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そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #407

皆さん、こんにちは。家本です。

今回は、J1リーグ 第10節の中から「これってどうなの?」「なぜ主審はそう判断したの?」と僕が気になったシーンについて解説します。


【ケース1】 浦和 v 名古屋戦 15分24秒のシーンについて

4月28日に行われたJ1リーグ 浦和 v 名古屋戦の15分24秒に起きたシーンです。副審1のタッチライン付近でボールをキープしていたチアゴ選手(浦和)に対して、河面選手(名古屋)は後方からユニフォームを激しく掴んで対応しました。ボールがタッチラインを超えた後、チアゴ選手は河面選手に向かっていき、苛立ちを見せた直後に右手の甲で河面選手の右顔を強く打ちました。その後、両チームの選手はエキサイト。主審はチアゴ選手に対して警告を与えました。今回はこのシーンについて解説します。

論点は何か?

1.なぜ主審は警告と判断したのか
2.判定は妥当だったのか
3.なぜVARは介入しなかったのか

判定の難易度はどれくらいか?

難易度 ★★★★(5段階評価)

なぜ主審は「警告」と判断したのか?

乱暴な行為ではなく、無謀な行為が行われたと判断したと推測します。

家本はこのシーンをどう判断するのか?

僕の結論は…

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