湘北高校が王者山王工業に勝てた理由を考察してみた
スラムダンクの映画を観にいってからというもの、スラムダンク熱が再燃しています。
久しぶりに全巻マンガを読みました。
「THE FIRST SLAM DUNK」の感想についてはこちら↓ *ネタバレを含みます
今回はスラムダンク史上最高の試合といってもいい山王工業戦について。
湘北高校が王者山王工業に勝てた理由について勝手に考察してみました。
まあ、あくまでも素人目線なので内容の良し悪しはあしからず。
それではどーぞ!
理由①それぞれの弱さを認め、個人がさらに成長した
これは技術面だけではなく精神面もあると思います。
さらに、チームとして勝つための変化を恐れなかったことで、結果としてチームの成長へとつながり、勝利をもたらしたのではないでしょうか。
それでは湘北高校のメンバーがどのように成長していったかをみていきましょう。
<赤木剛憲>
赤木に関しては、技術面よりも精神面での成長が大きいでしょう。
ゴール下での攻防で、河田から得点が奪えず今までの自信が揺らいでいきます。
そんな姿を見たかつてのライバル魚住からの助言を受け、
「現時点で自分は河田には負けるが、湘北というチームは負けない」と開き直ります。
この湘北の大黒柱としての精神的な成長が、勝利へと導いたのはではないでしょうか。
<三井寿>
三井に関しては、2年間のブランクが体力と絶対的な自信を奪ってしまいます。
そんな三井ですが、自分のために赤木がスクリーン・宮城がパス・桜木がリバウンドを取ってくれるといったように、仲間を信頼することで自信を持って3Pを打つことができます。
この3Pの決定力こそ勝利の原動力になったのは間違いないですね。
しかし、バテバテなのにあんなに3Pが入るなんて・・・純粋にすごいですよね(マンガだけど笑)。
<宮城リョータ>
宮城に関しても赤木と同様精神面での成長が大きいでしょう。
ゲームの流れをみてチームを鼓舞したり、山王のゾーンプレスに苦しみますが、身長が低いからこその自分の強みを活かして見事に突破します。
赤木が湘北にとっての精神的支柱であれば、宮城はチームリーダーとしてゲームメイクができるまでに成長したのではないでしょうか。
<流川楓>
流川に関しては、技術的な成長(とくに1on1)が大きいのではないでしょうか。
沢北に1on1を挑み続けますが、ことごとく止められてしまいます。
そこでドリブルだけじゃなくパスを選択。
オフェンスの幅がUPしたことで、沢北を抜きさらなる高みへと登っていきます。
<桜木花道>
桜木に関しても、技術的な成長が大きいのではないでしょうか。
桜木はバスケ経験の少なさが圧倒的に不利なのですが、それを補うような身体能力やジャンプ力を生かしてリバウンダーとしての才能を開花させていきます。
赤木も言っていましたが、桜木は名実ともに”湘北に必要な男”となった訳です。
桜木だけではなく、流川との1年生コンビの成長も勝利の原動力となったでしょう。
理由②それぞれのチームでの役割を理解できていた
山王工業にはそれぞれのポジションで超高校級が揃っていました。
そこに対抗するにはそれぞれの役割を全うしていくしかありません。
湘北高校5人それぞれの主な役割として
・赤木剛憲:チームのために最前線(特にゴール下)で体を張る
・三井寿:3Pシュートを打つことでアウトサイドからの得点を狙う
・宮城リョータ:場面場面でのアシストとゲームコントロールをする
・流川楓:チームの絶対的なエースとして得点を取っていく
・桜木花道:リバウンドをとることで、得点チャンスを作る
この5人それぞれの役割が見事に噛み合ったことが勝因の1つではないでしょうか。
理由③安西先生の言葉を体現した
安西先生の名言といえば
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
ですよね。あまりにも名言すぎます。。
この言葉を体現した試合こそまさに山王工業戦ではないでしょうか。
後半開始早々のゾーンプレスで20点差
↓
桜木のリバウンドと三井の3Pと一度は追い上げをみせるも
↓
沢北の個人技で再び18点差
↓
あきらめずに流川の個人技で追い上げをみせる
↓
最後の最後で逆転をする
湘北メンバーは後半戦いくどとなく点差をつけられ諦めかけますが、自分たちの勝利のために戦い抜きます。
最後の最後まで諦めずに戦い抜いたからこその勝利ではないでしょうか。
まさに諦めずに最後までやり抜くことの大切さを学んだ試合でした。
まとめ
今回は湘北高校が山王工業に勝てた理由を主観バリバリで書いていきました。
主な理由としては3つ
①それぞれの弱さを認め、個々人がさらに成長した
②それぞれのチームでの役割を理解できていた
③安西先生の言葉を体現した
改めて山王工業戦は面白いし、違う視点からも学びがありますね。
あなたが考える湘北高校が勝てた要因はなんでしょうか??
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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