していませんでしたが、転職先をご紹介いただいたときに“私がこの会社で働くまでのストーリー”が見えたんです。
だから応募動機もスムーズに書くことができて、面接でも手応えを感じられました。「マッチする会社に出会うとは、こういうことか!」と。
また、転職活動までサポートしてくださるのはありがたかったです。コーチングだけだと、あくまでマインド面での気づきにしかならないと思っていて。私の人となりを分かったうえで精度の高いマッチングをしてもらいましたし、導いてもらえるという点で安心感もありました。
一番の変化は、ポジティブに将来を見据えられるようになったこと
ーーもうすぐ新天地での仕事が始りますが、今後、ご自身のキャリアを見据え、どんなことに挑戦したいですか。
Emilyさん:
短期の目標は、いただいた仕事を完璧にこなせるようになること。未経験の領域なので、一人前になるには時間がかかると思います。信頼して任せてもらえるようになるまで、仕事に向き合いたいです。
同時に、英語も活かすチャンスがあれば積極的に挑戦したいと思っています。挑戦していけば、英語がキャリアになり自分自身の選択肢が広がるので。
長期目標は、人事マネジメントにも関わることです。
こんなふうにポジティブに将来を見据えられるようになったのは、コーチングを経ての大きな変化でした。
ーー最後に、過去のEmilyさんと同じように転職に悩む方々にメッセージをお願いします!
Emilyさん:
先が見えないときは悩みますよね。でも、ひとりで悩んでいても転職活動が長く伸びていくだけですし、最終的に追い詰められて「どこでもいいや!」という気持ちで会社選びをしてしまうことにもなります。
そうなる前に、一緒に伴走してくれる方を見つけてください。モヤモヤと悩んでるなら、伴走者を見つけて走る。転職活動において、これが一番いい方法だと身をもって感じました。
転職活動は一人ひとり違うので「絶対うまくいくよ!」とは言えないですが、少なくとも、私は伴走してもらったことで「いい未来が待っている」と思えるようになりました。
ーー素敵なお言葉ありがとうございます!Emilyさんの新天地でのご活躍を楽しみにしています。
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苦しい時期を乗り越えて、新しい道での挑戦が始まるEmilyさん。異業種転職は簡単ではないからこそ、キャリアコーチングの伴走を得て、自分で道を切り開いた達成感が表情からも感じられました。
ひとりで転職に悩んでる方は、一度まささんまでご相談ください。
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