見出し画像

商品が先か、契約が先か<718/1000>

【ニコチンレス生活740日目】
【ボイストレーニング123日目】

こんばんは。
信頼関係さえ構築できていれば、コンテンツが出来上がっていなくても契約を交わすことが出来るというのが現実世界で起こるのを初めて経験したコマリストです。


一般的に、何かの商品やサービスを、お客さんに販売する場合、どんな価値を提供できるのかということを言語化して相手に伝える必要があります。


こうやって文章にするとややこしいですが、簡単にいうと、どんな商品なのかということをちゃんと伝えないと売れないよねーという話。


これって当たり前ですよね?


では、ゼロから新しい商品やサービスを開発するという場合、お客さんを先に決めるのか、売り物である商品やサービスを先に作り込むのかどちらが良いでしょう?


これまた一般論で言えば、商品やサービスが確定していなければ、相手に伝えることが出来ないから、「商品やサービスを作り込むこと」が再優先事項となる場合が多い。


ここで、自分が購入する側になった場合のことを考えてみて下さい。


自分の要望に100%マッチする商品・サービスというのは、世の中にもなかなか存在しません。


そんな時、目の前に2つの選択肢が用意されていたとして、あなたはどちらを選びますか?


①要望に100%マッチするものでは無いけれど、8割程度は希望を満たしていて、安価なもの


②妥協せず、要望に100%マッチする完全オーダーメイドのフルカスタムを作る


当たり前ですが、②の商品はかなり高額になります。


この場合、ほとんどの人がある程度の妥協を伴って、①を選択するはずです。
#日本的思考回路
#妥協は美学


いやいや、こんな選択を求められる買い物したことないから分かんないし!


そんな商品、存在しないでしょ!


と思ったあなたのために1つ具体的な商品を紹介しておきます。


こういったケースは、例えば、スーツなんかで、実際に見られる選択だったりします。


イオンさんのような大型のショッピングセンターで販売されている汎用型で安価なスーツが選択肢①の中でも最低ランク。
#良いものでも
#1万円以下


青山や、名神のようなスーツ専門店で売られている汎用型(ブランドタグあり)を①の標準ランク。


専門店で扱われるセミオーダー品(パターンオーダー)を①の上位ランク。


一流ブランドの一点物を生地から選ぶフルオーダー品が②。


単純な①と②の選択ではないですが、要望や体型とのマッチ率が上がれば上がるほど、高額になるのが分かります。
#選択肢多すぎ説
#オーダースーツの価格破壊


では、この高額のスーツは、いつ製品として完成するのか?


フルオーダーの場合、注文が入ってから採寸とカスタムを行うので、「注文後」に製品の形ができ上がることになります。


つまり、製品作りよりも注文が先に来るということ。


これって、販売時点では世の中に存在しない商品を売ってるってことになりますよね。
#スーツだからだとか
#指摘してくる人多そう


それなのに、高額で取引されるわけです。


これ、面白いと思いませんか?
商品やサービスが先に出来上がってなければ、売ることは出来ないというのが、思い込みだと証明するリアルなケースのひとつです。


ちなみに、私のようにアドバイスや助言といった無形の商品を販売する場合でも似たようなことが起こります。
#どんな商品でも
#起こりうる話


パッケージ化しないと売れるものも売れない!


と、訴える〇〇マーケティングコンサルタントみたいな人もいますが、特定のお客さんの要望に100%マッチする形で提供する場合には、パッケージ化がかえってマッチ率を下げることになります。


先に契約を取得して、その後にヒアリングを行い、未来に向けてどう関与していくかをあとから決める。


これをすることで100%要望を満たす形で提供できるし、汎用性は下がるけれど高額で契約できる。
#私の場合
#言い値を払うと言われてる


ほんとにレアケースではありますが、お客さんとの信頼構築を先に進められれば、実際にこういうことも起きるということ。
#商品ではなく
#信頼が売れてる


私にとっても初めてのパターンだったので、多くの学びがありました。


上手く伝わっていない気もしますが、伝える能力が足りてないのはご容赦ください笑


さぁて、いくらで提示しようかなー( ̄▽ ̄)ニヤリッ

じゃ、またね〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?