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そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #151

皆さん、こんにちは。家本です。
今回は、先日行われたJ1リーグ 第21節の中から「これってどうなの?」「なんで主審はそう判断したの?」と僕が気になったシーンについて解説します。


【ケース1】 京都 v 名古屋戦 57分41秒のシーンについて

7月16日に行われたJ1リーグ 京都 v 名古屋戦の57分41秒に起きたシーンです。中盤で浮き球のルーズボールに対して、稲垣選手(名古屋)と福岡選手(京都)がボールを保持しようと反応しました。福岡選手はボールに触れたものの勢い余って稲垣選手をスパイクしてしまいました。それによって稲垣選手はその場に倒れ、主審は福岡選手に警告を与えました。このシーンに対して多くの方が「なんで警告なんだよ!」「ボールに触れたじゃないかよ!」と反応されたのではないでしょうか。今回はこのシーンについて解説します。

論点は何か?

1.なぜ主審は警告と判断したのか
2.判定は妥当だったのか

判定の難易度はどれくらいか?

難易度 ★★★(5段階評価)

なぜ主審は「警告」と判断したのか?

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