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そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #163

皆さん、こんにちは。家本です。
今回は、先日行われたJ2リーグ 第28節の中から「これってどうなの?」「なんで主審はそう判断したの?」と僕が気になったシーンについて解説します。


【ケース1】 千葉 v 山口戦 71分46秒のシーンについて

7月29日に行われたJ2リーグ 千葉 v 山口戦の71分46秒に起きたシーンです。千葉がコーナーキックをはじめる直前、山口ペナルティエリア内のファーサイドに位置取るヘナン選手(山口)と佐々木選手(千葉)が接触し、佐々木選手はその場に倒れました。その直後、ボールはニアサイドに蹴られ、その後ペナルティエリア外に弾かれました。そのタイミングでヘナン選手は佐々木選手に絡まった足を強く動かし、それにより佐々木選手の身体は動かされました。その後、ボールがタッチラインを超えたところで千葉ベンチがレフェリーチームに猛抗議。その結果、千葉のチーム役員である川原コーチにレッドカードが示されました。このシーンに対して多くの方が「なんで退場なんだよ!」「相手はいいのかよ!」と反応されたのではないでしょうか。まずはこのシーンについて解説します。

論点は何か?

1.なぜ主審は退場と判断したのか
2.判定は妥当だったのか

判定の難易度はどれくらいか?

難易度 ★★★★★(5段階評価)

なぜ主審は「ノーファウル」と判断したのか?

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