🔰ChatGPTでアプリを作りたい人へ、最低限の知識を爆速伝授

みんなが思い描くアプリ

皆さんがアプリって言うとどんなものを想像しますかね？スマホでサファリやchromeを開いてアクセスできるサービス？それともStoreでダウンロードしてホーム画面から起動するもの？

実際これらは、実装の違いはあれどユーザからすると特に意識する必要のないことなので、違いなんて考えたことないですよね。だからいざアプリを作ろうとしても手が止まってしまうかと思います。なので、一人のエンジニアの意見として聞いてほしいことがあります。

初めて開発に携わるなら Webアプリ をお勧めします。
 
理由は3つあります。

1. モバイルアプリはサービスとしてリリースするまで大変

2. Webアプリをモバイルアプリ風にする技術が存在する

3. 検索すると情報がたくさんでてくる

順に説明していきますね。

初めての開発はWebアプリ一択である理由

モバイルアプリはサービスとしてリリースするまで大変

まず、Storeにアプリを並べたいとなると、審査が必要になります。正直個々が一番のネックかと思います。考えてもみてください。

あなたは。初めてプログラムを書き始めてから半年。ようやく一つのアプリを完成させることができました。意気揚々とStoreの審査にかけたところ、棄却。アプリを修正してくださいと言われるわけです。

当然、これが仕事ならわかりますが趣味として始めたものが最後の最後で認められないのは、如何ともしがたいでしょう。

その点、Webアプリであればサーバを月額1,000円程度で借りれば誰でもサービスを公開できるわけです。そこに審査は必要ありません。

この点で私はモバイルアプリよりもWebアプリを推します。

Webアプリをモバイルアプリ風にする技術が存在する

でも、どうしてもホーム画面からアイコンをクリックさせてやりたいんだ！という方もいらっしゃるかと思います。安心してください。そういうのもあります。

それは、PWA（Progressive Web Apps）といいます。こちらは、本記事で紹介するには話が脱線しすぎてしまうので割愛しますが、Webアプリでもモバイルアプリのようなことができるということを知ってもらいたかったのです！

もちろん、Storeの審査なんかいりませんよ？？

検索すると情報がたくさんでてくる

はっきりいって、個人的にはこの理由が一番です。独学で始める場合、ドキュメントや解説記事が少ない中で戦うのは無謀すぎます。自分で使用技術を選べるのであるのなら、こだわりもあるかと思いますが、まずブラウザで検索をかけたときに情報がたくさんでてくるかを確認するべきです。

最近だとNext.jsやLaravelなんかは情報が多い気がしますね。

Webアプリ完成までの道のり

さて、ここまで読んでくれたみなさんは、Webアプリを作ろう！というきになってくれているかと思います。まさか、あの流れでモバイルアプリをつくろうだなんて思ってないですよね？？

冗談はさておき、Webアプリを作成するにあたっての流れを説明します。

1. どんなアプリにしたいのか決める

2. どんな言語、フレームワークを使用するのか決める

3. 実際にプログラムを書く

   1. HTMLやCSSを使って画面を書く

   2. データベースと接続させてたくさんの情報を整理する

   3. APIを利用してアプリをより、便利にする

4. サーバを契約する

   1. ネットでサーバをレンタルできる場所を探して新規登録をする

5. サーバに自分のつくったプログラムを置く

   1. 管理画面があることが多いのでそれを利用してファイルをアップロードする

とざっくりと書けばこんな感じです。そして、作業内容として大きく分けると1~3までと4~5までになります。とりあえず、4~5はいったん無視して1~3までを本気で勉強していき、余裕ができたら残りもやるといった感じが一番かと思います。

4~5に関してはいろいろ覚えることも多いので後回しにしている部分もありますが、一番は1~3の部分がWebアプリの開発として一番楽しいところだからです。

サービスを公開することよりも、どんなサービスを作るかのほうが重要なのは言うまでもありませんよね？

もっとも重要なAPIとかいうもの

ここまで、読んでくれたみなさん本当にありがとうございました。私の駄文を読んでくださった皆さんだけに、Webアプリ開発の真の肝をお伝えしたいと思います。

それはAPIです。

ちょっとネットで検索するのはまってください。たくさんいろんな情報がでてきてよくわからないことになると思います。なので、まず私の話から聞いてください。（どうしても検索したいかたはWebAPIと検索してください。）

APIってなんそれって話なんですが、これはいわゆるサービスの外注です。例えばですが、ChatGPTを使ったアプリを作りたい！と思ったとき、ChatGPTをどうやって自分のアプリに入れると思いますか？

実は、プログラムだけ（画面はいらない）でChatGPTのサービスを利用できるんです。きっと何をいっているのかわからないと思います。簡単な例を挙げますので実際にこちらを試してみてください。

まずは、コマンドプロンプトを開きます。開き方は「Windowsキー + R」で出てきたポップアップの中に「cmd」と打ち込んでエンターを押してください。そうすると黒い画面が出てくるかと思います。
そこに下記のコマンドを打ち込んでください。

curl -X GET https://icanhazdadjoke.com/

私はこんな文章がかえってきました。

I invented a new word! Plagiarism!

「私は新しい言葉を発明した！盗作！」

うーん、ちょっと意味が分からないですね(笑)
これは、ランダムにアメリカンジョークを返してくれるAPIです。こんなかんじでchatgptもAPIがあるので、それをつかってプログラムを書いていくことになります。実際はライブラリに実装は隠蔽されているので下記のようなコードになると思います。

# APIキーの設定
openai.api_key = "APIキー" 

# GPTによる応答生成
prompt = "以下の条件の下でおいしい食べ物を教えてください。\n条件1:和食\n条件2:甘い"
response = openai.ChatCompletion.create(
                    model = "gpt-3.5-turbo-16k-0613",
                    messages = [
                        {"role": "system", "content": "You are a helpful assistant."},
                        {"role": "user", "content": prompt}
                    ],
                    temperature=0
                )

# 応答の表示
text = response['choices'][0]['message']['content']
print(text)

このようにAPIはいろいろな種類があって、それらを組み合わせていくことでWebアプリは完成していきます。なので、APIを理解することはWebアプリ開発においてはすごく重要なことなのです。

と、まぁAPIについてのイメージが少しはついたかと思います。今後の記事ではAPIについてもっと詳しく書いた記事を載せたいと思います。
また、Pythonの初心者向け記事も書いていますのでぜひそちらもご覧ください。