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いえぽん、また新しいチャレンジはじめました。

皆さん、こんにちは。家本です。

今回は、僕の新しいチャレンジ(Xではすでに報告済)について、皆さんにお話しようと思います。

結論からいうと、僕は現在フィル・カンパニーの特命部長として、フィル・カンパニーのメンバーの皆さんと共に、企業の価値向上を目指して尽力しています。

フィル・カンパニーは、非常に個性的かつ魅力的な企業で「まちのスキマを
『創造』で満たす」
をパーパスに掲げ、現在2つの商品(「フィル・パーク」「プレミアムガレージハウス」)を世に提供することで、地域社会や地域住民を明るく元気にしている会社です。

僕がここに至る背景を知らない方からすると、「え、なんで急にサッカー界(審判界)からビジネスの世界へいったの?ジャッジ・リプレイはどうするの?」となりますよね。

ですので、簡単に背景をお話しようと思います。

実は昨年の8月ころから、密かに "転職活動" を行っていました。理由は、自分が置かれている状況に違和感と危機感を持っていたからです。

審判卒業後、個人事業主として企業の講演や研修の講師、イベント出演、出版、Jリーグの業務委託、ここnoteでの発信などをおこなっていました。著書「逆境を味方につける」に関しては、たくさんの方にご購入いただきました。本当にありがとうございます。

自分の時間と家族との時間を十分に確保しながら、仕事をして社会に貢献できていたのでそれなりに順調でした。一方で、「もっとたくさんの人を笑顔にできることはあるにも関わらず、十分にできていない」と思っていましたし、その思いは日に日に強くなっていました。

悶々とした日々を過ごしているうちに7月に入り、「新しいことにチャレンジしたい!」という強烈な思いが自分の中に生まれました。そこでパッと思いついたのが、 "転職活動" でした。これまで、(ありがたいことに)転職はあってもいわゆる転職活動はしたことがなかったので、世の中を知るうえでもやってみようと転職サイトに登録し、履歴書や職務経歴書を書きました。それが昨年の8月ころでした。

数社応募し、"お見送り" 連絡をもらいながらもある企業と話が進んでいました。自分の中では「こちらの会社にお世話になろう」とほぼ決めたタイミングで村井さん(元Jリーグチェアマン)とお会いする機会があり、「今度サッカー界から離れて新しいチャレンジをすることになりました。またいろいろと相談にのってください」と伝えました。

翌日、「ちょっと話さないか」と、村井さんから連絡がありました。

そこで村井さんが立ち上げたONGAESHI Holdingsのこと、Tryfundsのこと、両社で共同運営されている地域創生ファンドONGAESHIキャピタルのことを話してくださりました。これらの事業に関わってほしい、夢を追い続ける人々が報われる社会を創るのを手伝ってほしいと、村井さん、丹野さん(Tryfunds 代表取締役 CEO)から声をかけてもらいました。

急な話でめちゃくちゃ驚いたものの、人も組織も理念やビジョンも非常に魅力的(村井さんはもちろんのこと、丹野さんがめちゃくちゃ魅力的で魅了されたというのが本音)だったので、覚悟を決めてジョインすることにしました。

その結果、ONGAESHIキャピタルを運営するTryfundsとONGAESHI HDがフィル・カンパニーへ出資と業務提携契約を締結している関係で、僕は今年の1月からフィル・カンパニーへ出向し、フィル・カンパニーの価値向上に尽力しているというわけです。

50歳という年齢での転職活動はなかなかハードでしたが、「捨てる神あれば拾う神あり」は本当だなと実感したこと、自分が動きだせば何かが変わる(自分が動き出さない限り自分の世界は変わらない)ということを経験できました。

フィル・カンパニーは若い方(20代、30代)がとても多い組織なので、エネルギーに満ち溢れています。彼ら、彼女らの良さを活かし・引き出しながら中堅・ベテランの方の力を融合できれば、フィル・カンパニーが掲げる "Phil=共存共栄" や "三方良し"は 必ず実現できると思っています(「フィル・パーク」「プレミアムガレージハウス」に興味ある方は、一度ご連絡いただけると嬉しいです)。

そのためには、ONGAESHI HDがかかげる「天日干し経営」の精神をフィル・カンパニーに浸透させなければなりません。

「『天日干し経営』って何?」という方もおられると思います。村井さんいわく「魚と組織は天日にさらすと日持ちが良くなる」ですが、より深く理解したい方は「天日干し経営」あるいは「異端のチェアマン 村井満、Jリーグ再建の真実」を読んでいただければと思います。

「家本 × フィル・カンパニー ✕ 地方創生」は今後も発信していきたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね。

それ以外の話でいうと、

・いろいろなイベントには出演する
・企業の講演や研修の講師は行う
・ジャッジリプレイには今後出演しない
・メディアを通じての発信は極力行わない
・noteでの発信は続ける
・Parkでの活動(コーチングなど)は続ける

ということです。

僕の新たな方針として、「メディアを通じての発信は極力行わない」を決めました。理由は、ジャッジ・リプレイでの発言やメディアを通じての発信は「尾ひれはひれ」がついてしまい、本人の思惑とは違った影響を与えていることを実感していたからです。この点は2年間、ずっと悩んでいました。

ですので、発信は続けるものの「できるだけ "色がつかない形" で発信したい」と思い、ジャッジ・リプレイと様々なメディアとは "一線を画す" ことにしました。

これまで不本意ながら傷つけてしまった方、本当に申し訳ありませんでした。

最後に。

本日、「能登半島地震チャリティーマッチ」に関する記者会見が金沢市内で開かれました。ありがたいことに、僕もこのイベントにレフェリーとしてお声がけいただきました。佐藤寿人さんが「被災者の方々が笑顔になれるような素晴らしい時間にしたい」と発言していますが、僕も全く同じ気持ちです。

これからも、たくさんの方が明るく元気でいられるように活動と発信を続けていきます。皆さんの力も貸してくださいね!

サポートありがとうございます。 「サッカーを もっと 面白く」「サッカーで もっと 繋がる」「サッカーで もっと 豊かに」 を実現していくための活動資金にさせていただきます。