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古典的で最強の武器<738/1000>

【ニコチンレス生活760日目】
【ボイストレーニング142日目】

こんばんは。
スピーチを真剣に学んだ講座が終了したのに、何事も無かったかのようにコミュニケーションを取り合う同期生が素敵すぎると感じているコマリストです。


20代の終わりに、真剣に学んだ経営学とマーケティング。


マーケティングを学ぶと、商品やサービスがどのようにして売れるのかといった仕組みを知れるので、これなら何でも売れるんじゃないかと勘違いしてしまいそうになります。
#売れないけどね
#勘違いだよ


そして、ほどなくして思う。
商品やサービスそのものよりも、どう売るかの方が大事なんじゃないかと。


さらに、もう少しすると思う。
売り方で売り切るのは、相手を騙しているみたいで何となく嫌だ。やっぱりクオリティで勝負するのが日本人でしょ。
#謎の
#日本人推し


こうして、最終的に行き着くのは過剰な品質追求と、高コストの薄利多売。


その結果、新たに設立され、10年後に生き残る会社は6.4%という厳しいゲームになる。


確かに、売り手が仕掛けたストーリー通りに買わされてしまう側に自分がなったとしたら、騙されてる気がして嫌だと思う。


けどね、学問としてのマーケティングは、過去に色んな人達が色んな方法を試してきた結果をまとめて体系化したものだから、全ての人に学ぶチャンスと権利がある。 


誰かを騙したり、罠にハメるためではなく、自分自身を守ったり、より多くのお客さん候補に良いものを届けるために活用すれば良いだけのこと。


ところで、このマーケティングのように仕組みとして活用することで、効率的に情報を届けるツールよりも、届く距離は短いけれど、破壊力がハンパないものがある。


それこそが、私がこの3ヶ月かけて学んでいた「スピーチ」です。


スピーチと聞くと、人前で話をするような姿を想像する人が多いと思う。


だけど、スピーチが活かされる場所はそういうシーンばかりでは無いんです。


1対1のコミュニケーションで目の前にいる相手に伝えたいメッセージを正しく届けるのもスピーチです。


対象者が少し増えて、数人相手に大きな声を張り上げて叩き売りをしている昔ながらの八百屋さんや、海鮮市場の漁師さんがやっているのもスピーチ。


テレビショッピングでお馴染みの、実演販売もスピーチのひとつです。


相手の反応を見ながら、相手の理解レベルに合わせて話す内容やトーン、使う言葉を変えて腹落ちするところまでしっかりと届ける。


その結果、本当に価値を理解してくれたお客さんが購入してくれやすくなる。


しかも、自らの身体と声を使って、自らの言葉で価値を言語化して相手に届けているので、売り手が楽している感がなくて、騙している感とか罠にハメている感を感じにくい。


動画とインターネットというツールがあるので例外はあるが、基本的には声の届く範囲が限界距離なので、最も強力でありながら、(物理的に)最も身近な情報伝達手段といえる。


この武器を持っているのと持っていないのとでは、ビジネスもプライベートも大きな差が生まれる。


どうせなら、あなた自身は自分の身の周りの人達に、伝えたいメッセージを正しく届けられる人になった方が良くないですか?


スピーチ力。
ぜひとも磨いて見てほしい技術です。

じゃ、またね〜❣️

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